週明けの7月7日、七夕の日ですが、
「第6回国立競技場将来構想有識者会議」が開催されます。


マスコミ関係者の方は会議の傍聴と記者会見の取材にぜひご出席いただけますようお願いいたします。

これまで私は新国立競技場問題において主に建築のハード面から解説し、特に構造的側面と施工方法から来るコストアップ要因について予測してきたわけですが、

多くの皆様より、なぜこうなんだ?誰が責任者なんだ?誰得なんだ?
という疑問の声をお聞きします。

私もですね、なぜこうなったのか?
誰が責任者なのか?
誰得なのか?

計画が非常にバカバカしく、愚かであることははっきりと指摘できるのですが、原因と経緯と対処方法がよくわからないんですね。

そこで、私の専門の第二の矢。

政治経済学で学んだ、経済的投下資本のひとつ人材面から、人的資源管理、組織構造と便益の関係についても紐解いていきたいと思います。

そして、7月7日に向けて、ここまでの経緯を人物相関関係としてつまびらかにしてみようという試みです。

物事の動きの中には必ずエンジン、内燃機関ですね、と同時に複雑な歯車や車輪があるものです。

同時に前衛と後衛、神輿とそれを担ぐ人、見えないところで段取る人と目立つ役として乗っかる人、という風に役割分担があるものです。
さらには利用される人と利用する人、残る人と切り捨てられる人、トカゲの尻尾と胴体、そして手足と頭、というように全体が機能的に編成されているはずなのです。

それが、非常に練り上げられた精緻な目的をもった組織機構なのか、富栄養や利得を求めて場当たり的に寄り集まり増殖している細菌のコロニー的な集合なのか、によって対処方法は変わると思うのです。

というわけで、ざっくり人的相関図を作成中です。これはまだドラフト(下書き)なので、今後情報を集めて漸進的に更新し続けたいと思っています。

下記に掲載するのが
新国立競技場問題の人的相関(β版15.07.05)です。


知ってることがあったら、どんどん教えてくださいね。