確定拠出年金(企業型)、
掛金は、全額事業主が負担して、従業員が運用指図をするのでしたね。
運用責任は従業員が負うのです~
そこで、“資産運用の考え方”をレクチャーしましょう
まずは、確定拠出年金の商品ラインアップをみてみましょう。
3つ以上の商品があり、その中には必ず元本確保型の商品がありますよ。
元本確保型の商品って
例えば、
銀行の“定期預金”
生保の“利率保証型積立保険”
損保の“積立傷害保険” など。
・これらは、満期までは利率がかわりません。
満期を迎えたら、自動継続されます。
(その時点の利率に変更されますので注意)
・満期前に解約すれば、元本を下回る可能性がありますので注意
・もし、商品を提供している会社が破綻すれば、法律の範囲内で補償されます
法律の範囲内ということは・・・
例えば、商品提供銀行Aが破綻したとします。
A銀行に預けている資産で保護されるのは、
各人【元本1000万円+その利息】と、法的に決まっています。
例えば、
確定拠出年金以外にもA銀行に預けているお金が600万円あったとしたら、
確定拠出年金からは、「400万円+その利息」しか保護されませんからね。
・損保の“積立傷害保険”は、保険機能も備えていますから、
事故死だと死亡保険金がおりますね。
日本人に大変多いタイプですが、
とにかく目減りを嫌がって、リスクは取りたがらない方
掛金全額をこのような元本確保型で運用するって・・・本当にリスクはないの
実は、リスクはありますよ~
お金の価値って、変わりますよね。
だって、物価の変化って年々感じませんか
物価が上がると、お金の価値は下がります
例えば、お米5キロの値段が、30年前は1000円・現在は2000円です。
1000円あれば・・・
30年前だと5キロ買えたのに、現在は2.5キロしか買えないのです。
1000円の価値って下がってしまいましたね
年金資産は、長期の運用です。
だから、今の100万円で将来何ができるかなんて想定できないのです。
こういうリスクを、インフレリスクといいますよ。
つまり、
一点買いは、元本確保型であってもリスクはあるのです
だから、分散投資をおすすめするのですよ~
次回、その他の商品ラインアップをみていきますね。
See you。。。