何が厄介って、紙ほど厄介なものはありませんな。
「ちりも積もれば山となる」 とはよく言ったもので。
で、山となったちりの中身はなにかというと、
これがまあ、殆どが紙ごみなんですな。
大昔はそうではなかったでしょ。
なんせ、紙は貴重品だった故。
たきつけにするまでとことん使い切ったに違いありません。
でも今の時代、紙は消耗品。
湯水のごとく浪費していますな。
そして、あちこちにうずたかく山w
山の元凶はなんだろう。
まず 思い浮かぶのが、レシート類。
それから伝票、ダイレクトメール、公共料金の自動引き落とし通知
手紙類、新聞、チラシ、雑誌、
「そのうちに読もう」と思っている本、
やれやれ
まあほぼ全部
「捨ててもええがな!」なものばかりですなあ!
だけど、このままじゃ家の中が雑然として居心地が悪くなるもので
休みごとに心を鬼にしてかたをつけようと思うのだが
実行に移された事は、めったに無い(爆)
だいたい活字というものは
その内容がいかにビジネスライクで陳腐であろうと
人々の目を注目させてしまう働き、あるものな。
紙にほんの数コ、文字や数字が並んだだけで
なんとなく捨てたらもったいない、すてたら取り返しのつかない失敗をおかしたような気をもたせる。
「おおげさだよ」 そうおっしゃる方、だったらあーた、
親しい友達から自分宛にきた手紙やはがき、
すぐごみばこへ捨てられますか?
もうそれだけしかつながりの無い、年に一度の年賀状
躊躇なく、ポイできますか。
そんなこと考えたら
文筆業 ってえのは ホンに
こずるくてあくどい商売ですなあ(爆)。