こんばんは^^

 

大阪 河内長野でリトリーブサイコセラピーと言う心理療法を使って

なんだかよく分からないけど苦しい毎日から

なんだかよく分からないけど幸せを感じられる毎日に変える

お手伝いをしています 心理セラピストのきたむらじゅんこです。

 

 

今日は今年最初のリトリーブサイコセラピーのセッションでした。

 

 

リトリーブサイコセラピーって、、、

こんな風に言うと「セラピストの癖に!?」って

言われてしまいそうですがとても難しい。。

 

セッションをさせて頂くたびに

「本当にこのセッションで良かったのか?」

「今のクライアントさんに一番必要な気づきはあっただろうか?」

毎回、毎回、毎回、自問自答を繰り返します。

 

 

いつだって、どんな時だって

答えは自分の中にしかありません。

 

どんなふうに生きるか

これから先、どうなっていきたいか

決めるのは私ではなく

クライアントさんだから。。

 

私にできるのは目の前のクライアントさんが

今、一番何に苦しんでいて

どうなることを望んでいるのか、、

その為に足を止めているものは何なのか?を

必死で探しながら伴走することだけだからです。

 

 

クライアントさんの中にある答えを

私も一緒に探していく

一緒に見つけたいと思いながら

いつも2時間と言う時間に集中しています。

 

 

私も「こうなりたい」って思えるようになるまでに

ほんとに時間がかかりました。。

 

 

今が苦しいから

今の自分を何とかしたいから

今の自分を変えたいから

セッションさえ受ければ何かが変わる気がして

何度もセッションを受けていました。

 

 

その時間が無駄だったとは思っていませんが

本当に私の中で「変化」が起こり始めたのは

今の自分の苦しさを消したいと思う事を諦めて

苦しさを受け入れた時からでした。

 

 

苦しさを消そう消そうとしている間は

どこまで行っても苦しいままだったんですよね。。

何回セッションを受けても変わらなかった。

 

 

生きていくって楽ちんになることじゃないんだって、、

好きなことをして

幸せになっていくのって

苦しかったり辛かったりする気持ちが

無くなっていく事じゃないんだって気づいた時から

自分の中の「苦しい」気持ちを受け入れられるようになりました。

 

 

今までの自分がしたことがないことを

してみることは勇気がいります。

 

 

だけど、その一歩を踏み出すかどうかは

自分で決めるしかありません。

 

 

変わらない現実から

新しい未知の世界に踏み出す力は

他の誰かに与えてもらえるものではないんです。

 

 

こうなりたい、

そう思った自分の中から生まれるものです。

 

 

でも、苦しすぎて辛すぎて、、

生きているので精一杯の時

人はそんな勇気を持つ事は出来ません。

だって、今、生きているだけで本当に精一杯だから。。

未来の事なんて思う余裕がないから。

 

 

だから、まずは自分がどれほどに今まで

苦しい気持ちや悲しい気持ちを我慢してきたのか

身体の中にたまりにたまった感情を大切に

ひとつひとつ抱きしめてあげる過程が必要なんです。

 

 

こんなに泣きたかったんだなぁって

こんなに悲しかったんだなぁって

こんなに寂しかったんだなぁって

湧き上がる感情をめんどくさがって追いやらずに

ひとつひとつ、自分の大切なものとして受け止める

その作業は自分でこつこつしていくしかありません。

 

 

そうして、ちゃんと悲しみを感じて受け入れて

自分の中にあった泣きたかった気持ちや

悲しかった気持ちを受け入れていくと

「もう、ここから出たい!」と言う思いが

湧き上がってくる瞬間がやってきます。

 

 

そこに行くまでの時間を

焦らないでほしいのです。

 

 

セッションを受けて変わらなかった、、

何回受けても同じ場所に戻ってしまう、、

そんな風に思ってしまうかもしれませんが

 

 

もしもそうであるなら

それは、それだけ、自分の中の悲しみが

深かったという事。。受け入れていくのに

時間がかかるということなんです。

 

 

だから、自分を責めて追い詰めたりしないでくださいね。

 

 

そして、もしも、、、もしも

何度セッションを受けても「自分を責める感覚」を

手放せないのだとしたら、、、

「自分を責めることで何か得てるものがあるのだろうか?」と

視点を変えて自分の心と向き合ってみてください。

そうしたら、何か違った視点からの気づきが

自分の中から生まれてくるかもしれません。