モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
今年もこの時期がやってまいりました。
ストレスフルで気力減退するこの時期が・・・
モンゴル国で起業してなんだかんだで10周年が立ちました。
うち半分以上は全部独りで、お役所関係の事務手続きをやっています。
毎年恒例なのに、なぜか忘れてしまう、手続きに必要な書類の数々。
大体、外資系企業や合弁会社が1年ごとの更新ってのがめんどくさいのですよ。
今年はさらに政府組織の改変があり、いろんな実行機関(エージェンシー)が統廃合されたり、新規で作られたりでややこしい。
さらに政府官公庁の所在地もあっちこっちに移動しちゃってるところもあるのに、政府機関のホームページが更新されてなかったりするところも・・・
なわけで、一箇所ずつ電話で聞いて確認してみたんですが・・・
モンゴルの法人機関に限らないとは思うんだけど、この国はとってもたくさんのレターを会社が作らなければいけません。
書式が決まってるような、決まってないような・・・
そもそも、そんなちょっぴりの文章をつくるためにわざわざレターヘッドで印刷しなきゃいけないってもったいなくない?とかいうものもあります。
電話で確認するときね、FAQのリストがないのかもしれないなぁって思うんですね。
ホームページのFAQを確認しても、ほとんど用をなさないし。
去年まで必要だったはずの書類が今年はないのかなぁ?と思って
「○○書類はいらないんですか?」って電話で聞いたら、電話の奥のおばちゃんの声がすっごい剣呑になって
「わたし、そんな書類がいるって言ったかしら?言われたものだけ持ってきて頂戴」ガチャン!!
ツーツーツー。
電話、途中で切られちゃいました。
怖いからこれ以上は聞けなかった、そんな金曜日。
今日は立ち止まるバス停を外してしまったせいか、バスが全然こないで、体が冷えたら、お腹P=P=Pの危険信号発令になってしまい、結局手続き的には、1箇所しかいけませんでした。
最初の一歩はね、「税務署」です。
モンゴルの法人機関は四半期ごとに会計報告書・税務申告書を提出する義務があります。
年商が1千万トゥグルグを超えちゃうと、VAT(付加価値税)納税企業となってしまい、毎月、所定のVAT用納税申告書を提出しなければいけなくなって大変なのです。
ツアーオペレーターなのですが、独り企業状態になっちゃって久しいため、VAT免除にならないので、結構めんどくさい。
所定機関にお支払いする分は経費ではなく、お預かり金として精算。
その差額である、手配手数料が弊社の売上となります。
会計のテクの妙です。
あんまり収益がなさすぎると「ペーパーカンパニー」とか「幽霊会社」扱いにされてしまい、それはそれで意地悪されやすいので、正直ベースで節税申告です。
で、10月15日締め切りの第3四半期の納税申告を1週間ほど早めてもらって、10月5日に提出してもらい、そして今日、納税証明書をもらいに行ってきました。
インターネット申告に登録されたってことだったんだけど・・・
納税証明書にはなぜか「第三期申告済み」って記載されておらず軽くパニック。
記載されないんだったら、もっと早くから更新手続きに取り掛かったのに!!!
ちなみに、納税証明書が必要なのは以下の3機関です。
1)FIFTA (外国投資・貿易庁)
現在は、経済開発省外国投資調整局宛
2)国家登録庁(法人登録局)
3)外国人登録局
納税証明書は、即日発行してもらえます。
今回の納税証明書から「払いすぎ」分の税金も記載されることになりました。
外資系企業および合弁会社は、400,000tg以上の「事業税の前払い」が義務付けられていて、去年までは赤字経営なのに、課税されてもいない事業税を支払わなければ更新ができず、おかげで弊社、2年分以上もの「前払い最低額」を払いすぎてしまっていたのです。
「払いすぎ」分を還付してくれればいいのですが、まぁ、これは繰越ってことになるようです。
明日は、FIFTAでの手続きです。
JICAのプロジェクトでFIFTA関連の日本語冊子が2008年(だったかな?)に作られて、モンゴルで投資をしたい・起業したい人・法人向けの手続きガイドが発行されたのですが、新規設立の手続きについてはとても丁寧に書いてあるんだけど、更新手続きについては一切記載がされていないのです。
毎年、毎年、わたしブログで会社とビザの更新手続きについて、その煩雑さに翻弄される阿呆として記事を書いていた気がするんだけど・・・
そして、毎年、毎年ドキドキしながらも、なんとかクリアしてきたんだけど・・・
今年はどうなるか?
はあ・・・心臓に悪い。これも・・・ぜーんぶ零細企業だからいけないんだ!
というわけで、今日はクタクタのピースケになってしまったので、あったかくして早めに寝ます。
そして、明日は夜明けとともに目覚め、いざ、FIFTAに出陣だ!
モンゴルで起業!更新手続き・・・その2「外国投資調整登録局」

にほんブログ村
モンゴルで起業!更新手続き・・・その1「納税証明書」の取得について
モンゴルで起業!更新手続き・・・その2「経済開発省外国投資調整登録局」
「モンゴルで起業!更新手続きその3「国家登録庁法人登録局」
今年もこの時期がやってまいりました。
ストレスフルで気力減退するこの時期が・・・
モンゴル国で起業してなんだかんだで10周年が立ちました。
うち半分以上は全部独りで、お役所関係の事務手続きをやっています。
毎年恒例なのに、なぜか忘れてしまう、手続きに必要な書類の数々。
大体、外資系企業や合弁会社が1年ごとの更新ってのがめんどくさいのですよ。
今年はさらに政府組織の改変があり、いろんな実行機関(エージェンシー)が統廃合されたり、新規で作られたりでややこしい。
さらに政府官公庁の所在地もあっちこっちに移動しちゃってるところもあるのに、政府機関のホームページが更新されてなかったりするところも・・・
なわけで、一箇所ずつ電話で聞いて確認してみたんですが・・・
モンゴルの法人機関に限らないとは思うんだけど、この国はとってもたくさんのレターを会社が作らなければいけません。
書式が決まってるような、決まってないような・・・
そもそも、そんなちょっぴりの文章をつくるためにわざわざレターヘッドで印刷しなきゃいけないってもったいなくない?とかいうものもあります。
電話で確認するときね、FAQのリストがないのかもしれないなぁって思うんですね。
ホームページのFAQを確認しても、ほとんど用をなさないし。
去年まで必要だったはずの書類が今年はないのかなぁ?と思って
「○○書類はいらないんですか?」って電話で聞いたら、電話の奥のおばちゃんの声がすっごい剣呑になって
「わたし、そんな書類がいるって言ったかしら?言われたものだけ持ってきて頂戴」ガチャン!!
ツーツーツー。
電話、途中で切られちゃいました。
怖いからこれ以上は聞けなかった、そんな金曜日。
今日は立ち止まるバス停を外してしまったせいか、バスが全然こないで、体が冷えたら、お腹P=P=Pの危険信号発令になってしまい、結局手続き的には、1箇所しかいけませんでした。
最初の一歩はね、「税務署」です。
モンゴルの法人機関は四半期ごとに会計報告書・税務申告書を提出する義務があります。
年商が1千万トゥグルグを超えちゃうと、VAT(付加価値税)納税企業となってしまい、毎月、所定のVAT用納税申告書を提出しなければいけなくなって大変なのです。
ツアーオペレーターなのですが、独り企業状態になっちゃって久しいため、VAT免除にならないので、結構めんどくさい。
所定機関にお支払いする分は経費ではなく、お預かり金として精算。
その差額である、手配手数料が弊社の売上となります。
会計のテクの妙です。
あんまり収益がなさすぎると「ペーパーカンパニー」とか「幽霊会社」扱いにされてしまい、それはそれで意地悪されやすいので、正直ベースで節税申告です。
で、10月15日締め切りの第3四半期の納税申告を1週間ほど早めてもらって、10月5日に提出してもらい、そして今日、納税証明書をもらいに行ってきました。
インターネット申告に登録されたってことだったんだけど・・・
納税証明書にはなぜか「第三期申告済み」って記載されておらず軽くパニック。
記載されないんだったら、もっと早くから更新手続きに取り掛かったのに!!!
ちなみに、納税証明書が必要なのは以下の3機関です。
1)FIFTA (外国投資・貿易庁)
現在は、経済開発省外国投資調整局宛
2)国家登録庁(法人登録局)
3)外国人登録局
納税証明書は、即日発行してもらえます。
今回の納税証明書から「払いすぎ」分の税金も記載されることになりました。
外資系企業および合弁会社は、400,000tg以上の「事業税の前払い」が義務付けられていて、去年までは赤字経営なのに、課税されてもいない事業税を支払わなければ更新ができず、おかげで弊社、2年分以上もの「前払い最低額」を払いすぎてしまっていたのです。
「払いすぎ」分を還付してくれればいいのですが、まぁ、これは繰越ってことになるようです。
明日は、FIFTAでの手続きです。
JICAのプロジェクトでFIFTA関連の日本語冊子が2008年(だったかな?)に作られて、モンゴルで投資をしたい・起業したい人・法人向けの手続きガイドが発行されたのですが、新規設立の手続きについてはとても丁寧に書いてあるんだけど、更新手続きについては一切記載がされていないのです。
毎年、毎年、わたしブログで会社とビザの更新手続きについて、その煩雑さに翻弄される阿呆として記事を書いていた気がするんだけど・・・
そして、毎年、毎年ドキドキしながらも、なんとかクリアしてきたんだけど・・・
今年はどうなるか?
はあ・・・心臓に悪い。これも・・・ぜーんぶ零細企業だからいけないんだ!
というわけで、今日はクタクタのピースケになってしまったので、あったかくして早めに寝ます。
そして、明日は夜明けとともに目覚め、いざ、FIFTAに出陣だ!
モンゴルで起業!更新手続き・・・その2「外国投資調整登録局」

にほんブログ村
モンゴルで起業!更新手続き・・・その1「納税証明書」の取得について
モンゴルで起業!更新手続き・・・その2「経済開発省外国投資調整登録局」
「モンゴルで起業!更新手続きその3「国家登録庁法人登録局」