K-1でもプライドでもなく、HERO’Sでもなく『戦極(せんごく)』。
名前は初めてながら、素敵な対戦カードの様子。
徐々にすごい人が会場に吸い込まれていきました。
さいたまスーパーアリーナのゲート前で友人の先輩からチケットを受け取ると、なんとVIPシート。
しかも5列目。
鳥肌が立ちました。
ひーー、ええんやろか。
一気にテンションもあがり…・・・。
やう子&ヨッシーと合流し、Sさんと4人で会場内へ。
席に着席すると、
「ちっかー!!」
【第一試合】
高橋和生VSファビオ・シウバ
「シウバの黒いTシャツのセコンドが素敵だわ」
と早くも楽しんでいる様子のSさん♪
あら、本当。と選手だけでなく、以後セコンドも気になりだす私。
それにしてもテレビのような実況がないとこんなにも会場って静かなのね。
たまに飛び交う応援なのか野次なのかわからない叫び声もまた一興です。
前のめりな攻勢のシウバが勝利を収めました。
【第二試合】
ホドリゴ・ダムVSジョルジ・マスヴィタル
(すでに私の片仮名キャパシティ、オーバーです)
神経質そうなホドリゴ選手に対し、マイペースな雰囲気のジョルジ選手。
外国人同士の対戦ながら、とても見ごたえがあったように思います。
【第三試合】
チェ・ム・ベVSマーシオ・ペジパーノ・クルーズ
試合前に流れるPVを見て興味がわいたチェ選手。
ゆるいポージングに込められた意味は、ロマンと情熱。
面白いです。
でも嘘のように呆気なく終わってしまって、しょんぼり。
これからも注目していきたい素敵なキャラ。
ファイティン!
【第四試合】
菊田早苗VSクリス・ライス
ヨッシーいわく、とても有名な選手なのだそう。
寝技でじわじわと、じっくりと攻めて、数分で勝利。
試合の進行が早い!
最近の格闘家って、筋肉隆々なんて印象はまったくなくて、
あんなに腰にお肉がだぶついてていいの?っていうくらいの選手も強かったりするので、競馬のパドックのようには判断しがたいのです。
【第五試合】
ニック・トンプソンVSマイケル・コスタ
試合前に流れる選手紹介の映像って、闘志むき出しで、練習量や技量をアピールしていたものが多かったのだけれど、この『戦極』ではもっと選手の内面にアプローチしていて、親近感を感じられました。
でもなんか選手の発言が穏やかで、ありふれた印象。
初期のK-1のようなクレイジーさというか、キャラや強烈な個性を全面に打ち出すことはないのですね。
ピーターアーツやジェロム・レバンナ、アーネストホーストが懐かしいな~
もっとも好きだったのはステファン・レコ。
格闘家らしからぬ端整な顔立ちが忘れられません。
第五試合は、オバマさん似のマイケル・コスタが敗れ、素敵なシェイプのお髭が特長のニック氏が勝利。
マイペースな試合運びが功を奏したようです。
【第六試合】
三崎和雄VSローガン・クラーク
naomiの中学の同級生らしい三崎選手。
かっこよくて、すごくモテていたのだそう。
なんだか攻めが消極的な印象で、結局判定に。
素人目には不思議な結果でした。
ローガン・クラーク選手はまるでキリストのようなお髭の蓄えようで、ロッキングチェアに座ってパイプを咥えてそうな風貌。なんとも温和な格闘家といった印象です。
攻撃されているにも関わらず、インターバルの笑顔が余裕を感じさせましたが。。
【第七試合】
藤田和之VSトラビス・ビュー
野獣藤田は残念ながら負けてしまいました。。。
【第八試合】
吉田秀彦VSモーリス・スミス
38歳の柔道家、吉田秀彦と46歳のキックボクサー、モーリス・スミスの対戦。
オジサンとは思えないナイスファイトでした。
やっぱりメインイベントとあって、一段と観客の歓声も大きく、太く、黄色く、鋭く、響きます。
試合後にモーリス・スミスが負けた理由をセコンドに説明している様子がとても可愛いかったです。
外国人選手の礼儀正しさには驚きました。
試合終了後に四方向に礼をしたり、退場前に関係者一人一人に挨拶をし、Tシャツをプレゼントしたり、試合後は敵味方関係なく握手や抱擁をしていたり。
なんだかスポーツマンシップって素敵だな、と。
そして、なんと!
私たちの斜め前に俳優の成宮寛貴さん!がいらっしゃったのです。
めーーーーっちゃ綺麗な顔。
観戦している様子も爽やかで、試合を見ながらこっちにも興奮。
帰り際、握手を求めていた男子に便乗して、
握手してもらうことができました。
笑顔も爽やか。
内藤選手、ミノワマン、ほしのあきさんもいらっしゃいました。
とにかく、今日はとっても楽しかったです!!!
カオリーヌ、本当に本当にありがとう!!!
爽やかで素敵な先輩にも重重お礼言っておいてくださーい♪