そんな母の理想とも言えるカリキュラムを海外で発見!"New Montessori Child"と呼ばれるモンテッソーリ教師兼アート教師の著者が書き下ろしたテーマ別のカリキュラム。モンテッソーリ園のマニュアルとして使用できる内容が、1日ずつ時間割まで付いて載せられています。
なかなか我が家のような平日1時間程度の活動時間しかない家庭にはすべてを活用することは難しいのですが、リファレンスとしては素晴らしい内容!もしその日のテーマが星だとしたら(秋学期サンプル)朝のサークルタイムでは、「きらきら星」を歌うことからスタートし、星についてのお話。そして、ヨガの時間では「星のポーズ」。おしごと時間のグループ提示では、星座について。アートの時間も星をモチーフとしたクラフト。静粛練習では、ただ静粛を作り出すだけではなく、星、月、太陽はすべて静寂の中にあること・・・銀河系の話から、上手く静粛練習へと繋げるなど、様々な工夫が凝らされています。ストーリータイムでも、星に関する絵本の読み聞かせ。文化教育では、懐中電灯を組み立て、夜空の星探しなど、常にテーマを意識した取り組みが組み込まれています。
もちろん、この中に個人活動のおしごとがあるため、必ずしもすべてこれらを1日で網羅できる訳ではないのかもしれませんが、とにかくアプローチが素晴らしい。新たな知識をどんどん植えつける訳ではなく、関連したことを別の形で表現していくことで、子どもたちの中にも残りやすいのではないかと感じています。
・・・ということで、ここは迷わず取り寄せ(笑)。
ただ、残念なのは白黒印刷で一切写真・挿絵がないこと。また通常のモンテッソーリのマニュアルとは違い、各分野のおしごとは一部のみの掲載なので、あくまでも我が家のようなリファレンスとしての位置づけでないと、使いづらいかもしれません。
メインの対象年齢は幼児期の子ども達ですがエレメンタリー課程でも調整しながら十分使えそうな内容です。少しずつ内容を吟味しながら、娘の敏感期と合う部分を見極めていきたいと思います^^
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