今回はサスペンス映画の

Unknown(アンノウン)」を紹介します。


推理サスペンスなのでB級感はとても薄いです。

グロテスクな映像が苦手な人も耐えられると思います。

※殴られて鼻血が出たり程度はありますょ。



この洋画は2006年に公開されました。


主人公はJim Caviezel(ジム・カヴィーゼル)という人で

監督はサイモン・ブランド。


制作費は4億円近くかかっているが、

どこに・・・?と思ってしまう^^;


作品自体は1時間半くらいとやや短い。



ストーリー(ネタバレしないようにガンバリます^^;)


主人公が目覚めるとそこは見たこともない工場だった。

主人公以外にも4人の男が眠っている。


ある者は怪我をしているし、

ある者は吊るされているし、

ある者は椅子に拘束されている。

異常な状況であることはすぐにわかる。


主人公は

自分の記憶が失われている

ことに気づく。


一本の電話がかかってきたが

自分が誰なのかわからない主人公は

手探りで受け答えをしていく。


主人公以外の4人の男も徐々に目を覚ましていく。


が、全員が記憶を失っていた。


工場から外へ出ようとするが、

全ての扉、窓が閉ざされている。


窓から見る限り、工場の周囲には

人気がなく、助けを呼ぶこともできない。


ガードマンの死体が見つかり、

そのガードマンが勤める会社で

誘拐事件があったという新聞記事を見つける。



つまりここにいる5人のうち、

誰かが誘拐犯

誰かが人質だということなのだろう。




自分は誰なのか


自分が犯人なのか?


それとも人質なのか?


拘束されている男は

拘束されるだけの理由があったのか?


拘束から解放してもいいのだろうか?


吊るされている男を下ろしてもいいのだろうか?



そして徐々に戻ってくる記憶の断片



誰もが疑心暗鬼にとらわれていく。



この作品はもれの大好きな

人間の目や表情の描写と

他人とのやりとりから生じる感情、

心の動きというものを

上手く表現していると思う。



そして徐々に戻ってくる記憶の片鱗。


推理要素と状況の移り変わりで

時間が進むほどにテンションが上がるw


結末は皆さんの目で確認してください。



評価は★★★★です。


ストーリー:★★★★

キャスト:★★★

キャストの個性と演技力:★★★

謎解き要素:★★★★

予想外の展開:★★★★

テンポ:★★★★

BGM:★★★


プラス要素

    ・もれの好きな推理要素と

     それをはずす展開w

    ・心理描写が上手い

    ・なぜここに?自分は誰?

     という全てが謎で始まる展開。

    ・人の深層心理の醜さの描写

    ・結末がとてももれ好みw

マイナス要素

    ・アメリカ人の感覚なのかもしれないが

     みんな短気です^^;

    ・無名な役者だからかもしれないが

     時々リアクションに隠れた感情が

     浅い時がある。

といった感じです。

今回は甘めの評価ですねぇ^^;




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