恋人の男友達、女友達、許せる? 許せない? ブログネタ:恋人の男友達、女友達、許せる? 許せない? 参加中
モンゴルだるま@ウランバートルです。

新規ブログをスタートしてみましたが、やっぱり開始早々は、ちょっと更新ができないとすぐ順位、落ちちゃうんだなぁ・・・
と今更ながら、「積み重ね」の威力を実感。

早くすんもも、またあの関脇のハデハデまわしとか、ゴージャスセレブ部屋に戻してあげたいわ。

てなわけで、今回はモンゴル人の恋愛観とか人間づきあい、みたいなものを考察してみます。

モンゴル人って、基本的に恋人に対しての執着心とか帰属意識「お前はオレのもん」みたいな感覚が強いような気がします。女性にしても、男性にしてもね。

恋人=伴侶、ぐらいの熱さでティーンエイジャーの頃から付き合うからでしょうか?

田舎の遊牧民同士だったりすると、思春期が始まると同時に、そんな「深いおつきあい」を経験し、将来を誓い合い、卒業したあたりで子供ができて、「家庭」を持って独立・・・なんてことも、社会主義時代は珍しくなかったわけです。

子供が「できちゃった」ら産むのが当たり前っていうのは、14、5歳の女の子でも覚悟ができてたというか・・・それでなんとなく生活が成り立っちゃってたのは、社会主義・共産主義時代の「子供は国の宝」という手厚い社会福祉政策のおかげである、となってきたのは、1990年代半ば。

エイズ蔓延やそれ以外にもB型肝炎等性交渉によって感染する深刻な病気がわりとポピュラーなモンゴルでも、1994年ぐらいからコンドームという避妊具が当たり前に普及し始めたのでした。
それまでは、ぶっちゃけ「中出し」オッケーという感覚だったんじゃないかなぁ・・・あんまり不特定多数と「やりまくる」ような人もそうそういなかっただろうしね。

わりと、「成熟した性感覚」を身につけるのが早いモンゴルでは、ローティーンですでに異性を「異性=性交渉の対象」という見方で見るようになってきます。
クラスメートだったりすると、小中高が一環教育・ほぼクラス替えなし、な環境なので、家族同然の幼馴染づきあいが成立するので、異性の友達っていうのも「あり」なんでしょうけれど、そういうケース以外は、「恋人」は「超特別な存在」という扱いになりますね。

モンゴル人の男性とおつきあいしてたり、結婚してたりする日本人女性も同様で、旦那様や彼氏以外の男性と、パートナー不在で二人っきりで会う、なんてことはほぼ皆無なんじゃないかなぁ・・・

私なんかは、お仕事上のおつきあいなどで、結構、読者様でモンゴルにいらっしゃった方とか、「ご相談」のある方など業務上の秘密が発生する男性と二人で食事とか「あり」なんですが・・・まぁ、それは、アル意味「終わっちゃってる」からこそできる話だったりする。

モンゴル人男子は、束縛することが愛情の証って思ってるところもあるのかもしれません。
若い子とかで、「いろんな子とつきあいたい」って言う人ももちろん、いるけれど、それは、また「本気とかいてマジ」な段階まで行ってない状態であり、本気になっちゃったモンゴル人男は、ほんと嫉妬と束縛心の塊になる。こわーい!

わりと、性交渉にいたるまでのスパンが短いのは、子供の頃から、家畜の交尾とか、そのほか「子供のでき方」とかを両親やおにいちゃん、おねえちゃんなどと同じゲルの中での出来事などで「わかっちゃって」いて慣れっこだからかも?

7泊8日の乗馬トレッキングキャンプツアーなどに参加した20代とかアラサーの女子が、通訳ガイド君や乗馬ガイド君と「いい仲」になっちゃったりってケースも少なくないので、「おねいさん」としては心配だったりしますが、まぁ、「H」しちゃった=深い仲になった⇒結婚しようって言われちゃった!って盛り上がりすぎないようにね、ってことだったり・・・余計なお世話ですね。

それにしても、「嫁」扱いされた途端、家事奴隷状態に貶められます。モンゴル人女子って、ほんと、かなり奔放に遊び歩いているようでも、家事はかっちりこなすのが当たり前って娘が多いのよね。
それに、いまどきの若者のママ達は、まだ社会主義時代の共働きでも家事は主婦の役割っていうのを当たり前としてこなせちゃった人たちなので、マザコン男子たちの求める理想の女性像は、「仕事バリバリキャリアウーマンで高収入・でも家の仕事もかっちりこなし、貞淑で愛情あふれる妻」なのよね。

日本人女子とはちょっと感覚が現実的に違うので、本気でモンゴル人男子と恋愛モードに突入するならば、相当の覚悟っつーか、奉仕の精神で、母であり、妻であり、美しい女である、っていう自分を実践してかなきゃいかん。女子力はあがりますわね。

基本的に、彼氏や旦那様が、「誰か別の娘と会う」っていう場合は、彼らは何も言わない。
たずねたところで、「細かいことをぐちゃぐちゃ言うな」って叱られちゃう。

でも、女子が「誰か別の男子と会う」っていう場合は、事前に根回しして、あやしげなお付き合いじゃないのよ、ってことや、誰とどこで何時頃に会うか、とかをご相談申し上げておくことがよいみたいです。

別にどうでもいいよって顔をしているけれど、妄想で結構、男子、苦しんじゃうみたいだから、「遅くなるから迎えに来てくれる?」ぐらいの甘えん坊さんな一言を言っとくのも波風がたたないでよいかも。

一応、彼氏や旦那様がまったく面識のない人と会う場合は、ご紹介しておくか、正直に基本データを伝えておくほうが、後々のトラブルを避けられると思います。

社会主義・共産主義時代のおかげで、チベットやネパール、インドや東南アジアの仏教国に比べると、女性の社会進出に対しての理解はあるし、女性が男性と対等にバリバリ働くことに対して、邪魔だてすることもないから、働く女性にとっては、結構、やりやすい国だとは思いますが、常に、女性は「女性=セックスの対象になる可能性」をもって男性からは見られているってことを意識しておいたほうが、トラブルは少ないです。

そして、一部のモンゴル人男子のなかには、「外国人の女の子と深い仲になっておけば、彼女の国にいけちゃうかも?」というシンデレラボーイみたいな野心や下心を持っている子もいるってのも現実。
別に結婚したいっていう気持ちじゃなく、「外国に行ってみたい」っていう見聞を広めるための冒険心で愛情を示してしまう(それも嘘の愛ではないけれど、日本人女子の期待する「愛」じゃないと思う)ことも悪気があってのことじゃないです。

束縛を愛って受け入れられる人にとっては、モンゴル人男子の愛情ってとても深いと思うんだけど、私みたいに、自己主張が強い自分の興味や希望に対して猪突猛進な人には、あんまりモンゴル人男子とのおつきあいは向かないかもしれぬ。

ほんと、めんどくさいから。
そして、愛情が薄れてしまうと、ほんとアッサリしちゃって残酷だからねー、モンゴル人男子は。
その辺の割り切りはさっぱり系です。

私、自分の彼氏とかに対して、「浮気しとるじゃろ?」って疑いの心を持ったことがないのですが、実際は、結構あるのかもね。うちのドライバー君の奥さんなんかは、「彼だって男だもの。ないわけがない」ってキッパリ。いや、そういうタイプじゃないと思うけどなー。
素朴で口下手で恥ずかしがり屋だし、ドライバーの仕事って朝から晩まで集中しなきゃいけない、精神的な疲労も肉体的な疲労も蓄積しやすい重労働だから、ゆきずりの誰かと「ニャンニャンする」余裕なんかとてもないと思うわけですが・・・

ただ、モンゴル人男子とのつきあいかたとしては、「彼氏、放牧中」ぐらいの気持ちで寛大にいるのが大事なんだそうです。
必ず、「No.1」な本命のところには、帰ってくるそうですし、帰ってきたときに「帰って来てよかった!」って思わせる「おもてなし」をするという気持ちをもっとくのが「女子」なんだそうですよ。えらいね。

私にとっては、男女の友情って恋愛以上に強固で気楽で持続力がある大切なものなのですが、モンゴル人男子にいわせると、「そんなのはありえねー」んだそうです。

ま、そうかもね・・・ということにしておこう。

にしても、モンゴル人女子からは、「女子度アップ」の心得において、学ぶところが多いです。





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