今回の作品は

誰も守ってくれない

です。


2009年公開の邦画で、

ジャンルはヒューマンドラマとでも

言いましょうか^^;



主演は佐藤 浩市 氏(勝浦 刑事役)と

志田 未来 サン(船村 沙織 役)です。



主な出演

 柳葉 敏郎 氏、石田 ゆり子 サン、

 佐々木 蔵之介 氏、松田 龍平 氏、

 木村 佳乃 サン、佐野 史郎 氏、

 津田 寛治 氏、冨浦 智嗣 氏


監督は踊る大捜査線の君塚 良一 氏





ストーリー(ネタバレ極小で)



勝浦は離婚危機に直面した刑事。


もう一度やり直すために家族旅行を計画していたが、

休暇の直前に発生した殺人事件の

容疑者宅に行くことになった。


この事件は18歳の少年が小学生姉妹を

刺殺したという事件で、容疑者宅には少年の

父母と妹(沙織)がいた。


そして勝浦に与えられた任務は

容疑者の妹の保護というものだった。


容疑者の妹を守る?と

不思議に感じる勝浦だったが

その任務は彼の想像以上に大変なものだった。



もれの評価は★★★★です。


<内訳>

 ストーリー:★★★★

 キャスト:★★★★

 キャストの個性と演技力:★★★★

 映像の見せ方:★★★

 予想外の展開:★★★

 テンポ:★★★★

 BGM:★★★


プラス要素・・・もれが★を加点した理由

   ・近年問題になっている犯罪者の家族という

    深いテーマの作品で、考えさせられた。

   ・多少大袈裟にされているが

    マスコミやネットといった煽る存在

    描写がうまい

   ・佐藤浩市氏、志田未来サンともに演技力は

    素晴らしいが、二人を取り巻くキャストの

    演技力もハンパないですね^^

   ・柳葉氏のセリフはガツンと来ました。

   ・先読み好きなもれは、

    1つ目の伏線には気づきましたが、

    さらにその先にあった伏線は

    「やられた!」という展開でした。

    その事実が語られる前に

    伏線だったということには気づきましたが

    あらためて君塚氏の脚本に驚かされました^^


マイナス要素・・・もれが★を減点した理由

   ・ヲタクの行動

    リアルに考えて、あの行動はしないでしょう。

    暴●団やヤ●ザならともかく、

    ヲタクはあんな度胸ないし、

    やったら捕まるってわかるだろうから・・・

    そこだけは違和感がありました




この作品、短編テレビドラマの「誰も守れない」と

対になってるそうです。

もれはそちらは見てないですが

この作品だけでも、考えることは多いです。



感動するか?と言われたら微妙ですが

身近にこういった人がいたら

かなり心に響くと思います。


見て損は無い映画だと思いますょ~



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ネガティブ徒然草