昨日大阪で、大規模な企業研究会&勉強会を開きました。1000人を超すお客様が来場され、第一部は日本電産の永守社長がプレゼンテーションと質疑応答をされ、第二部は私と当社の清水で、今年と来年の市場動向や展望、見方などを話させて頂きました。

 永守社長のお話には圧倒的なパワーがあり、聴衆をグイグイ惹き付けるその力は、「サスガあれだけの数の企業の意識改革を断行し、復活させてきた人だ」との説得力がありました。

 お客様からの「社長に向かない人はどんな人ですか?」という質問に、永守社長は「月曜日の朝が憂鬱な人は絶対向かない。日曜の晩にサザエさんを見て、よーし、明日から月曜日だ。サァー行くぞー!という人が向く。」と答えられました。

 蓋し名言。

 永守社長は、「人の能力に大きな差はないが、人によってやる気は大きく違う。」「とにかく『意識』が大切である。」とプレゼンテーションの中で何度も言われました。同じ人で、同じ題材でも、意識の違いが、結果に大きな差をもたらします。これは私も以前から強く思っていることなので、聞きながら頷いていました。

 しかし一番大切なことは、意識が大切だと知ることではなく、実際に意識を高められるか、だと思います。永守社長はそれが出来ている所が凄いのだと思います。理論より実行。私も、もっともっと実行に努めて行かねばならないと再確認をした、とても為になる企業研究会でした。