3月24日。福島ウリハッキョ。
廊下には全国から寄せられた激励の言葉共に、モンダンヨンピルの活動が紹介されていました^^
校舎には放射線量を測るモニタリングポストが設置されています。
そして運動場の奥には未だに行き場の決まらない放射能汚染物の山があります。
昨年の大地震、原発事故を乗り越え、福島ウリハッキョで卒業式が行われました。
会場は体育館。小さな学生も体育館に集まります。
壁には全国から寄せられたお祝いのポスター、祝電、そして後輩からのお祝いのメッセージが貼られていました。
この日は終業式も一緒に行われるので、お姉さんが後輩に表彰状授与の練習をしていました。
子供達は自分達のウリハッキョでのびのびと遊んでいます。
そしていよいよ卒業生の入場の時間です。
今年の卒業生は2名。二人との男子です。
校長先生の学業報告。あまりにも色々あった一年。校長先生は震災の話になると言葉をつまらせました。
そして担任の先生が二人の名前を呼び卒業証書が授与されます。
続いて各種表彰が行われ、卒業プレゼントの数々が贈られます。
在校生代表も表彰状を貰いました。練習のかいがあってしっかりと大役をこなしました^^
在校生の挨拶。この震災、原発事故の中、年長者として学校を牽引してきた卒業生に感謝の気持ちを述べます。
そして卒業生挨拶。
彼らは震災と放射能の問題で新潟ウリハッキョとの合同授業を続けました。その中で受けた同胞愛に対して、また、全国各地から受けた支援について深い感謝の気持ちを述べました。また。これから同胞社会を継いで行く立派な青年になると決意しました。
中級部生最後の校歌を歌い、卒業式の幕がおります。
卒業式が終わると、卒業公演が始まります。
始まるまでの間、新潟から駆けつけたウリハッキョ卒業生と楽しそうに話しています。
卒業生達は素晴らしい木琴ドュオを披露し、思い出と感謝の気持ちを語りました。
そして最後に担任の先生を舞台に招き、福島ウリハッキョの全員で合唱を行いました。
とても素晴らしい卒業式、そして卒業公演でした。
その後、記念撮影が行われました。
卒業式が終わると、謝恩会が始まります。子供達は楽しそうに謝恩会会場へと急ぎます。
謝恩会開始前に、ミョンジュン監督が素晴らしい挨拶を行いました。
そして、乾杯の音頭から始まった謝恩会。
共に過ごした新潟の卒業生と共に歌を歌いました。
そして卒業生家族の挨拶の言葉。
素晴らしい言葉に感動いたしました。ウリハッキョを愛しています。福島ハッキョを本当に好きだと心より感じることができました。
最後に担任の先生の挨拶。
先生は涙を堪えることができず、大粒の涙を何回も拭いていました。
こうして全ての行事が終わりました。
福島朝鮮初中級学校卒業式。
ご覧になった皆様、お気づきだと思いますが、福島ウリハッキョも茨城ウリハッキョ同様、初級部卒業生がいません。
そして、学生数は減っていきます。これが現状です。
除線や、帰校式で何度か福島ハッキョにお邪魔しましたが、ウリハッキョを愛する同胞の気持ちは凄く強いと感じました。
しかし減っていく学生数。
これは福島だけの問題ではありません。
そこに輪をかけて福島では憎き原発事故-放射能問題が現実問題として起こっています。
学校に設置されたモニタリングポストの数値。郡山市の中では同胞達の力による除染の効果もあってとても低い部類に入りますが、決して低い数字ではありません。
これからも見えない放射能との戦いが続きます。
これから福島ハッキョにできることを我々はもっと考え、行動していかなければならないと強く感じました。
本日卒業した2人は共にウリハッキョ高級部に進学するそうです。
卒業する2人は大地震、原発事故、新潟での生活、そして帰校。。。我々の想像を絶する苦労を最年長者として、学校をそして妹弟たちを守ってきました。
この困難を乗り越えた2人はどんな事にも打ち勝つ力を持っています。
君達には明るい未来が輝いています。
どうか、常に母校を心の中で想い、そして学校を守っていく立派な青年に成長してください。
昨年除染の時植えた菜の花は、雪にも負けずまだ力強く咲いていました。
廊下には全国から寄せられた激励の言葉共に、モンダンヨンピルの活動が紹介されていました^^
校舎には放射線量を測るモニタリングポストが設置されています。
そして運動場の奥には未だに行き場の決まらない放射能汚染物の山があります。
昨年の大地震、原発事故を乗り越え、福島ウリハッキョで卒業式が行われました。
会場は体育館。小さな学生も体育館に集まります。
壁には全国から寄せられたお祝いのポスター、祝電、そして後輩からのお祝いのメッセージが貼られていました。
この日は終業式も一緒に行われるので、お姉さんが後輩に表彰状授与の練習をしていました。
子供達は自分達のウリハッキョでのびのびと遊んでいます。
そしていよいよ卒業生の入場の時間です。
今年の卒業生は2名。二人との男子です。
校長先生の学業報告。あまりにも色々あった一年。校長先生は震災の話になると言葉をつまらせました。
そして担任の先生が二人の名前を呼び卒業証書が授与されます。
続いて各種表彰が行われ、卒業プレゼントの数々が贈られます。
在校生代表も表彰状を貰いました。練習のかいがあってしっかりと大役をこなしました^^
在校生の挨拶。この震災、原発事故の中、年長者として学校を牽引してきた卒業生に感謝の気持ちを述べます。
そして卒業生挨拶。
彼らは震災と放射能の問題で新潟ウリハッキョとの合同授業を続けました。その中で受けた同胞愛に対して、また、全国各地から受けた支援について深い感謝の気持ちを述べました。また。これから同胞社会を継いで行く立派な青年になると決意しました。
中級部生最後の校歌を歌い、卒業式の幕がおります。
卒業式が終わると、卒業公演が始まります。
始まるまでの間、新潟から駆けつけたウリハッキョ卒業生と楽しそうに話しています。
卒業生達は素晴らしい木琴ドュオを披露し、思い出と感謝の気持ちを語りました。
そして最後に担任の先生を舞台に招き、福島ウリハッキョの全員で合唱を行いました。
とても素晴らしい卒業式、そして卒業公演でした。
その後、記念撮影が行われました。
卒業式が終わると、謝恩会が始まります。子供達は楽しそうに謝恩会会場へと急ぎます。
謝恩会開始前に、ミョンジュン監督が素晴らしい挨拶を行いました。
そして、乾杯の音頭から始まった謝恩会。
共に過ごした新潟の卒業生と共に歌を歌いました。
そして卒業生家族の挨拶の言葉。
素晴らしい言葉に感動いたしました。ウリハッキョを愛しています。福島ハッキョを本当に好きだと心より感じることができました。
最後に担任の先生の挨拶。
先生は涙を堪えることができず、大粒の涙を何回も拭いていました。
こうして全ての行事が終わりました。
福島朝鮮初中級学校卒業式。
ご覧になった皆様、お気づきだと思いますが、福島ウリハッキョも茨城ウリハッキョ同様、初級部卒業生がいません。
そして、学生数は減っていきます。これが現状です。
除線や、帰校式で何度か福島ハッキョにお邪魔しましたが、ウリハッキョを愛する同胞の気持ちは凄く強いと感じました。
しかし減っていく学生数。
これは福島だけの問題ではありません。
そこに輪をかけて福島では憎き原発事故-放射能問題が現実問題として起こっています。
学校に設置されたモニタリングポストの数値。郡山市の中では同胞達の力による除染の効果もあってとても低い部類に入りますが、決して低い数字ではありません。
これからも見えない放射能との戦いが続きます。
これから福島ハッキョにできることを我々はもっと考え、行動していかなければならないと強く感じました。
本日卒業した2人は共にウリハッキョ高級部に進学するそうです。
卒業する2人は大地震、原発事故、新潟での生活、そして帰校。。。我々の想像を絶する苦労を最年長者として、学校をそして妹弟たちを守ってきました。
この困難を乗り越えた2人はどんな事にも打ち勝つ力を持っています。
君達には明るい未来が輝いています。
どうか、常に母校を心の中で想い、そして学校を守っていく立派な青年に成長してください。
昨年除染の時植えた菜の花は、雪にも負けずまだ力強く咲いていました。