お正月気分は抜けましたか?
モンゴルだるま@モンゴル遊牧民起業家です。

ただいま、一時帰国中で、2016年旅行シーズンの営業・打ち合わせ・企画調整・説明会・おいしいもの食べ歩き、事業計画の練り直しなどをしております。

さて、去年からずっとモンゴル旅行業界の懸念事項であるASEM(ASEMとは「Asia-Europe Meeting」の略称で、日本語では「アジア欧州会合」)のモンゴル国がホスト国として開催するイベントの暫定日程が発表されたものをまとめてみました。




ASEM2016スケジュール


この記事を最初に書いた時点での発表の表をそのまま日本語に自分で訳して作ったのですが、肝心な本丸を書いてなかった。

7月15-16日の二日間が一番大きな首脳クラスの大会合があります。

ASEMの会合には、アジア・ヨーロッパ各国(40-50か国の参加が見込まれる)からの首脳・閣議メンバークラス・高級官僚などからなる公式訪問団だけでも、その数4000人余りが関与するといわれ、さらに記者団・経済界の関係者などがモンゴルに一同に会するということになる予定です。

今のところ、公式訪問団および記者団用として、モンゴル政府が指定した43ホテルは公式宿泊施設としてASEM準備委員会や各国在外公館が優先的に予約・使用することとなっていますので、一般旅行者がこのイベント開催期間中にウランバートル市内中心部のまともなホテルを利用する・予約するのは至難の業であることはすでに予測されております。

*4月上旬から議論されている話題としては、モンゴル国内便の飛行機の離発着を、現在、空挺部隊などが使っているナライハ駐屯基地の空港を使おう、という話。ロシア軍が駐屯していた頃から使っている飛行場です。
でも滑走路の安全面、荷物の出し入れその他、旅客者の管理サービスの点で業者から不満があり、急いで対応工事するとかしないとか・・・。草原にいて、その後の展開がよくわかっていないのですが。まぁ、いずれにせよ、モンゴルの国内フライトは運行不安定なので、最初から私は使う予定にしていないのですが。

対策としては、
1:早めに予約確定
2:ウランバートル市内中心部のホテルは使わない
3:イベント開催予定期間にはウランバートル市内・周辺にはいない
4:大渋滞や保安上の時間の浪費は我慢する

といったことが考えられますか・・・

貴重な旅行シーズン(しかもベストシーズン)にこのような政治的大イベントが開催されてしまう経済効果というものをどうとらえればよいものか・・・

一部大手旅行業者さんたちが仕切ることになるのだと思いますが、いずれにせよ、混乱必至だなあ。

でも、日程がだいぶしぼり込まれてきたのはラッキーです。

モンゴル旅行のご予定を立てるときのご参考にしていただければ幸いです。

私も、今年の7月ASEM期間中は何かと渋滞や混乱があるだろうから、とお客様の受け入れはやめて、遊牧作業に専念しようかと思っていたのですが、せっかく一時帰国しているのだし、日本にいる間に直接お打合せをして、日程確定までできるのであれば、ASEMイベント開催期間をさけて日程調整するという対応をしようかなと、ただいま企画案を作っております。


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