今年のお正月は引き続き緊迫したものでしたが、戦中のことを思えば…という言葉が頭を過ぎる。
私はもちろん戦争体験はないわけだけど、この事態が起こった昨年春にある方を案じ、やりとりした際、「戦争を体験した親のことを思えば、乗り越えなくてはね」と仰った。
その時、気持ちが引き締まる思いがした。
今年に入り、その方にいつになく真面目な問いかけをしたら、「矜持」という言葉が返ってきた。
『自分の能力を信じて抱く誇り』
ハッとした。
普段、どんな人たちと時間を共にするかで意識は違ってくる。こんな言葉を常とする人と共に生きれたら、道を外すことはまずないだろう。
ある程度の年齢になると、知恵もつき要領もよくなり、それなりのことは言えるようにもなる。
けれど、そんな次元で出てくる言葉ではないと感じた。
どう生きるか?
を常に問い、自身と対峙することが当たり前の中で生きた人しか、そんな言葉はサッと出てこないんじゃないか。
改めて尊敬の念を覚えた。
変化を恐れず、常に自分の能力を信じて誇り高く生きる。
今の私には一番必要なことかもしれない。
その上で、気楽に、肩の力を抜いて生きる。
自由に大空を舞う鷲の如く。
今年は『楽』で行く。
本年もどうぞよろしくお願い致します🎍
小山田モナ