前回のブログの続きです!

話は変わるのですが(笑)
わたしは以前、仲間とインプロの劇団をやっていました。
演劇で言うインプロとは、「即興芝居」…つまりアドリブでシーンやストーリーを作ることです。

わたしは、このインプロが大好きです。
インプロのいちばん基本は、「相手を受け入れること」。
例えばお芝居の中で相手が『山に行こうよ』と言ったら、自分は『いいね!行こう!』と、相手の意見を受け入れます。お互いの提案の積み重ねでシーンを作っていくのです。
『山に行こうよ』を『えー、いやだよ』と拒否してしまうと、シーンが進まないのです。

この「相手を受け入れる」、わたしは最初から出来たわけではありません。むしろ、ものすごく苦手でした(汗)。
「相手を受け入れる」とドラマが生まれる。それはものすごくエネルギーがいること。拒否するほうが楽なのです。何も起こらないから。でも、お芝居としては何も面白くない(笑)

「相手を受け入れる」と「何かが起こる」。
このことを、わたしはインプロから学びました。
芝居の上だけでなく、日常生活でも全く同じ。
「相手を受け入れる」と「何かが起こる」。面白いこと、楽しいこと、ときには辛いこと。

人生を面白くしてくれる色んなこと。

それに気づいて、わたしはインプロの虜になりました。ありのままの自分で舞台に立たなくてはいけない・責任も全て自分で負うのでこれ以上ないほど怖いのですが(笑)
舞台の上で生きている実感を得られた瞬間は、何ものにも代え難い喜びです。


この「相手を受け入れる」精神が、
「クエストカップ2018 全国大会」に溢れていました。だからこそ、素晴らしい空間だったのだと思います。たくさんの人にとって素晴らしい経験となったのだと思います。

インプロを通じて、わたしの大切な指針になったものを体現している人たちが、こんなにもたくさんいる。全てが繋がって、素晴らしい空間を共に生きられたこと。
本当に、感謝しかありません。
こんな機会を与えてくださった方々に、素晴らしい姿を見せてくれた学生さんたちに、これまで出会った全ての人たちに。
ありがとうございます。

はー、長い(笑)
でも、あと少し(笑)

インプロの話に戻りますが、即興芝居の可能性は無限大なんですよ!
演者の想像力次第で、想像力の化学反応で、どんな展開も起こり得るし、どこまでも行けちゃう。

それは、現実世界でも全く同じで。
想像力で、これまで技術は進歩して、生き物は進化してきました。そして、これからも。
具体的にイメージ出来れば、そしてそれを実現するために力を尽くせば、何だって出来るんです。

わたしが歌詞を書いたりするときは、いつもそういう想いを込めています。
どうか、想像力だけは失わないで。心だけは自由でいて。それが未来に繋がる。

もう本当に、全ては繋がっているんですね。
それを実感することが出来た「クエストカップ2018 全国大会」でした。
本当に、本当に、本当に、
ありがとうございます。(語彙力不足)

そして、ここまで長文を読んでくださった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです!!
結局何が言いたいかというと、これからもますます想像して、創造して、がんばります!!!
といういつもの感じです!!!(笑)
ありがとうございました!!!!!

桐山智花