ラブ&エロス「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」

2万人以上のワーキングウーマンの恋愛や婚活、結婚をテーマに、小説、コラム、エッセイというスタイルの「ラブ&エロス」。
07年10万人に一人の難病を後遺症なしに克服する等、3度命や人生が助かったことに感謝して、私が実践してきた「開運方法」を絡めながら伝授します!

ラブ&エロスこそ生きるパワーを震い起こすもの☆

恋のときめきがなければ生きていけない! 恋をしたいけど情熱がいま一つ…、恋人はいないけど恋のような感覚が欲しい!などなど、恋愛至上主義も恋のうち!

恋愛を謳歌しながら、ワーキングウーマンのストレスフルな日常をさらりとかわしていきましょう♪

恋愛結婚ルポメルマガ「Moon River」から女性達の声を反映した恋愛テクで、あなたの恋をナビゲート!


テーマ:
恋愛や婚活にトラウマを抱える人、少なくないですね。
トラウマというものが多種多様であるため、トラウマという言葉の代わりに
「怒涛の不安」、「乗り越えたい壁」、「ネガティブな鎖」、「後悔の嵐」、「覚めない悪夢」などの言葉を挙げてみたくなります。
私も過去の恋愛を振り返って「あのとき、こうしていれば」とついタラレバになってしまったことがあります。幼かった自分と、今から考えるとどうでもよいプライドのために、大切な恋を台無しにしてしまったーーー
でもそんな後悔も、もはやトラウマにはなっていないようです。
というのは、数多くの女性達の取材を通じて、自分に跳ね返ってくることがあるし、コラムやエッセイ、小説を書きながら、自分の痛みをなぞったりするうちに、いつの間にか癒されることもあるからです。
自分のことを書いているわけではないのに癒されていくのは、
自分のことではないことを書いていると、
やがて自分自身の中で、辛いことが昇華していき、掲載や配信して読者が読んでくれることで、私の居場所が見つかったと実感でいるからでしょう。
 

さて私と少し似ているアラサー女性・モスグリーンさん(仮名)。
彼女は、23歳の時に、5歳年上の男性と婚約しましたが、
男性のお母さんに大反対されたため、婚約破棄したというのです。
「23歳の自分は、何も知らなかった。でも彼を好きという気持ちは誰にも負けないつもりだったのに、彼のお母さんは私を嫁として認めてくれなかった。ものすごいショックでした」
 

婚約者は、母親から反対されても、結婚しようとプロポーズしてくれたが、
モスグリーンさんは「周囲から祝福される結婚」を望んでいた。
それに加えて、高校生の時に事故で母親を亡くしたこともあって、義理の母親を、本当の母親のように愛したかったのだという。
「ところが、彼のお母さんは、私を嫁として認めてくれない。彼が一生懸命に結婚しようとすればするほど、私は結婚できないなあと引いて行ってしまいました」
 

婚約破棄によって、たちまち自滅していったような感覚になったモスグリーンさん。
「彼と別れた直後に、もう結婚できないと思いました。思い込んでしまったといっていいでしょう。23歳の私は、やっぱり幼かった。でも今の私からすると、あの頃の自分が愛おしいですね。だってそれなりに一生懸命だったから」
 

モスグリーンさんは、婚約破棄の後、転職して営業職に就いた。
営業だけはやりたくないと決めていたモスグリーンさんだったが、
ノルマをこなすために死ぬほど働いているうちに、一瞬でも辛い過去を忘れられると思ったからだ。
やがて仕事に打ちこみ、結果を出すようになると、あれほど嫌っていた営業もだんだん好きになっていったという。
「何でもやってみないと、わからないものなんだ」と、前向きになっていったモスグリーンさんは、新部署に異動になった。
そこは婚活ビジネスを推進する部署で、営業だけでなく、企画も兼用のポストが与えられた。
「婚活の現場で、私と状況は違いますが、婚活で苦労している女性達の話をいろいろ聞いていくうちに、彼女たちの痛みを和らげてあげるヒントを提供したり、語り合うことで、婚活に対する考え方が変わってくれるような、そんな場を作りたいと思うようになったのです」
 

モスグリーンさんは、自分のトラウマから逃れようとして、仕事に向かっていったが、
キャリアが良い方向に積み重なっていった時に
やりがいのある仕事が見つかっただけでなく、
自分の痛みの経験を還元することができた。
そのため、自分で自分を認めてあげられるようになったのだ。
 

トラウマに囚われているうちに、自分を愛する気持ちが減ってしまうこともある。
でも社会貢献ではないが、「自分の過去の経験が役に立っている」という喜びが
、やがて人を大きく成長させるきっかけになる。
 

あの辛い過去も無駄ではなかった。あの時があったから、今があるんだ。
その積み重ねが、人を幸せにしていくのだと、私は信じている。
 
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2万人以上のワーキングウーマンの恋愛や婚活の取材や、花柳界の新橋芸者ナンバーワンが経営していたミニクラブや直木賞作家の元奥さんの飲食店など、バイトを通じて培ってきた人間ウォッチングと、男性の本音を学んだことを踏まえて、恋愛相談を受け付け中。
(※詳細はブログの最後に掲載しています)
その中から、相談者の了承をもらったケースを、本人と特定できないように配慮しながら、読者の皆さんに悩みを通じて恋愛の極意や婚活に役立つ“心意気”をお伝えします。
 

今回は、両親の宗教が原因で、恋愛や婚活がうまくいかないというレンゲさん(仮名)30歳。「ここまま実家でのんびり生きていこうかな」と諦めた矢先に、両親から「早く結婚しないと追い出す!」と脅かされたそうです。
「生まれた時から、両親と同じ宗教」に帰属させられたというレンゲさんですが、話を聞いていくうちに、親の宗教が彼女の恋愛や婚活、そして幸せな人生を阻んでいるとはいえないことがわかってきます。
 

レンゲさんの悩みは次の通り
 
1 女子高から私立女子大(中堅)に進学。小学校と中学校の同級生と会うことがなく、結果的に男性との出会いがない。恋愛の環境が整わなかった
 
2 4年生の私立女子大時代に、社会人男性との合コンで、広告業界の男性の軽さについていけず、一度の合コンで「二度と合コンに参加しない」と決めた
 
3 特にやりたいことがなく、野心もないため、就活は「入社できたらそれでいい」という感覚で臨んだ。50社以上訪問した頃に、ぜいぜいして「どこでもいい」と少し投げやりになった
 
4 入社早々に、大手企業に出向して働くことに。出会いを期待したが、女性とオヤジだけの部署で落胆
 
5 24歳の時に飲み会で知り合った4歳年下の売れないミュージシャンと交際。ライブに映画、食事、ホテル代はレンゲさんが出す。「夢を持った人を応援したい」というが、彼はペットのような存在だった
 
6 1年半で年下ミュージシャンと自然消滅。
2歳年下の弟は家を出て独立。両親と三人暮らしになる。選挙のたびに親の宗教活動の激しさを目の当たりにすると、「このままでは結婚できないかもしれない」と危機を感じる
 
7 26歳の時に、人事異動で営業に回される。ノルマをこなすために日曜祝日返上で働いているうちに、「何のために仕事をしているのか」わからなくなって、退職する
 
8 親族の紹介で転職。コンプライアンスの部署に就くと、毎日遅い時間に帰宅するような激務が続く。結婚に焦り出して、27歳の時に結婚相談所に入会
 
9 結婚相談所から紹介された5歳年上の高学歴、高キャリアの男性からプロポーズされる。ところが親が熱心な宗教家で、レンゲさんも小さい頃親の意向で入宗したことを伝えると、「なかったことに」と断られた
結婚相談所が間に入ってくれたおかげで、男性が「悪かった。宗教の自由は憲法でも認められていることだった」と謝罪して再度プロポーズしたが、レンゲさんは「親の宗教が原因で断った人とは、うまくいかない」と断る
 
10 前の会社の同僚に誘われて、女子会に参加。そこでレンゲさんは「親の宗教」が原因で婚活から遠ざかっている同じ年の女性と意気投合。女性は「留学して海外で結婚する」と、留学の準備をしていた。感化されたレンゲさんも、短期の留学を考えるようになる
 
11 同じ悩みを抱える女性に誘われて、婚活パーティーに参加。
そこで1歳年上の男性にデートに誘われ、そのまま男女の関係に。三か月ぐらい続いた頃に、レンゲさんから「これからどうするのか」と二人の将来を尋ねると、「僕にはふさわしい女性がいる。君ではない」と断られる。レンゲさんは、男性から遊び女として扱われたことを認めずに、「別れるべくして別れた男」と片付ける
 
12 同じ悩みの女性が遂に海外留学、そして結婚。レンゲさんも夏休みと有休を利用して、10日間の海外留学をするが帰国後、「私は外国に合わない」と、海外での生活も結婚もあきらめる
 
13 同僚や友達らに紹介された男性とデートするが、気に入った男性が一人もいない。「理想が高いわけではないのに、どうして見つからないの」と悩みが深まっていく。両親から「早く結婚しろ!」と毎日のように言われている
…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─…─…─…──…─…─

ここからが、私のアドバイスです。
その前に、問題を解決するために必要なことを整理しますね。
 
1 まず、気になったのは、レンゲさんは「理想が高いわけではないのに、どうして見つからないの」と嘆いていますが、彼女には確固とした理想があることに気づいていません。

2 「親の宗教が原因」で婚活がうまくいっていないと言いますが、婚活がうまくいかない原因は、レンゲさん自身にあります。

ではまず1から。
女性の好きなタイプは、最初の男性に色濃く反映されます。
レンゲさんは、4歳年下の売れないミュージシャンをペットのように可愛がる恋愛をしてきました。これは自分主導の恋愛をしたい願望の現れです。
その証拠に、結婚相談所から紹介された5歳年上の高学歴・高キャリアの男性との関係は、婚活において完全に彼が主導権を握っていることに、反旗を翻します。つまり選ぶのは彼であって、レンゲさんは選ばれるという関係性が、レンゲさんは嫌いなのです。親の宗教が原因で断ったから許せないのではなく、「自分が選ぶ」という関係性を常にキープしておきたいから、最終的にレンゲさんから断ったのです。
また1歳年上の男性から、酷い捨てセリフを吐かれたのは気の毒ですが、でもレンゲさんはきっと同情さえることが嫌なんでしょう。本来は、ちょっとやそっとで揺るがない、とても強い女性だと思います。
 
2 強い女性だから、婚活でも自分にフィットした男性がきっと見つけるはずです。
ところがうまくいかない。それはどうしてでしょうか。
レンゲさんの場合は、「親の宗教が原因」と思い込むことを、うまくいかない婚活の理由にしているんです。つまり、「親の宗教が原因」に逃げ込んでいるのです。
弟さんが家を出て独立したように、レンゲさんだって、独立したら、親から頻繁に結婚をせがまれることもないでしょう。結婚をせがむのは、親の心配の現れかもしれません。失礼かもしれないけど、レンゲさんは30歳にしては、少し幼いような気がしました。
でも可愛らしくて素直で、少し幼い女性を好む男性は、この世に数多くいます。
問題は、レンゲさんの頑固さです。婚活パーティーで相手から名刺をもらっても、Facebookで友達申請されても、「私が決めるから」というスタンスでは、あまりにも世間が狭すぎて、いい男も見逃してしまいますよ!
「自分が決める」という女王様スタンスで成功する女性のほとんどが、社交的で広い人脈を持っています。選ぶ人数が多ければ多いほど、自分にとってふさわしい相手も見えてきますよ。
 
○o。.。───────────────
本日のラブ&エロス!
 
婚活がうまくいかない理由を人のせいにしない!
「自分が決める」というスタンスなら
選ぶ基準をはっきりさせるために、たくさんの男性と知り合うことが大事!

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ある日、とあるバーで、30代アラフォー男性から「妻の様子がおかしい」と悩みを打ち明けられた。バーのマスターが、私を男性に紹介したのだ。ワーキングウーマン2万人以上の恋愛や婚活、結婚の取材を元に、恋愛相談にも応じていることを知っているマスターが、その日にやってきたマスターの知り合いの男性を、私の隣に座らせたのだ。


男性はシステムエンジニア。ヘッドハンティングされて転職して1年目だという。優秀なのあろう。
だが男性は「20代からやっていますから、誰でもこうなれますよ」と謙虚だ。
おっとりとした性格と、ほのぼのした雰囲気。クマのプーさんのようなふかふかとふくよかな体型のせいだけではないだろう。優しそうで癒し系の彼は、10年前に2歳年下の妻と結婚。結婚後、妻は転職をして、映像の制作の仕事に携わっているという。

「お互いに好きなことをしているから、帰宅時間もバラバラ。
でも、日曜だけは一緒に過ごしているから、夫婦としての時間を楽しんでいたと思います」

結婚10年目の夫婦には、子供がいないという。特に意識して作ろうとしていたわけでもなく、自然のままというスタンスなのだそうだ。

妻がおかしくなったのは、半年前。
夫のセックスの要求を、理由をつけては、拒み続けているのだという。
そのうち、日曜の夫婦の時間もだんだん、なくなっていった。妻が休日も出勤するようになったからだ。

私は、その人の妻のセックスレスの原因を推測できる限り挙げてみた。

・仕事が忙し過ぎて、仕事以外のことを考える余裕がない
・休日を返上して打ち込む仕事に、生きがいを感じている
・夫を拒んでも、夫が許してくれると思っている(単に、気分が乗らない)
・空気のような存在になってしまったため、燃えない(倦怠期に入っている)


その男性は、一つ一つ頷いて聞いているが、どれもピンとこないような反応だ。どちらでもないけど、全部当てはまるかもしれないとでも言うように。
そこで、私は思い切って、一番聞きたいことを口にした。



「他の男性の気配はありますか?」

すると、少し間が空いて、
「いや、そんなことはないと思います」
と、その男性が否定をした。
「妻はこざっぱりしていて、化粧っ気もほとんどありません。華美な女でもないし。そんな妻が、まさか恋だなんて」


まさかの人が、恋するのを沢山見てきた私は「そうですか」と応えて、そのまま黙って飲んだ。
沈黙が流れていった。
マスターがおかわりをすすめたので、頷いて同じモルトを頼むと、
男性がポツリと呟いた。

「妻も女だから、その可能性だってあると思う」

絞り出すような男の本音が、夜のパーにこだまする。
私は後悔した。
人はそれぞれ誰にも言えないことを抱えている。
それをわざわざ引き出すことなど、しないほうがよい。おせっかいというもの。
でも、マスターが紹介したということは、彼の話を聞いてあげてほしいということなのだろう。それがマスターの意向なのだろう。
私はモルトウィスキーを口の中で転がしてから、
「もし、そうだったら、あなたはどうしますか」と尋ねた。
さっきよりも何倍も長い沈黙が続く。
そういえば、このバーの客は、私と男性だけだと、気がついた。これもマスターの計らいなのか、それとも単に偶然なのか。

男性は、ゆっくりと口を開いた。

「待ちます。妻を、待っています」

待つというのは、妻が仕事から解放されるのを待つというのか、
それとも恋をした妻が、恋という夢から覚めて戻ってくるのを待つのか。
どちらにしても、男性の答えに、濃密な決断だ を感じた。私は黙ってモルトを口にした。

それから男性は、「先に失礼します」と席を立って出口に向かう。
男性がドアを開けると、外の空気がさあーっと流れてきた。拡散した濃厚な空気は、そのまま妻への思慕を物語った。

自分で決めることの難しさを、男性は感じているのだろう。
妻を待つという姿勢に、私は打たれて、
その後の夫婦のことを、考えることをやめた。
答えは、今はわからなくても、時間の経過とともに知ることになるだろうし、
知りたくなければ、一生わからないかもしれない。
でも、今はわからないから、だから、待つ。
それが一番の正解なのかもしれない。




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