久し振りにキップを切られてしまいました。路上駐車で戻ってきたらシールが貼られていたことはあっても、お巡りさんにキップを切られるのは本当に久し振りです。何年前だか忘れましたが、友人の経営する埼玉県の病院に、人間ドックをすべく向かい圏央道を走っていたら、高速の出口のほんの300メートルぐらい手前で追い掛けてきたパトカーにスピード違反で捕まって以来です。その後私は初めてゴールドカードになり今回が初めてのキップですから、恐らくもうかなりの年数が経っているでしょう。

 今回の違反は指定通行帯進路変更禁止違反なるもの。要は黄色い線を跨いでしまったのです。違反は違反者が悪い。白バイにあっという間に捕まってしまいました。黄色い線を跨いだ時に、進路変更先のレーンを私の後ろに走っていたタクシーが、これ見よがしにパッシングライトを派手に点け、それが前方に停まっていた白バイの注意を強く引いたようでもありました。私はタクシーの大利用者なのに、あんなにしなくてもいいじゃないか。しかしもちろん違反者が悪いのです。故意と云うよりは、気が付いたら思っていたよりも1レーン多く右折レーンになってしまったので、慌ててひとつ左の直進レーンに入ったのですが、思わずちょっとだけ黄色い線を跨いでしまったのです。うかつでした。違反者が悪いです。

 あれはホンダのCB1300とVFR800でしょうか。やたら性能の良さそうな白バイでした。終始ニコニコと従順に手続きをしつつ、バイクの話をするのがせめてもの気晴らしでした。最近はあまり運転しませんが、昔はよくキップを切られたものです。大学生の頃は赤キップも何回か頂きました。ですからキップ自体はさしてショックもないのですが、これで折角の生まれて初めてのゴールドカードともさよならですね。

 しかし黄色い線で捕まるとは情けない。私の知っている或る交差点では、機動隊が常に黄色い線ギリギリまで駐車していて、どうやっても黄色い線を跨がないと左折できないのですが、あれはどうなるのでしょう?今度聞いてみようかな?公務執行妨害で捕まっちゃうかしら?まぁそんな時間の無駄はやめましょう。仕事、仕事!