人生の紡ぎ方は人それぞれで、他人から見た時につい心配になったり、つい声をかけたくなる状況であるように見えても、案外その人にとっては心地好いと思って過ごしていることもある。
人によっては誰かと、人によっては一人で。
大事なことは、自分がそれが心地好いのか、自分が求めていることと合っているのか、ただ諦めてそうしていはしないか、をしっかり自分に問うこと。
例えば、独りはイヤだと、誰かに「共に」を求めたとして、求めた相手がそれを望んでいるとは限らない。
その人にはその人なりの時の紡ぎ方がある。
自分のことも他者のことも尊重して生きる。
世界には必ず、人生の紡ぎ方を同じくする人は存在する。
そんな出逢いを既に体験している人、これからの人。
いつか彼の地に還った時、体験した様々を、感謝して受け取った様々を、送り出してくれた存在にどれだけ誇らしく語れるか…そんな事を考える新緑の季節。