「甘えてるのではないか…」 「もう二年生なんだから お母さん離れしないと…」と言われ… | ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

ささいなことにも動揺し、人一倍敏感で繊細な子(HSC)の幸せ子育てレッスン

育てにくい子にはわけがある!
傷つきやすく感受性の強い個性を持った子が、
敏感な自分と上手に付き合う方法を知り、
その子らしさを輝かせて笑顔で過ごせるようになる子育てのコツをお伝えします。



先日メッセージをいただきましたので
シェアさせていただきますね。


こんばんは。今年2年生になる男の子の母親です。

「感受性が高い」で検索していたところ辿り着きました。

息子は未だに通学班で登校出来ず、学校まで毎朝ついて行ってますが先生が迎えに来てくれないと教室にも入れません。

教室に入ってしまえば普通に過ごしています。

今日 これからの事について学校での話し合いがあったのですが

「甘えてるのではないか…。」や、

「二年生だから お母さん離れしないと…」

など言われて「 うーん。。」と思ってしまいました。


ブログを拝見させて頂いて、ほとんどが当てはまっていました。

心療内科に通っていましたが その診断は無くて。

もしかしたらHSCなのかもしれないですね。


このブログにたどり着いて下さってありがとうございます。

メッセージもありがとうございました。


私も全く同じ経験があります。

先生に言われたセリフも同じです(笑)


感受性が強い子が不安を感じるのは、
決して「甘えている」とか「わがまま」ではないと
私は感じています。



感受性の強い子は、
その子を取り巻く環境から受ける
さまざまな刺激と
うまくつきあっていくために、
普通の子どもたちよりもずっとたくさん、
お母さんの手助けを必要としています。



ですから、感受性が強いお子さんには、
ちょっとだけ手厚い対応をするつもりで
接してあげてくださいね。


お子さんが「学校までついてきてほしい」と望み、
そうすることで【安心】して登校できるのなら、
そして、お母さんのご都合がつくのなら、
いくらでもお子さんが満足するまで
付き添ってあげたらいいと思います。


不安感の方が大きいのに
「もう2年生なんだから」といって
大人が急かして、ムリヤリ頑張らせようとしなくても、

お子さんが必要としているサポートを与えてあげていれば、
いつの日か、お子さんの中で
【不安の気持ち】よりも
【安心の気持ち】の方が
自然に大きくなってくる日が来ます。


そのときには、きっと
「もう大丈夫だから一人で行ってみよう」
という意欲が湧いてくると思います。


子どもの中から自然にその意欲が出てくるまで
ゆっくりゆっくり待ってあげれば大丈夫




お子さんが「一緒に付き添ってほしい」と望むのは、
決して【わがまま】ではなく、
その子の持っている【特性】のゆえんです。




例えば、近眼の子に対して
「もっと気合い入れてしっかり見なさい!」とか、
聴覚過敏な子に
「音なんて我慢しろ!」
なんて言いませんよね。
(昔は言ってたかもしれませんね笑)


近眼の子がメガネやコンタクトを必要とするように
聴覚過敏な子がイヤーマフを必要とするように
(聴覚過敏な子にとっては、音が恐怖に感じることもあります)
その子にとって不快なものを避けたり
必要なものを与えてあげたりするサポートが大切ですよね。


それは、【我慢】や【訓練】【努力】では
どうにもならない部分もあります。


それとおなじように、
感受性が高くて不安を感じやすい特性を持った子には、
安心できるような手立てを工夫し、支援をするのは、
「甘やかし」ではなく、
【個に応じた対応】
だと思います。


それは、
「特別扱い」ではなく、
教育的な【配慮】
だと私は思います。




子育てハッピーアドバイスの本を書かれた
明橋大二先生が訳された
「ひといちばい敏感な子」という本が
参考になるかと思います。


こちらの記事↓も参考になるかもしれませんので
よかったらお読みくださいね。




お子さんがまだ小さなときは、
大変な時期かもしれません。


でも、
感受性の強い子は、
様々な感性を受け取り、
表現するすばらしい力を持っています。


きっと、人一倍優しくてあたたかな思いやりのある大人へと
成長していくことでしょう。


そんな幸せな未来を、
どうぞ楽しみにイメージされてくださいね


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