結局、ブログって何だったのかな | やんぬるかな

結局、ブログって何だったのかな

 皆様、あけましておめでとうございます
 本年もよろしくお願いします



 とあるブログを読んで、コメントをつけようかと思ったり、このエントリにリンクをつけて語ろうかとも思ったんだけど、まぁ本人も嫌がりはしないだろうけど反応しにくいだろうなと思ってここにリンクもせずに書く


 んで、結論からいうと、ブログって単なるブームでしかなかったんだろうなっていういまさらな結論しか書けない
 自分はいまだにブログっていう形態が好きだし、一個前のエントリでも書いたように、ブログをアイデンティティだと思っているところがあるから、「ブログは終わった」なんて認めたくないんだろうけど、一時期ブログで盛り上がっていた人たちが「ブログはメディアだ」という思い込みとは裏腹に、ブログは単なるブームでしかなかった

 自分は、ブログがブームだって言われてから久しい2006年の1月からここを始めたんだけど、その当時ですらブログのブームは続いていたんだと思う
 実際、ここを始めたてで情熱があふれてたっていうのもあるんだろうけど、今を思えば恥ずかしいんだけれど、自分も色んな人に絡みに行ったし、それに反応を返してくれる人も多かった
 今もブログだけでそういう関係を築けている人もいるだろうし、自分がブログやネットと距離を置いているっていうだけなのかもしれないけど、どうもそういう関係性がTwitterとかに拡散していっているような気はする


 それが真実のような気はする
 ブログがTwitterへ、TwitterがFacebookへ、Facebookがどこへつながるのかわからないけど、ブームの方に人は流れ、分母が多い方が結果的に面白い人が多く集まる
 自分は、ブログがブームの頃にブログが好きになり、いまだにブログにこだわり続けるけど、世間はそうじゃない
 
 自分がブログに面白い文章を書いたなって思っても誰も気づいてくれやしない
 たまにブログに興味が集まったとしても、芸能人のブログや、ライフハックや、まとめブログばかりだ

 自分は、TwitterやFacebookに「時を忘れて読みふけることのできるテキスト書きの人」がいるという確信がとても持てないけど、自分たちがブログとかにそういう幻想を抱いていたのは、やっぱりブームだったから才能が集まってきただけだよなっていうだけの話なのかなと


 まぁ、この文章を書いて誰かに指図をしたいとかいう意図は全く無いので

 ブログのブームが過ぎ去ったからTwitterやFacebookに行って面白い文章を書く人を探してくださいよっていう気もないし、ブログは終わったから面白い文章を書く人がいませんよっていう気もないし
 自分は自分の好きな文章をこれからも好きなように書き続けるけど、世の中の大多数の人はブログに対する熱量が数年前と変わっているから、ブログで面白い文章と出会える確率が数年前に比べてかなり減っているんじゃないかなっていうだけで



 酔っているから、とりとめもない文章ですた