今日の東証は、売買代金の市場記録を更新しました。SQもない日で売買代金の記録を作るとは、アッパレという感じです。

 8月の機械受注の発表の頃から始まった今回の相場は、あれよあれよという間に厖大な売買代金を伴って騰げてきましたが、一番買ってきたのはやはり所謂「外国人」でした。個人は売り越しですが、売買代金は日本の機関投資家の倍ほどあり、長く保有してきた株を売ると同時に、大量に「トレーディング」を重ねているのでしょう。

 外国人や個人が勝ち組だとすると、日本の機関投資家は(もちろん一般論ですが)唯一この相場に乗れていない負け組でしょうか?このような相場の中では、難しく考えるのが一番良くないのではないでしょうか?

 ホラティウス曰く、『なるようにはならないが、自然の成り行きを、受け入れるのが一番。今日という日を、掴め。無駄話をしているうちに、今日は二度と来ない。』

 もちろん明日のことは分かりませんが、今は脳天気が一番なのでしょう。

 当社に於いても売買代金記録を更新しましたが、この流れを逃がさないように、明るく行きたいと思います。