カールが東日本で販売終了とのニュースを聞いて、はて、東日本と西日本で嗜好に差があるのかと思ったのですが、どうやらそうではなくて全国4つの工場のうち3つを閉めることにして、何かしらの理由で残すことにした工場が松山にあるので、運送コストを考えて西日本での販売のみにしたようです。

 

 いや、やはりそもそも西日本の方が売上げが大きくて、その結果松山工場での生産のみ残すことにしたのかも知れません。いずれにしろ、全面終了も考えたが、長年愛好してきたお客さまもいるので、ブランドは残したとのことです。中々難しい判断だったのでしょうね。

 

 しかし「カール」と云う音や文字列は、五十音2つで構成されていると考えると、約2500通りしかないので、かなり貴重な名前です。お菓子の中身は時代に合わなくなって来たけれど、ブランド名は貴重な数限られた資産なので、取り敢えず生産を大幅に縮小してブランドの火を消さないようにして、いずれ同じブランドで新時代のお菓子を出してくるのかなぁ、などと想像を巡らしてしまいました。インターネットのドメイン然り。ブランドマネジメントがとても大切な時代ですね。

 

 さて、いよいよ暑くなってきました。水分を良く摂って健康に気を付けましょう。良い週末をお過ごし下さい。