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今や日本は「衆愚」に侵されている。
「B層」という言葉はあまり使わなかったが、かつて大宅壮一が「一億総白痴化」にやがてなると予言し嘲笑ししかも忠告したことがあったが、その嘲笑そのままの事態となっている、我が国・日本。
それに大いに尽力したのはテレビを始めとしたマスメディアであるが、今やテレビの音を消し去ることくらいしか、その侵蝕を抑える手だては無いようだ。そして、その侵蝕が収まるまでには、テレビのスイッチを国民が完全に消してから、早ければ百年後くらいには訪れるかもしれないという類いの、賭けみたいなものだ。しかし、このままでは、その侵蝕を止めることは決して出来やしない。
「ちょっとくらいバラエティー番組を見たいなぁ」、、、、という甘い判断が良からぬ事態を招き入れる。www
というわけで、この手の侵蝕から最早免れられないところまできているということだけは確かなのだ。
合意社会の日本は、人と同じものを食べ、同じものを見聞きし、同じ考えをしていることに非常な安心感を得る民族らしいが、その性質が返って仇となってしまったようだ。
自分の力で考えよう。自分の力で調べてみよう。
皆が良い良い褒めているものを、一歩下がって再び見てみよう。おかしなことにきっと気がつく筈だから。
愚人ばかりに成り果てた日本が選ぶ政治家も愚人ばかりなり。愚人ばかりの政党の司る政治など、どこに安心安寧がるというのだ?
子持ちの主婦は完璧に「B層」に指定されていますねっw。
それならば、尚の事、女性で、しかも子育て中の主婦層は政治をもっと学び、歴史を学び、正誤の判断を自らが出来る賢さを身につけなければなりませんね。
確かに「活動的な馬鹿」として、日々よく活動されていらっしゃいますものね、主婦層の皆様方は。。。ヽ(;´ω`)ノ(なんて言ったら、殺されるかも笑)
『現代ビジネス』様のサイトから引用させて頂きました。ありがとうございます。
リンク:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/17799
---引用はじめ-----------------------------------------
『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』著者:適菜収 「B層」をキーワードに、ゲーテが予言した大衆社会の末路を読み解く! 「B層」とは?---マスコミ報道に流されやすい「比較的」IQの低い人たち 小泉郵政改革に熱狂し、民主党マニフェスト詐欺に騙され、流行のラーメン屋に並ぶ層。彼らの「選択」が国家を崩壊に導く! 序章 こんな社会に誰がした? ■野蛮な時代がやってきた なんだか世の中がデタラメになってしまったと感じます。 三流のものがもてはやされ、おかしな考え方が幅を利かせています。 本当に価値があるものは、ないがしろにされ、軽く見られ、「つまらないもの」「古くさいもの」「過去のもの」として扱われている。 かつてドイツの古代史家バルトホルト・ゲオルク・ニーブール(一七七六~一八三一年)は、「野蛮な時代が来る」と警告を発しました。 その言葉に巨匠ゲーテは呼応します。 「その時代はすでに来た。私たちは野蛮な時代に暮らしている。野蛮であるということは、すぐれたものを認めないということだ」 そしてなおも今は、野蛮な時代です。 嘘に嘘を塗り重ねて、八方ふさがりになっている。 どこかで道を間違えて、行き先もわからず右往左往している。 希望が持てない。 街を歩けば居酒屋チェーンやファストフードばかり。 テレビをつけても面白くない。 書店に行けば、くだらない本が山積み。 聴くに堪えないJポップ。 大手商社がつくった表面上シックだけど安っぽいグルメアーケード。 政治家にも期待することはできません。 二〇一一年三月一一日、午前の参院決算委員会で、首相の菅直人は自身の資金管理団体「草志会」が在日韓国人(パチンコ店を経営する会社の代表取締役)から違法献金を受け取っていたことを認めます。そのわずか五日前には、外相の前原誠司が在日韓国人からの違法献金が発覚したことにより辞任していた。将棋で言えば、菅政権はほとんど詰んでいたわけです。 ところが同日午後二時四六分、東北地方太平洋沖でわが国観測史上最大の地震が発生。さらに最大波高一〇メートル以上、最大遡上高三八・九メートルの大津波が発生し、岩手県、宮城県、福島県の太平洋沿岸部を中心に壊滅的な被害をもたらします。 死者・行方不明者は約二万一〇〇〇人。 この津波により、福島第一原子力発電所の非常用電力供給系統が故障し、大量の放射性物質の拡散を伴う原子力事故が発生します。 浮かれ立ったのは、退陣包囲網を敷かれていた菅直人です。 その後、菅は小躍りしながら、行く先々で場当たり的なパフォーマンスを繰り返し、結果として未曾有の人災を招くことになります。 地震翌日の朝六時には、ヘリコプターに乗り込んで首相官邸から福島に出発。海岸部を上空から視察し、福島第一原子力発電所で東京電力社員から説明を受けました。 非常時に国のトップがふらふら動くのは論外ですが、これにより現場が混乱します。菅の相手をするのに時間をとられて、原子炉格納容器内の圧力を弁から逃がす「ベント作業」が大幅に遅れた可能性が高い。 菅は、この視察の出発前に「原子力について少し勉強したい」と述べ、東京に戻ると「あらためて津波の被害が大きいと実感した」と小学生並みの感想を漏らしました。 午後に首相官邸で行われた与野党党首会談では「最悪でも放射能が漏れることはない」と断言。その会談中に一号機が爆発し放射能が漏れますが、野党側に真実を伝えることはありませんでした。 一刻も早く国民に避難を呼びかけなければならない非常時に、菅は何をしていたのか? 夕方に予定されていた記者会見の内容が突如変更になったためパニックになっていたそうです。一号機の爆発後、菅は東京電力の技術者を官邸に呼びつけ、「これから記者会見なのに、これじゃあ説明できないじゃないか!」と怒鳴り散らします。 菅が気を取り直して記者会見を始めたのは、爆発から五時間後の午後八時三〇分でした。 菅は「自分はものすごく原子力に詳しい」と自負していた。こうした勘違いが、震災の被害をさらに大きくしたわけです。 『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』 著者:適菜 収 ⇒本を購入する(AMAZON) ゲーテは言います。 「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」 小泉構造改革内閣と民主党政権がやってきたことは「野蛮な時代」への回帰です。 でも、怒っていても嘆いていても仕方がない。なぜこのような世の中になってしまったのか、その理由を考えて、なんらかの対応をしなければならない段階まで来てしまっている。 ヒントになるのはB層の動向です。彼らの立ち居振る舞いを観察することで、その背後にある「大きな嘘」の存在が見えてくると思います。 「大きな嘘」とは何か? それはわれわれの社会が信仰している理念、イデオロギーです。序章では、B層社会の概略について述べていきます。 ■B層とは何か? まずは、「はじめに」で軽く触れた「郵政民営化を進めるための企画書」に目を通していきましょう。 企画書の正式名称は「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」です。最初のページには、「2004年12月15日」「有限会社スリード」「株式会社オフィスサンサーラ」と作成日と作成した会社名が記されています。 次のページは、郵政民営化に対する国民意識の分析です。 郵政民営化に関しての必要性認識は確立しつつある。但し、プライオリティ認識は低い。 また、その民営化に対しての温度は、その社会的立場、ターゲット・クラスターにより様々である。 カタカナ英語でごちゃごちゃ書いてありますが、簡単に言えば「郵政民営化・構造改革に対する国民的合意はできていない」ということでしょう。 さらに、グラフが示されます。 民営化を含む、構造改革に対しての意識/経済に関してのリテラシー度でターゲットをポジショニングすると、下図(著者註・前ページの図)のようになる。 グラフを見ればわかるように、縦軸がIQ(知能指数)の程度を表し、横軸が構造改革に対する姿勢を示しています。 このグラフ、および説明をまとめると次のようになります。 A層は構造改革に肯定的でかつIQが高い層になります。 ◎財界勝ち組企業 ◎大学教授 ◎マスメディア(TV) ◎都市部ホワイトカラー 説明として、「エコノミストをはじめとして、基本的に民営化の必要性は感じているが、これまで、特に道路公団民営化の結末からの類推上、結果について悲観的な観測を持っており、それが現状の批判的立場を形成している」とあります。 B層は構造改革に肯定的でかつIQが低い層になります。 ◎小泉内閣支持基盤 ◎主婦層&子供を中心 ◎シルバー層 ◎具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層 ◎内閣閣僚を支持する層 説明として「最も重要な点は、郵政の現状サービスへの満足度が極めて高いこと」「民営化の大儀と構造改革上の重要性認識レベルを高めることが必要要件」とあります。 C層(構造改革に否定的でかつIQの高い層)の説明としては、ごく簡単に「構造改革抵抗守旧派」と、D層に至っては「既に(失業等の痛みにより)構造改革に恐怖を覚えている層」とだけ書かれています。 ............続く........... (長いので、あとは割愛させて頂きますので、実際に文章をお読み下さい) 現代ビジネス「『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』著者:適菜収 「B層」をキーワードに、ゲーテが予言した大衆社会の末路を読み解く!」 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/17799 |
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