モンゴルだるま@よろずコーディネーター兼業遊牧民です。
2015年はモンゴルエコツアー普及強化イヤー、の予定。

春営地に引っ越してきた4月以降、兼業のはずが、ほぼ「専業」で遊牧生活を送っております。

自分がとことん、家畜や天候や大地と向き合い、「ご近所さん」の遊牧民とおつきあいすることで、いろいろエコツーリズム精神の筋を通したプログラムを企画中。

モンゴルといえば、乗馬。

そりゃそうだ。

限りなく広がってる気持ちのよい大草原を馬と一緒に風になる。

こりゃ、最高の経験です。うんうん。


モンゴルでの旅って人生を変えちゃう魅力があるんだなぁ。

馬に乗るのがデフォルト・・・かとも思ってたのですが、
実は、ここ1ヶ月、草原で忙しく生活をしているものの
馬には全然乗っていないのです。

やってることは、羊・山羊の放牧とか牛の放牧とか
乳搾りとか家畜への餌やりとか
ゲル中やゲル周りの掃除とか
料理作ったり、お茶作ったり
燃料用の乾いた牛糞を拾い集めたり
生乾きの牛糞をひっくり返して乾燥しやすくしたり

モンゴル遊牧民女性がやる日常生活です。

これがまた楽しいんですよ。
全然飽きたり、退屈したりしない。

牛糞ひとつとっても、面白い観察材料だし。
柳の仲間のボルガスで作った籠(アラグ)に
ちびっこい熊手(サワル)でいかに効率よく拾い入れるかとか

あとは、羊・山羊の放牧中に
反芻タイム(腹這いに座ってもぐもぐすると羊たちは動かない)に入ったときに
小さなシートなどを持参して、風にそよがれながら、ごろりんと大の字になって空を眺めたりするのも楽しいし。

こういう「普通の生活」の中で
「空っぽ」になれる時間があるのが遊牧生活の穏やかで魅力的なことです。

都会でのゴチャゴチャした仕事や人間関係や気になる自分の人生だったりとか
「私って何?」とか「こんなんでいいいのかな?」とか
「誰も自分のことをわかってくれない」とか
「あれやらなくちゃ、これやらなくちゃ」とか
人は誰もがプレッシャーとかストレスとかを大なり小なり持ってるものです。

そういういろんなゴチャゴチャが
遊牧生活の作業に夢中になったり、
身体も心もゆるめてゴロリンって大地に大の字になることで
クリアにスッキリできる。

瞑想状態になれるのです。

私も瞑想は都会にいるときでも、そもそも日常生活の中に取り入れているのですが、
呼吸を意識して、身体の力を抜いてリラックスして・・・
といっても、まぁ、ホントの意味での瞑想状態に入るのって、4-5分くらい経ってから。

それが遊牧生活って、わりと、すぐに「空っぽ」になれる。
あんまり「空っぽ」ばかりだと馬鹿になっちゃうし、草原ぼけしちゃうけど。

でもツーリストの方やモンゴル在住で留学してたり、働いていたり、家庭生活をきりもりしたりというそれなりに忙しい日常生活を送っている方にとっては、こういう「空っぽ」時間って意識的に、自分への「投資」のような気持ちで確保しないと、なかなか、「空っぽ」状態までたどり着くぼーっとした時間は作れないものですからね。

「地に足がついた状態」をグラウンディングというのですが、これもまた、意識的に「大地のパワーを吸い込み、自分の中の丹田ががしっと作れて、ぶれないスーッとした中心軸を作る」っていう状態まで自分を持っていくのって、それなりに鍛練しなきゃいけません。

鍛練しなきゃいけない、といいつつも、コツがあるわけで。

身体とか心とかの使い方の心がけっていうことなんだけど。

これまた、モンゴルの草原という、クリーンでパワフルな大地のエネルギーを感じることで、体感しやすいのですね。

うん。

ただ、ぼーっとする。
それだけでも来る価値あり。

さらに、大地のパワーではぐくまれた食材で作る
パワーソウルフードが身体と心のエネルギーを充填します。

ウランバートルから車で1時間強。
パノラマ風景に囲まれた環境。

牛や羊・山羊の鳴き声にのんびり感がさらに増します。
家畜たちは「人を癒す」つもりなんか全然ないと思うけれど、
それでも、鳴き声とか触った感触の温もりとかに「ふわー」って人はやさしくなれる。

自分のマインドをどうやってセルフコントロールするのか?

モンゴル移住生活10余年(実に14年目/洒落じゃないよ)で、私は多くの失敗をし、人間関係に悩まされ、怒りや哀しみに打ちひしがれてきました。

現在だって、悩みがないわけじゃないし、思い通りにことが運んでるってわけでもない。

でも、自分の日常に「遊牧生活」を組み込んだことで
私はちょっとやそっとのことじゃへこたれない「ぶれない軸」と打たれ強い/受け流せる精神を身に着けました。

遊牧民さんたちは、子供の頃から当たりまえに「今・ここ」にいる自分を生きることに無意識になれているから、あんまりピンとこないらしいのだけど。

兼業遊牧民人生6年目・「空っぽ」マスターのモンゴルだるまと一緒に、草原でのーんびり「空っぽ」になりながら、夢や希望をかなえられる自分パワーをチャージしませんか?

ただ、ぼーっとしましょうって言っても、
実は忙しさに慣れている日本人は「ぼーっ」てする時間が「モッタイナイ」って思っちゃうと思うので、適度に「やること」をやったりやらなかったりしながら、
「空っぽ」感覚に慣れていっていただくためのワークを一緒にしましょう。


こちらは今のところ、いつでも受け付け可能。
天候の問題や宿泊の調整などもあるので、できれば2日前くらいまでにはお申込みください。
(電波の調子が悪く携帯電話・インターネット回線がつながらず、せっかくのお申込みを受け付けられないこともありますので。メールはチェックしたらすぐに受付確認のメールを手動でお送りしております。2日以上返信がない場合は、届いていない可能性もありますので、恐れ入りますが再送をお願いします。


おひとり様料金・・・8,000円(1泊2日)
 お食事・ウランバートル市内-「草原の我が家」送迎・日本語通訳ガイド=私(兼エコツアーインタプリタ―として遊牧文化やモンゴルについての解説もいたします)、ゲルステイ、遊牧体験・空っぽワーク付き。(モンゴル国内でのVAT(付加価値税)10%含む。

乗馬も体験したい場合は、+4000円。

【キャンセルポリシー】
(お申込みフォームにて受付し、ご予約確定のメールをお送りした時点でご予約が確定します。
準備の関係上、下記のように、確定後はキャンセル料がかかりますのでご注意ください。
●お振込み後のキャンセルは事務手数料20%を頂戴します。
●開催6日前よりのキャンセルは開催費用の50%を
事務手数料として頂戴し、残りの50%を返金いたします
(振込手数料差引額)。
●開催前々日、前日および当日のキャンセルは
キャンセル料が100%発生します。
●お振込みをされていない場合でのキャンセルも
ご入金頂くことになります。

羊放牧


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そんな方は下記お問い合わせフォームからご連絡ください。

(エコツアー重点イヤーではありますが、例年通り、ビジネス関連やプロジェクトなどのモンゴル語通訳・取材コーディネートのお仕事も承ります)

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