アメリカの
赤土のある風景が
景色の中で一番好き
さて
こんにちわ。
『離婚しないモラハラ対策カウンセラー』
のJoe（ジョー）です。
今回は、
以前に募集させていただいた
モラハラ会話について、
分析をします。
頂いたモラハラ会話を
分解して解説するので、
会話の全文をご覧になりたい方は、
【こちら⇒】
をご覧ください。
では始めます。
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まだ対処法を
始める前の会話ですが、
どうぞよろしくお願い致します。
夫が机の下の物を
取ろうとして頭をぶつけ
痛そうに
うずくまっていた時の話。
しばらく見てても動かないので、
声をかけた時のやりとりです。
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妻：
大丈夫？
夫：
遅い！
人が痛いってうずくまってる時は、
まず大丈夫？って心配する ものだ！
お前の親が痛がってたら
すぐに心配するだろう！
なんで俺にはしないんだ！
お前の人間性を疑うぞ！
夫婦としてあるまじきことだろうが！
妻：
ああ、そうだね。
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この辺までは、
一般的な
八つ当たりのレベルです。
夫の
「お前の人間性を疑うぞ！
夫婦としてあるまじきことだろうが！」
に対し、
妻が、
「ああ、そうだね」
と応えています。
当然ですが、
「大丈夫？」
と尋ねるのが遅いことは、
誰が考えても、
夫婦として
あるまじきことではありません。
このケースでの妻は、
自分に落ち度が無いことを
知りながら、
その場を収める為に、
自らに落ち度がある体を
取っているものと思われます。
多くのモラハラ被害者は、
このように
理不尽な落ち度を認めることで、
モラハラ夫の支配下に
落ちていきます。
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夫：
お前、何を考えてるんだ！
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この辺から、
単なる八つ当たりのレベルを超えて
モラハラっぽくなっています。
一応、
夫がこの文面通りの返答を
したものとして解説します。
妻が、
「ああ、そうだね」
と言った時点で、
妻が自らの落ち度を認めており、
それによって、
一応、話を終結させています。
ところが、
夫はこれに対して
「お前、何を考えてるんだ！」
というふうに、
切り返しています。
何を考えているかについては、
妻はすでに言っています。< /div>
「ああ、そうだね」
です。
これが
妻の考えていることなので、
それに対しての
「何を考えてるんだ」
は質問として
破たんしています。
この時夫は、
妻が何を考えているかを
知りたいわけではありません。
自分がぶつけた頭の痛さを
妻のせいにして
怒りを発散するために、
何とか
妻への攻めを終わらせないように
必死なのです。
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妻：
悪かったと思ってます。
夫：
悪いのは当たり前だ ！
なぜかを聞いてる！
俺が納得するように説明しろ！
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「なぜかを聞いている！」
と言っていますが、
ここで、
彼が何について尋ねているのかを
冷静に思い出してみましょう。
彼が尋ねているのは、
妻が「大丈夫？」と
尋ねるのが
遅かったのは、なぜか
です。
考えてみてください。
「大丈夫？」と尋ねるスピードが
遅いことについて
理由なんて無いのです。
もし彼女が
「大丈夫？」と言わなかったのなら、
少 なからず、
何かしらの理由が
あるのかもしれませんが、
彼女の場合は
曲がりなりにも
「大丈夫？」と尋ねており、
夫は、
その、言うスピードが、
なぜそのスピードになったのか？
と尋ねているわけです。
つまり、
これは答えの無い質問す。
相手を質問攻めにして
八つ当たりをするパターンです。
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妻：
なぜ…う～ん、分かりません。
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そうですね。
なぜ分からないか、
私が教えてあげ ましょう。
それは、
そもそも
答えが存在しないからです。
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夫：
お前がやったことだろうが！！
なぜわからない！
何黙ってる！さっさと答えろ！
火に油注ぐのか！
俺が痛がってるのに
それをちらっと見るだけ…
大丈夫も言わないなんて…
妻：
そんなことしたっけ…
（大丈夫？って言った気が…）
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お馴染み
「事実の歪曲」です。
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夫：
した だろう！
自分の都合のいいように
事実を曲げるな！
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お馴染み
投影
（モラ夫の自己紹介）
です。
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夫：
夫婦の本質的な問題だ！
人間性の本質を疑う！
黙ってるその時間が腹立つ！
お前、いい加減にしないと、
俺、怒るよ…
（ここだけわざとゆっくり、
穏やかに、言い聞かせるように言う。）
お前同じことされたら気分悪いだろう！
それをお前はやってるんだ！
こういう小さなことの
積み重ねだろうが！
だからお前は信用ないんだ！
ほんのちょっとのことだろう？
それがなんでできない？
たったコンマ何秒かで、
家の中の空気がここまで変わるんだ！
よく覚えとけ！！
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「Joeメソッド」では、
モラハラを
【威圧型】と【罪悪感型】に
分けて考えますが、
この事例だけを見た
印象では、
この人は、
極端に【威圧型】に偏っていると
感じます。
頭を使って、
相手を支配しようという
意欲を全く感じられず、
発言内容が、
いちいち浅く、
とにかく威圧で
何とかしようとしています。
だから、
この記事の分析内容も、
とても浅い感じになっており、
私自身、
「これ、分析する必要あるの？」
と思いながら、
ここまで書いています。
注意事項ですが、
まぁ、
この夫に関しては
余りに威圧が強いので
仕方ないとは思うのですが、
この妻が
あまりにも
夫に対して譲り過ぎていて、
それによって、
夫による支配が
進んでしまっているように感じます。
「自分が折れておけば、
穏便に済ませられる」
というふうに考えて
不条理な謝罪などを
安易に繰り返すと
モラハラがどんどん悪化することを
この事例を見て確認してください。
なお、
今回は、
頂いた事例だけを参考にして
この夫を
モラハラであると仮定して
分析しました。
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