■ルクソールで■
ほんまどなするよー。
途方にくれたうちらを、鉄道のおっちゃんが救ってくれた
「明日の朝の便なら、カルカッタ行き、SLEEPER(寝台列車)あるよ。」
って。
「でも、ここ、ルクソールのホテル(つーか安宿)事情、全くわからないんです。地図さえないし・・・。」
おっちゃんは、よし、着いて来い
と、駅周辺のなかなかきれいなホテルに連れてってくれた
テレビだってある
ホットシャワーも出るようだ
こんな部屋らしい部屋見たのいつぶりや
ホットシャワーで体温めて、しっかりキレイキレイしたいよぉ~。。。
でも、こりゃ、お値段、アウトやろ
やっぱしねー、ツインで300ルピー(900円)やったか500ルピー(1500円)やったか、安宿ばっかのうちらには想定外の大金
無理やーって。。。
おっちゃんは、女の子やしって、ここをおすすめするんだが・・・。
と言うが、うちらのチープホテルの要望に答え、もう暗くなった街のバザール内にある、小汚い宿に連れてってくれた
これやってうちらが探っょったんわー。
うちらの格好見てわかるっしょ
ツインで100ルピー(300円)も余裕でせんかったな。50ルピー(150円)とかだったかも。
宿帳名簿にもインド人、ネパール人の名前ばっか
なかなかディープでした。
部屋も薄暗く、バックパックは持ってたワイヤーロープでがっちりベッドに固定し、部屋を出る時には、自分の南京錠に付け替えた。
久々にドキドキである
それにしても、おっちゃん、ほんまにありがとう
目の前にはバザールが広がっていて、全く退屈しなかった。
屋台のご飯を食べ、いろんなテントのお店(日曜雑貨品や野菜やけど)を冷やかしてたら、すっかり夜遅くなってしまった
宿に戻っても、もちろんシャワーからお湯なんて出る訳ない
着かれきったうちらは即効寝た
なんか、インドに帰ってきたなーって実感につつまれながら。
-----つづける-----