今年も年度末が近づいてきました。そうするとなんだかんだとやたら忙しくなります。個人的にもやらねばならないことが一杯ありますし、会社としても厖大な量の「年度末に向けた」対応をしなければいけません。来年度予算の策定・承認なども含まれます。更には「年度末だから」と云うことで挨拶にいらっしゃる方もいらっしゃいますし、とにかく会社人にとっては、盆暮れ正月が一気に来るような感じです。

 これは国の会計年度から、学校など公的組織のスケジュール、銀行を含めた多くの会社の会計年度まで、どれもこれもが3月末に集中していることが、お互いの忙しさを倍増している気がします。どうしてこのように集中させているのでしょうか?その方が効率的だから?或いは敢えて非効率にすることによって雇用を含めた社会組織の維持に都合がいいから?偶々?

 国によっては、金融機関でも会計年度末を個社で選択できるケースもありますし、実際わざと他社と会計年度をずらしている例もよく見掛けます。学校の年度も、案外バラバラだったりします。何故日本ではこうなのでしょう?そう云えばかつては株主総会の日なども、敢えて集中させていた国です。官の力が歴史的に強い国だったので、そのようにリードされてきたのでしょうか?四季がハッキリしていることが、何か影響しているでしょうか?

 残念ながら、答えも、シャレた仮説も持っていません。だって年度末であまりにも忙しくて、ゆっくり考える時間がないのです!