ワークライフバランス 大田区の女性社長日記

「ワークライフバランス」とは、働く人がやりがいのある仕事と充実した私生活のバランスをとりながら、個人個人が持っている能力を最大限に発揮すること。それが私の人生の指針です。

株式会社ウイル 代表取締役 奥山 睦のブログです。


社長、キャリコン、もの書き、おかん。最近は大学院客員教授もやっております。


「ワークライフバランス」をモットーに、仕事、家庭、地域活動、勉強に奮闘しつつ暮らしております。




ワークライフバランス 大田区の女性社長日記-まねき猫




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FBで反響があった記事をBlogでも公開します。
ご一読いただけましたら幸いです。


●「女性が輝く日本をつくるための政策」とは、果たして「成長戦略」なのか?

6月27日、ある海外のTV番組から取材を受けました。安倍政権が掲げる女性活躍推進政策について、意見を求められたのです。
プロデューサーに「ところでなんで私への取材なんですか?」と尋ねると、「ワークライフバランスや女性問題でネットで検索すると、多数の講演歴が出てきたからです」と言われました。
確かにこの20数年間、たくさんの講演のオファーがありました。現在は大田区の中小企業研究者としてのイメージが強いのですが、20数年前、均等法一期生世代とともに地域のワーキングマザーのグループを立ち上げたことが、地域活動に入っていった私の原点です。

撮影クルー20140627


安倍政権が経済再生に向けて展開している「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「成長戦略」の「3本の矢」。
その3本目の矢である、持続的な日本の経済成長につなげるための「成長戦略」の中に、「女性が輝く日本をつくるための政策」が含まれています。
その中に「待機児童の解消」「職場復帰・再就職の支援」「女性役員・管理職の増加」があります。

しかし、「女性が輝く日本をつくるための政策」とは、果たして「成長戦略」にカテゴライズされるものなのでしょうか?
私はまずここに非常に違和感を覚えます。

●真の「ワークライフバランス」とは?

私は5月に自分の病気が発見されて以来、仕事時間を大幅にセーブしてきました。
リハビリのためにプールに通っている日は16時に会社を上がっています。
また、この2ヶ月間、夜間の打ち合わせや会議はすべてキャンセルさせていただきました。

この1ヶ月あまりで自分の体重は7kg落ちましたが、同じように日々の生活の中での贅肉をことごとく減らしていきました。
限られた時間内での労働生産性を上げることに腐心した結果、上半期3ヶ月間の売上は、ここ3年間で一番良い数字を達成することができました。
これには顧客が弊社を信頼して任せていただける状況やスタッフの理解と協力なくしては達成できませんでした。

そして現在は遅くとも18:00には自宅に戻り、家族とのコミュニケーションをたっぷり取れるようになりました。
また、健康的な生活へ目標を定めた結果、超夜型でほとんど睡眠時間をとらなかった生活から、早寝早起きに生活習慣をガラリと変えました。
その結果、朝早く起きて読書をし、ラジオ英会話を聞きます。その後、ゆっくりとお弁当作り。これは現在、厳しい食事制限があるため、外食があまりできないからなのですが…。
今の私は、肉体的な面だけを見ると「かなり大変な状況」なのですが、精神的な面から見ると、とても充実しています。
生活を楽しむ余裕ができたからです。これが本当の「ワークライフバランス」ではないか、と思っています。

仕事と家庭の両立という狭いカテゴリの視野では得られなかった満足感です。

●ライフステージ毎の生き方の変化対応を

女性が継続的に活躍するためには「瞬間的な活躍」を支援する政策だけではダメなのです。
長い人生の中には、結婚、出産、育児、介護、そして私のように自らの病気も入ってくる可能性もあります。
そのそれぞれのライフステージをどう生き生きと過ごすことができるか。
確かに振り返ると育児期の仕事との両立は大変でした。
しかしそれでも思い出すのは、息子の少年野球の楽しい思い出ばかりだったりします。
試合のこと、お祭りでのチーム参加のこと、BBQへ行ったことなど日々の生活のささやかな一コマの中にたくさんの楽しさ、嬉しさを発見することができます。

また、私は「仕事と家庭の両立」として長い間、テレワークで補完してきました。それは1996年頃から現在に至るまでずっとです。
しかし、結局は家庭に仕事をシフトして持ち込むことになります。
そして知らず知らずのうちに長時間労働になっていきます。
24時間、365日、どこでも連絡がとれてしまうことで、己の首を真綿で絞めていくようなものです。
男性と同等、またはそれ以上の時間で働くことは家庭責任の大半を担っている女性にとっては、完全にオーバーワークです。
その結果、私のように体調を著しく崩してしまいます。 私は自分の踏んだ轍を、働く女性たちに反面教師としていただければ、と心底思います。
今、本当に考えるべきことは労働の質を高めて「時短」を実現することではないでしょうか。
そしてそれぞれのライフステージ毎に柔軟に生き方を変えていけること。変化対応への周囲の理解と協力も必要です。


●実現可能な数値目標を掲げることが重要

そしてやはり数値目標をもつことは必須だと思います。例えば北欧のクォータ制。クォータ(quota)とは、「割り当て、分配、分け前」の意味です。もともとは政治における男女間格差を是正するための暫定的な方策で、議員・閣僚などの一定枠を両ジェンダーに割り当てる制度です。発祥地のノルウェーでは、一般企業に対してもこれを法制化しました。その結果、取締役会など経営中枢への女性進出に大きな効果を上げています。

これも安倍政権以前から政策方針として検討されているひとつではあります。
しかし、それをいつまでに具体的にいくつまで数字を引き上げるか?
その具体的な目標設定が必要です。3年後に20%、たとえばそれでもいいのです。より実現可能な数字であれば。

たとえば大田区には区長、副区長がいますが全員男性です。その中にせめてひとり副区長に女性を任命して欲しい。
副市区町村長は市区町村長が指名し、市区町村議会の同意を得て選任されます。
このため、長と議会の多数派が対立している場合、長が任命できない事態も起こり得ます。

「前例がないから」。

これでは地域からイノベーションは起こせません。イノベーションは足元から起こせるものなのです。


先日の取材を受けて、今感じていることを少しだけ書かせていただきました。長文をご高覧いただいた皆様、ありがとうございました。

奥山 拝
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だいぶご無沙汰してしまいました。久々の更新です。

度重なる体調不良で病院へ行ったのが5月13日。
そのときさまざまな症状が特定されて、2週間ほど療養生活を送りました。そして5月下旬から通常の生活に徐々に戻していきました。ちょうど1ヶ月ですね。

これを機会に、生活習慣を徹底的に見直し、食事、睡眠、運動のバランスに心を砕きました。
食事は野菜中心、腹7分目に。睡眠もきちんととるように心がけ、早寝早起きに。そして週4回フィットネスクラブに通い、プールで水中運動をしています。
その結果、順調に回復しつつあり、体重も6kg減りました。

その間、たくさんの方々から応援メッセージやお見舞いをいただきました。本当にありがとうございます。
中には私のFBの闘病生活(?)についての投稿へ、「生への執念が強すぎてお腹いっぱい」という心ないことを書かれたりもしました。そのときも、たくさんの方々から「生きたい気持ちを踏みにじるのは許せない」というような、励ましのメッセージを数え切れないくらいいただきました。

体が弱っているときは心まで弱くなりがちです。
だからこそ、「生きること」への希望をもつのは、人として当たりまえのことです。
そんな時こそ、背筋をシャンと伸ばして、気持ちを強く持って前を向いて歩いていきたいと思っています。

先日、大学院のゼミの後輩、菊池桃子さんからもお見舞いのメッセージと30周年記念グッズが届きました。記念イベント満載でご本人も大変多忙だと思います。そんな中、お気遣いいただいたことに胸が熱くなしました。

桃子さん30周年記念グッズ


そして昨日6月13日は、大田区蒲田のPiOで「第7回大田区加工技術商談会」が開催されました。
そこに桃子さんからいただいた30周年記念のTシャツを着用していきました!同世代男性が羨ましがるのを横目に…へへ(・∀・)

このイベントは大田区の町工場が、製品ではなく加工技術(金属加工、樹脂加工、ゴム加工、機械組立、表面処理、溶接等各種加工)をPRするものです。潜在見込み客となる企業担当者らと出展者がその場で商談する展示会です。
毎年見学にうかがっているのですが、今年は快晴ということもあり、大変賑わっていました。

大田区加工技術商談会


長いこと大田区の町工場の取材をさせていただいているので、昔取材させていただいた企業さんが、表彰されていたりするのもとても嬉しく拝見していました。
また、出展企業さんがほとんど知り合いだったため、歩いて見て回るたびに「大丈夫?」「元気そうだね」「頑張って」とお声がけいただき、本当に感謝します。みなさんのあたたかい言葉でどれだけ力をもらえることでしょうか。

女体像


こうして日々、生きていることに感謝。
生かされていることに感謝。

これからもどうぞよろしくお願い申しあげます。
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久々の更新です。
ちょっと体調を崩してしまいまして…。

原因は頚椎が少しばかり右側の神経に触れて、右半身に麻痺が出たからでした。
よって右手を使うのをしばらくやめていました。

完治はしていませんが、少しずつ良くはなっています。
なるべくきちんと睡眠をとって首を倒す時間を長くすること。
ストレッチを心がけること。
疲れたらすぐに休むこと。
これを心がけて、ゆるゆるしばらくは過ごすことにしました。

その間、いろいろなトピックもありました。

・3月15日、大田区区政功労者表彰を受けました。
2004年以来、2度目です。ありがとうございました。
当日の模様は、大田区のホームページに掲載されています。
https://www.city.ota.tokyo.jp/midokoro/spot/hot_news/25kuseikourou.html

・6月に開催されるスウェーデンの国際経営学会で「下町ボブスレー」について、発表することになりました。
5月5日が論文の締切で、まさに現在、執筆の佳境です(^ω^)

・中小企業庁から中小企業の販路開拓についてヒアリング調査を受けました。
中小企業の現状と補助金使用についての提言などをさせていただきました。

・今年度も静岡大学大学院工学研究科客員教授に着任。
今年で6年目に入ります。ご縁に感謝します。

・今年度も昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員に着任。
2年目になりました。今年はもう少し大学へ貢献できることを考えていきたいです。

・拙著『下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む』に関する講演依頼
東京はもちろんですが神戸、静岡、栃木、長井等、今年は書籍がご縁の講演依頼がいろいろと入っています。

・福山雅治のコンサートに初参戦!
初めての福山ライブ!堪能しました。チケットをご手配いただいた卓也ママさん、ご一緒いただいたあんさん、ありがとうございましたm(__)m

さて、今年度は体調に留意して、でもしっかり実績を残せるような1年にしていきたいです。
どうぞ今後共よろしくお願い申しあげます。

下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録- (B&T.../日刊工業新聞社

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「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」

紀貫之ではないですが、とりあえず今年から読書日記を初めてみました。
タイトルは「No Reading,No Life.」ということで。
URLはこちら→http://moobook.blogspot.jp/

昔から読書が好きでした。

暇だった大学時代は、ほぼ1日1冊ペースで読んでいました。
今のようにPCが普及していなかったから、ノートに「読書感想文」を書いていました。
そのノートも今や行方不明ですが…。
だから今年から備忘録としてブログに書き留めておこうと思いました。

あ、ちなみにもともとは文学部出身じゃないです。
美大で油絵を専攻していました。
で、40代で入学した大学院は政策学専攻でした。

そういうと大抵の方は「?」となるようです。
越境学習の妙味を誰よりも味わっている一人だと自負しています。

そんなちょっと変則キャリアの私の視点で選んだ本の数々。
今年はいったい何冊読めるでしょうか?
年間100冊は読みたいなぁ、と思っています。



下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録- (B&T.../日刊工業新聞社

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新年明けましておめでとうございます。
2014年初のブログ更新です。

仕事始めの今日は、早めに出社し、掃除や年賀状の整理をしたあと、スタッフミーティング。
編集に携わる者として、著作権を守ることの大切さをみんなで話し合いました。
今年は法的なことも念頭に、徹底しようと気を引き締めました。

11時から蒲田のPiOで開催された「大田区新春の集い」に参加させていただきました。
大田区長はじめ、国会議員、都議会議員、区会議員、各町会長さんや地域貢献に顕著な方々が一堂に会します。
年に1回、この会でしかお会いできない方もいらっしゃいますが、お元気そうで何よりです(^O^)
私は、大田区の評議員、審議員を長く歴任しており、もう15、6年ほど継続して出席させていただいております。

蒲田からオフィスのある大森に向かう途中、スマホで法政大学大学院の後輩のFBをチラッとみたら、静岡新聞朝刊に拙著『下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む』の記事が掲載されていたという情報を得ました。法政大学大学院は静岡にもキャンパスがあるため、静岡在住の方々も多く通っております。
また、私は静岡大学大学院工学研究科の客員教授を5年にわたってやらせていただいております。

浜松の書店さんも応援していただいていることをTwitterで知りました。
静岡のみなさんの応援に心から感謝申しあげますm(__)m

静岡新聞

下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録- (B&T.../日刊工業新聞社

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ちょっと2013年を振り返ろうと思います。

1.本を3冊発刊
「キャリア・チェンジ」(共著 2月 生産性出版)、電子書籍版「メイド・イン・大田区」(3月 ウイル)、「下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む」(12月 日刊工業新聞社)。年に3冊はちょっときつかったですね…ww

2.取材に明け暮れました
4月~11月まで大田区町工場約50社に取材ご協力をいただきました。ありがとうございましたm(__)m

3.息子・就職決定!
親としては心底ほっとしました。模擬面接もずいぶんつきあいました(・∀・) 来年4月から社会人です。

4.学会発表
経営情報学会、日本感性工学会の企画セッションに出させていただき、下町ボブスレーとダイナミック・ケイパビリティ、ソーシャル・キャピタルをテーマに発表しました。

5.大学での特講
上智大学、事業構想大学院大学、専修大学、法政大学等で特講をさせていただきました。テーマは、文化資本、ソーシャル・キャピタル、ダイナミック・ケイパビリティ、イノベーションなど多岐にわたりました。

6.講演活動
年間20数回、全国で講演活動をさせていただきました。

7.研究員に着任
「昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員」に着任しました。大学からの委託で、来年、調査・研究に本格的に着手します。

8.長井市と大田区の架け橋に
「ふるさと長井しあわせ応援サポーター」に着任しました。長井市の観光・物産・雇用政策などをサポートしていきます。

9.聖地・長野スパイラルへ
ボブスレー全日本選手権を観戦するため、12月長野スパイラルへ訪問。この模様は年明けに静岡新聞、日刊工業新聞に本の告知とともに一部掲載される予定です。

10.大学調査
某シンクタンクからの委託で大学プログラム調査を行いました。弊社としてはやってみたかったナレッジ・ワークの調査・分析でした。次の事業展開のヒントになりました。

今年1年、お世話になったみなさま、本当にありがとうございましたm(__)m
来年もどうぞ変わらぬご愛顧をお願い申しあげます。
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2013年12月20日~22日、冬季五輪が開催された聖地・長野スパイラルを訪ねる旅をしてきました。目的はボブスレー全日本選手権を観戦するため。下町ボブスレー1・2・3号機が走りました。今回は試走から観戦したかったため、先発隊の(株)フルハートジャパンの國廣社長、(株)エースの西村社長、(株)昭和製作所の舟久保社長と弊社Girittoと私はご一緒させていただきました。

東京駅集合


【12月20日(金)】
東京駅から約1時間半。軽井沢を過ぎたあたりから雪深い風景に変わっていきました。長野駅到着後は、レンタカーをチャーターしてお昼ご飯。おいしいお蕎麦を頂きました。
その後、長野スパイラルへ。 総延長1,700m、標高差113m、管理棟、会議室、スタートハウス、計量棟、格納庫からなるボブスレー、リュージュ、スケルトンの公式競技場です。

管理棟の駐車場へレンタカーを置いて、雪山をてくてく登っていきました。目指すは競技場トップ。しかしこれがキツイ…。雪道を30分歩きます。ゼーゼーハーハー息を切らしながら必死に登りました。

雪道を歩く


なんとか到着したらすでに試走開始10分前でした。アブナイ、アブナイ…。
先週、右足肉離れをおこしたパイロットの脇田寿雄さんは、下町ボブスレー2号機に搭乗したままでスタート。
ブレーカーは中央大学の中村一裕さん。陸上、円盤投げ出身のスプリンターで、186cmの長身でパワーがありそうです!
祈るような気持ちで試走を見守っていました。

脇田さん試走


今回下町ボブスレーに搭乗してくれる選手は以下のとおりです。
●1号機
パイロット
押切 麻李亜(おしぎり まりあ)19歳
ブレーカー
指田 紗貴(さしだ さき)20歳

●2号機
パイロット
脇田 寿雄(わきた としお)48歳
ブレーカー
中村 一裕(なかむら かずひろ)23歳

●3号機
パイロット
徳永 翔(とくなが しょう)28歳
ブレーカー
和久 憲三(わく けんぞう)29歳

試走観戦後は、ホテルにチェックイン。夕食は下町、選手、メディア関係者を交えた懇親会でした。その後有志は4次会まで行ったとか…(^ω^)

【12月21日(土)】
本日、選手のみなさんはオフ。自主トレのため、トレーニングルームで汗を流したようでした。舟久保社長は選手たちと一緒にトレーニングへ。ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ

西村社長は朝からメディア対応です。明日の全日本選手権必勝祈願のため、善光寺へお詣りに行きました。Girittoと私も同行させていただきました。帰りはお土産屋さんをぶらぶらのぞきながら長野駅まで歩き、お蕎麦屋さんで昼食。國廣社長も後から合流しました。

善光寺



その後、3社長はメディア対応、Girittoと私は長野駅近辺のお店巡り。途中、冷たい雨が降ってきたので、急いでホテルへ戻りゆっくり読書です。
夕飯は、明日の全日本選手権の健闘を祈って、またまた懇親会。選手のみなさんは明日に備えてソフトドリンクで乾杯です。國廣社長が音頭をとられて、応援の練習もしました。
夜遅くプロジェクトリーダーの細貝社長、(有)東蒲機器製作所の高橋さんも到着しました。

懇親会2日目



【12月22日(日)】
いよいよ全日本選手権当日を迎えました。大田区からバス一台をチャーターして40名近い応援団が合流。長野の「浅川スパイラル友の会」会員の方々も駆けつけ、熱い応援を送っていただきました。応援用のプラカードを作ってきてくださり、休憩所ではりんごやお漬物も振舞ってくださいました。また、バス組は、30kgものりんごのお土産もいただいたようです。
また蒲田の工学院専門学校、大森のマミフラワーデザインスクールの寄せ書きの大団幕も、応援に花を添えてくれました。

思い出


みんなの夢を乗せて下町ボブスレー1・2・3号機が滑走!
大田区中に激震が走った下町ボブスレーソチ五輪不採用の通知から1ヶ月。
「下町ボブスレーは本当に遅いのか?」
それを実戦で検証するために。

10年ぶり、長野以来の公式戦出場となるパイロットの脇田さん。4大会連続冬季五輪代表選手だったスーパーアスリートです。しかし右足肉離れのため、なんと「片足ケンケン走り」からの2号機滑走です。パワー全開の若手のスプリンター、中村さんが一気に押し出します。スタート時に5位だったのがコースを進んでいくうちに4位、3位と加速していき遂に2位に!

脇田さん全日本


パイロットの技能の凄さとブレーカーの身体能力の高さに感動!( ;∀;)
お二人が到着したところを確認すると思わず涙…。
表彰台に登った姿を見てまた涙…。

表彰式


その後、ブレーカーの中村さんがメダルをかけてくださるという嬉しいサプライズもあり、さらに涙…。もう顔がぐちゃぐちゃです…。

メダルかける


3号機の徳永・和久組は5位入賞と健闘。残念ながら1号機の押切・指田組は失格でした。60秒以内に15メートル先のスタートフォトセルを通過しないと失格となってしまうのです。

1位はダントツで全日本チームの鈴木寛・宮崎久組、3位はやはり全日本チームの小林竜一・黒岩俊喜組。その中でベストコンディションではない状況でも、2位に食い込んだのは選手の技能の高さとソリの速さを十分に証明できた結果だったのではないでしょうか。

この下町の選手たちを下支えしてくださったのが、昨年の全日本女子2人乗りで優勝したブレーカーの浅津このみさん。そして先週のチャレンジカップに出場し、全日本選手権には自ら手を挙げ選手としての出場を辞退して、裏方に徹した窪田豊彦さん。
素晴らしい方々が、下町ボブスレーを支えていただいていることを改めて実感しました。
(右前列から浅津さん、徳永さん、和久さん、後列右から中村さん、窪田さん)

集合写真


脇田さんが先日、おっしゃっていた言葉を思い出しました。

オリンピアンには3つの精神がある。
EXCELLENCE(エクセレンス) 卓越していること。
TEAMWORK(チームワーク) 各人の声に耳を傾け、信頼しあい協力するよう取り組むこと。
RESPECT(リスペクト) 尊敬すること。


下町ボブスレーを通してたくさんのことを教えてもらった気がします。
生涯忘れられない長野の旅になりました。
お世話になったすべてのみなさまに心から感謝申し上げます。

#弊社Girittoがたくさんの素敵な写真を撮ってくれました。ありがとうございましたm(__)m

#12月25日、全国書店にて発売になります。「下町ボブスレー」の800日に及ぶ記録が綴ってあります。
下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録- (B&T.../奥山 睦

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12月21日に発売される拙著「下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む」(奥山 睦著 日刊工業新聞社)

出版社のサイトに目次内容が掲載されましたので、このブログでもお知らせ申し上げます。
2011年9月~2013年12月まで、プロジェクトが歩んできた軌跡を忠実に追っています。
また約50社の町工場を訪ね歩いて情報収集したほか、多くのイベントに私自身がボランティアとして参加し、プロジェクトメンバーと一緒に汗を流しながら書いてまいりました。
約1年間の執筆期間をかけ、熱い「職人魂」を受け止め、丁寧につくってきた一冊です。
ぜひ、お手にとってご覧いただけましたら幸いです。

【目次】
第1章 それは2枚の書類から始まった
・たった一人の大田区職員の思いからスタート
・童夢カーボンマジックとの出会い
・キックオフミーティング開催で課題が明らかに
・ランナーの開発に東大大学院の支援を得る
・童夢でソリの構造確認を行う
・風洞実験で空力特性を確認
・「下町ボブスレー」プロジェクトを世間に公表
・開発状況報告会で仲間集めに奔走
〈コラム〉
・ボブスレーの機構と歴史

第2章 わずか10日間で150点の部品が集まる
・町工場によるボブスレー製作がいよいよ開始!
〈1号機製作秘話〉
・追加の加工要請に応えて自分を磨き、伸ばす(大野精機)
・モノの移動が非効率でも溶接品は全部面倒を見る!(フルハートジャパン)
・寸法精度の厳しい部品加工にあえて名乗りを上げる(エース)
・ ランナーを支える赤いブラケットに世界への飛躍を懸ける(松浦製作所)
・ 下町ボブスレー試作第1号機完成へ!

第3章 思いは確信に――長野でレコードを叩き出す!
・試走への最終調整
・下町ボブスレーがついに氷上デビュー
・試走2日目に全日本選手権のタイムを上回る快挙
・全日本選手権に向けての改修
・初出場の全日本選手権で優勝!
・男子チームによるテスト滑走

第4章 男子2人乗り用の2・3号機開発に向けて
・日本連盟との包括協力協定締結で動き出す
・ソチワールドカップを視察
・ノースアメリカカップ出場に向けた1号機の改造
・2号機製作説明会に約100社が集まる
・初の海外レース参戦!
・経験を糧に新たな解を引き出した2号機構造設(東レ・カーボンマジック)
・ 限られた条件の中でベストな空力解析に臨む(ソフトウェアクレイドル)
・ソチオリンピックを見据えた選手発掘へ協力
・2・3号機製作発注会で新型ソリの仕様を発表
〈コラム〉
・下町ボブスレーと地域活性化

第5章 2度目の夏、2・3号機製作が始まる
・五輪を目指す本丸のソリを仕上げる
〈2・3号機製作秘話〉
・基準出しに長年のノウハウが活きる アクスル粗加工(東蒲機器製作所)
・最後に残った図面を引き受ける 対応力で仕上げ加工を担当(大野精機)
・いきなりの練習用台車作成からアクスル部品の溶接まで(師岡鈑金製作所)
・普段は経験のない社外図面を読みこなして10部品を製作(大肯精密)
・新たな加工プログラムをつくる勉強の場として部品加工に挑戦(上田製作所)
・得意の精密深穴加工でフレーム製作に貢献(協福製作所)
・連携を支える町工場の横顔(信成発條製作所、カシワミルボーラ、三陽機械製作所、イデ、マゲテック、富士セイラ)
・悲願の国産ランナー製作(東京大学大学院、栄商金属、ミツトヨ、ムソー工業、関鉄工所、生田精密研磨、上島熱処理工業所)
・カルガリー戦に向けた改修
・特急の改修に次ぐ改修、新規部品製作を取り仕切る(フルハートジャパン)
・ボブスレー日本代表候補選手と下町ボブスレー2号機を披露

第6章 五輪への挑戦権
・ボブスレー日本代表男子チーム・北米遠征へ
・下町ボブスレー2号機が初滑走
・本当のドラマはここからだ!
・威信をかけた改修へのシナリオ
・未来を切り拓くための布石


下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む-大田区の町工場が夢中になった800日の記録-/奥山 睦

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本日、法政大学大学院政策創造研究科雇用政策プログラムのゼミの後輩だった菊池桃子さんに、とある件でお会いしました。

彼女のブログに時々、「先輩」として私が登場するので、問い合わせが入ることがあります。
ここで誤解がないように少しだけご説明しておきます。


桃子さんが大学院入試を考えていたときに、当オフィスにキャリア・カウンセリングを受けにいらしゃったのが、知り合ったきっかけです。
以来、ゆるやかなつながりで今日まできています。


当然、守秘義務の関係で詳細は公開できません。
しかし、偶然の出会いで彼女は大学院へ入学し、同じゼミで学ぶことになり、優秀な成績で卒業されました。
そして現在、タレント活動をされながら、母校の戸板女子短大で客員教授をされています。
またNPO法人キャリア権推進ネットワークの理事としても、活躍をされております。


今日は桃子さんのブログで、私の新刊「下町ボブスレー 僕らのソリが五輪へ挑む 大田区の町工場が夢中になった800日の記録」をご紹介していただきました。
いつも彼女の細やかな心遣いに心から感謝しております。
桃子さん、いつもありがとうございます!

http://ameblo.jp/kikuchi-momoko/entry-11728102169.html
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日刊工業新聞社より、12月20日に『下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む』が発刊されることになりました。
出版社のWEBサイトに掲示されましたので、ようやく正式にカミングアウトができます。

$ワークライフバランス 大田区の女性社長日記-下町ボブスレー表紙


http://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00002666


約1年間の執筆期間をかけ、本書はプロジェクトが立ち上がった時から、ソチオリンピックを目指し奮闘を続けてきた800日を綴った記録です。残念ながらソチオリンピック出場には至らなかったのは、周知の事実です。

しかしプロジェクトの疾走感と人知れず繰り広げられてきたドラマの数々はまぎれもなく本物です。私はプロジェクトのメンバーに一番近い位置で、この1年間、ともに行動し見続けてきました。

「大田区を元気に、大田区から元気を」という掛け声のもと、プロジェクトのメンバーは実に活き活きと日々、下町ボブスレーの製造にかかわり、やがてそれは業種や地域を超えてスピルオーバーしていきました。

プロジェクトリーダーの株式会社マテリアルの細貝淳一さんは、「見たことも触ったこともない」ボブスレーの製作をまずは「できる」と信じて、プロジェクトを強力に牽引してきました。
この「できる」と信じる強い気持ちが、多くの人を惹きつけ、数々の奇跡をもたらしてきました。「志」は人を動かします。不可能を可能に変えていく原動力です。

しかし、このプロジェクトのメンバーは特別な人たちではありません。
日々、モノをつくり、実直に仕事をし、日本の産業の屋台骨を支えてきた市井の町工場の人たちです。

その普通の人たちが「志」をもち、共に喜びを分かち合い、互いを認め合い支え合いながら行動していきました。その結果、地域からイノベーションを起こしたと言っても過言ではないと思います。

氷上を疾走するボブスレーのように、全力疾走してこの期間を駆け抜けてきたプロジェクトのメンバーたち。
ソチオリンピックの切符は残念ながら手中に収めることがでませんでした。
しかし、次の平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けて、早くも新たな歩みを始めています。その熱い「職人魂」の片鱗を少しでも本書を通して感じていただけたら幸いです。

尚、本書の出版印税の一部はプロジェクトへ寄付をさせていただき、今後の活動に役立てていただけたらと思っております。
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