で、原寸大ホワイトベース型分譲マンションについてなんですが、
これ、意外と大きいんですね。
しかもただのオタの夢ではなく、経済的メリットもすごくある。

企画書5ページ目
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結果として、居住ゾーン以外にも商業ゾーンも豊富に取れます。
そういったところをガンダム記念館とか資料館にして、
なおかつ病院とか学校なんかも設置可能です。
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私はできればMSデッキA棟の外側向きの部屋を確保したいところなんですが、
25㎡以下のワンルームでもかまいません。

で、この企画まったくシャレなのかというと、そうでもなくて。
案外どころか非常に事業採算性も高い企画なんですよ。

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しかも、バブル以前に計画していた東京湾埋め立て地は
非常に高い地代家賃を設定しているため、ほとんどの事業が不採算になってしまうか
都が異常に安い地代家賃で短期の定期借地にしているのが実情です。
そのため、バブル期に考えていたような事業誘致が進んでいないんですね。
東京湾の埋め立て事業にとっても起死回生でしょう。
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その問題を一気に解決する可能性があるのが、
ホワイトベース分譲事業なんです。
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なぜなら、付近の建築物を比較して多少高くなったところで、
なんだか名の知れぬデベのマンションや普通の建物を買ったところで
正直なんにも面白くないですが、
私が独自に聞いてまわったところ、
ホワイトベースに住めるなら相場価格とは関係ないっていう方々が大勢いらっしゃいます。

また、投資目的で数戸抑えてすぐに転売したいとか、
オークションで売り出すべきだとか、
いろんな声が聞こえてきました。

というわけで、大事なことは適当なデザインでホワイトベースもどきにしてはだめで、
ちゃんと外装や開口部などを、確かにホワイトベースだ!とファンをうならせるまでの
ディテールへのデザインが重要になります。


つまり、デザインが真の意味での付加価値を生む事例でもあるのです。


また建設コストと同時に心配なのが建築物の品質ですが、
施工するゼネコンは入札というか、ガンオタ以外の担当者を付けてはダメという縛りにし、
作業着も連邦軍の制服にすれば、まさかサボリとか手抜きはないと思うんですね。
現場の作業進行状況も常時動画配信しますし、
工事中の現場見学も常時行われてしまうことになるでしょう。

むしろ現場で作業する各専門業者さんも、
ガンダム好きなやつしか工事しに来ちゃダメっていう入札規定にしとけばいいんだと思うんです。
もちろん素材納入メーカーもガンオタ担当のいない会社は納品不可です。


工事風景の画像を作ってみたんですが、なんかワクワクしてきました。

地下工事部分を担当する山留め工事の方々です。
指示している人は竹中工務店なのか大林組の人なのか、
第二工区の監督さんです。

「アムロ、リュウ、腹起こしのH型鋼の取り付け確認は出来ているか!」
とブライトさんが言っているところです。
それに対しアムロ右下の人ですが
「大丈夫ですよ、ブライトさん。僕が一番うまく溶接やれるんです。」
と口答えしています。

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なんか、本当にザクに侵入されたエアロック付近を緊急工事する連邦軍みたいに見えてきました。

ホワイトベースのデッキ部分の配筋検査する連邦軍兵士たち。

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リュウさんが
「これで、カブリ厚があればおめでとうってところだな。」と写真撮っています。
カイが下を向いて、
「へっ、おれにも鉄筋くらいはな。」とつぶやいています。

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メガ粒子ジェネレーターパイプ工事の様子です。
接合部に問題があったようでして、またまたブライトさんが、
「アムロ、今のままだったら貴様は虫ケラだ」
と小言を言っています。
工事経理部のフラウボウも
「自分のやったことに自信をもてない人なんて大嫌いよ」
とアムロに厳しいです。



工事風景と1年戦争の風景は似ていますね。