絲山秋子『沖で待つ』 | 気まぐれmomozou日記

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ぼちぼち書きます。ぼちぼち。

ごぼうのささがきが苦手です。momozouです。

厚さがマチマチになる。

最後が怖い。指切りそう。。

どうしたらいいんでせうか?

誰か教えてくださいm(_ _)m


ちなみに昨日は、そのごぼうと牛肉で柳川風、

キャベツのごま酢あえ、カキのオリーブオイル漬け、

ごはん、お味噌汁、でした。

今日は煮込みハンバーグの予定なんですが、、

お腹が痛くてやる気が出にゃい(´・ω・`)



さて、『沖で待つ』ですが。

沖で待つ/絲山 秋子
¥1,000
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2006年に芥川賞を受賞した作品ですね。

当時から気にはなっていたものの、結局時間が経ってから

読むという…いつものパターン。

単行本には、この作品と、「勤労感謝の日」という作品の

2本が収録されています。


私、この方初めてだったんですけどね、

なるほど、こういう感じか…と思ってしまいました。

もう少し爽やか系を勝手に想像してたんだけど、違ったみたい。

まぁ、この1冊で簡単に決めつけちゃいけないですけどね。

(ちなみに今、『袋小路の男』を読み中。こちらも非爽やか系。)


とにかく、1本目の「勤労感謝の日」が暗いんだもん。

36歳女性のリアル、なんでしょうけど、

これは、男の人は読んで気持ちのいいものじゃないのでは?

ちょっとやさぐれすぎてて。。


「沖で待つ」は、もうちょい雰囲気違いました。

口調が丁寧語で、宮沢賢治を読んでるみたいだった。最初。

でも、実際にはそんなのどかなものじゃなくて、

けっこうショッキングだったり切なかったりもするんだけど。

1本目よりは好きだったけど、あんまり印象に残らず。

主人公の内面があまり語られないから、感情移入できないのかな?

「沖で待つ」って言葉も、それほどぐっとこなかった。



考えてみたら、芥川賞ってこういうの多い気がする。

……で? みたいに思っちゃうやつ。

私が向かんのだろうか?


今年の受賞作2本は、正直あんまり読む気になれないなぁ。。