我が国の国会議員の給料は高すぎる、と云う声があります。さて、どうでしょうか?私は逆にもっと高くすればいいと思うのですが、理由を説明します。給料を上げればいい人材が集まると決まったものではありませんが、それでもやはり一般的には、高い給料の方がいい人材が集まるでしょう。特に、スペシャル高額な給料であれば、流石に一定数の優秀な人材は集まるものと思われます。国会議員の給料、4倍くらいに引き上げたらどうでしょうか?同時に定数は4分の1にすれば、全体のコストは変わりません。

 

 国会議員の年収(歳費)は約2200万円、文書通信交通滞在費という手当が月100万円(年1200万円・無税)、立法事務費が月65万円(年780万円・会派に支給)、秘書3人までの給与に当てられる秘書雇用手当が年間約2500万円。全部足すと実質6700万円程度です。この中から政策秘書を雇ったりする訳ですが、年収2200万円と云うより、年収6700万円だがこの中で秘書から立法経費まで全て賄ってもらっている、と云う方が納税者に分かりやすいと思います。

 

 この総年収を4倍にすると約2億7000万円。これだけ払うと云えば、優秀なコンサルタントや経営者的人材も含めた様々な優秀な人材が、やってみるか!と国会議員になろうとしないでしょうか?なべて我が国の政治家コミュニティは、なりたい人が限られていると云うか、人材不足の感が否めないと思うんですよね。ま、上のアイデアは、半分くらい皮肉ですけどね。やれやれ。