一週間前になりますが、
水曜限定の歴史バー( http://www.nabesho.net/shotbar/eigyou.html )で
NHK大河「天地人」の菊姫・比嘉愛未チャンに会いました!
取材でやってきた比嘉チャンは

当たり前ですが着物ではなくロングブラウスとタイトパンツルックで
顔が小さくて、足首はもっと細くて
大きな愛くるしい瞳で笑うと、菊姫のあのきりりとした表情から想像できないほど、
20代女子のあどけなさが漂います。
菊姫の毅然としながら己の運命を背負う姿は、多くの歴史映画やドラマでも感動的に描かれ、
私もダメダメ女になってしまう時など、ふと菊姫の強さを思い出します。
歴史って、今や未来を生きる人たちのためにあるのですね。



この日は真田幸村の直系という年輩男性もすでにカウンターで呑んでいて
(日本酒を呑むたびに顔のお肌がつやつや、物事に動じないお殿様然としたところが幸村子孫っぽい?)
歴女、歴ドル、歴史バーと、歴史ブームは単にサラリーマンだけでなく、
女子達にも浸透しています。
歴史上の人物にあこがれる、つまり過去の男性に恋するというのは、
今の時代に生きる男性に魅力を感じてないってことなんでしょうか。
少なくても、歴史上の人物に“草食系”はいないような気がしますが、
草食系がモテる時代は、英雄タイプが必要ないってことかしら?
それとも、女子の“癒し”願望が強まるあまり、歴史上初のキャラ“草食系”が誕生したってことかしら?
想像は尽きません。歴史を語る上で。





さて、比嘉チャンの取材が入ったので、
歴史バーでのお遊びは一時中断、
隣のイタリアンで、同行したアラフォー女子と3人でガールズトーク!
アラフォーは、バブルの恩恵を受けて「楽チンしたい派」と
「それなりに苦労した派」のはっきりと分かれる。
この夜は「それなりに苦労した派」。



トーク爆裂のきっかけは私の過去のセクハラ経験。
相手は、ブレイクした大河ドラマの女性シナリオライターの師匠で愛人の某著名男性シナリオライター。
その頃、シナリオライター志望の私は、映像会社の社長からその男性を紹介され、
三人で呑みに行くたびに、
男性シナリオライターは愛人である彼女の名前を連呼しながら、

私にしなだれかかったり、身体を触ろうとしたことを、歴史バーで思い出し、つい口に出してしまったのだ。
「ブレイクした大河を見よう、見ようとしたけど、セクハラされた愛人の、しかも彼女の身代わりでセクハラだなんて。
彼女を恨んでいるわけじゃないけど、それでもやっぱり見ることができなかった」
という私に、二人とも大きく頷く。
アラフォーには安心して、セクハラのことを話せるのは、
彼女らも程度差こそあれ、経験してきているからだ。
だってセクハラは、男社会での女子の生き方という深いテーマを潜んでいるのだから。



一人のアラフォーが「実は」と、転職の理由が、上司からのセクハラと告白。
しかも相手が会社の権力闘争に負けてくれたおかげで、左遷されて他の部署へ異動になりラッキーと手を叩いたが、
その後状況が変化して、セクハラ上司が返り咲きしただけでなく、
さらに大きな役職に就き、しかも彼女の上の上の上司になってしまったことから
「身の危険を感じて」、転職したという話を聴いているうちに、
背筋がゾーッ。真夏の怪談話。。。。



また「セクハラされたという痛みは、女子ならわかるはずが、大きな間違い」
も、三人とも良く知っていて、
味方のはずだと信じていた女子の冷淡な態度や、他人事と見なす様子に絶望感さえ覚えたことなどなど
アラフォーガールズトークは夜が更けてもさらにヒートアップ!



「私も若さや美貌という女の武器を使って、男を転がすチャンスがあったはずなのに、
20代の頃は自分の魅力に気づかず、コンプレックスの塊だった。
若さや美貌より、才能と実力が欲しかった。
でも才能を開花させ、実力を身につけることも、男を転がしながらやり遂げたり、
実力ある男を手玉にとりながら、のし上がっていく女性達もいたのに、
私なんか、そんなことすら考えなかった。できなかった」
と正直に打ち明けると、
「だからこそ、これから頑張ってもっと活躍して成功して!」
という励まし。
価値観が似ている女性の友達は、本当にありがたいものですね。
「明日から頑張る!」元気が沸いてきました。




さらに、『結婚披露宴&二次会三次会でわかる男の嫉妬とプライド』
というテーマも大いに盛り上がり!
新郎の会社関係、ご学友など、ジャンルを問わず、
二次会三次会で競う男達のプライドの張り合いと、嫉妬の渦、
そして男同士で相手を陥れようとする様など、
歴史ドラマだけでなく、現代の男の権力闘争の象徴や男の本性というものを
たくさん発見できるのも、結婚式しかありません!
最近アラサーの結婚式に出席した私は、そこでも同じことを感じたので、感慨ひとしおです。
『男の嫉妬とプライド』はもう少し研究を深めてから披露しますね☆



この夜はとにかく楽しいひとときでした。
翌日から予想もしなかった芸能人報道のラッシュによって、
芸能記者じゃない私も、大原さんの訃報などで忙しかったり。
ようやく落ち着いてきたので
夏の夜のガールズトークを思い出すことができました。
男を転がせない私でも
明日から、いえ、今日から頑張るわ☆



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「OL占い師 恋の事件簿」シリーズ
ペンネームは夏目かをるです。

シリーズ第一話は
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タイトルが長いので、ペンネーム「夏目かをる」で検索していただけると、幸いです。


この物語はOLで28歳新米占い師が、昼はサラリーマン、帰宅するとオカマの兄と、
親戚のアラフォー女子の協力を得て、恋の事件を解決するというもの。
「女は愛される女と、愛されない女に分かれる」という母の遺言を心に深く刻み込み、

ホロスコープだけでは解決できない恋愛事件を、
オカマ独特の鋭いツッコミを入れる兄と、
恋を知り尽くした大人の女性の智恵を借りて、様々な事件に果敢に向かう。
占いはあくまでも解決の手段に過ぎず、
自分の運命は自分で決めようという新米占い師の心意気が際だちます!

前編が簡単にダウンロードできるURL
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※ご感想も遠慮なくどうぞ。
このシリーズはレディコミ感覚で書いていますが、
次次回の『恋猫物語』は、ポイズンも盛り込んだ恋愛世界を描きたいです!

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