VS矢車 #16「矢車千里行パート4」
前回までのVS矢車は!
753「大ゼクトのまわし者め、成敗!」
天道「話が通じないならこちらも拳でわからせる方法に切り替えざるをえない」
矢車「おれのホッパーゼクターはリバーシブルってやつでな…こんなこともできんのよ」
タイタン「ディケイド、タックル…相手にとって不足はない」
茂「聞け、悪人ども!俺の名は仮面ライダーストロンガー!」
士「やれやれ…もう変なとこに落とされるのはごめんだぜ」
天道「一見大したことなさそうだが」
矢車「なぬ?今からクイズを出す、答えれるもんなら答えて見ろ!だと?」
天道「なぜクイズ?」
矢車「…って、何土俵入りの真似なんかやってんだよ、クイズはどうした?」
天道「土俵入り…わかった、答えは白いほうがやっている雲竜型だ」
矢車「どういうことだ?」
天道「つまりこうだ、問題は「現在本場所で行われていない土俵入りはどちらか」、今横綱は白鵬だけ、白鵬の土俵入りは不知火型、となると答えは雲竜型だ」
矢車「それ、逆でも成立するような…」
矢車「どうやら正解らしいぞ」
天道「しかし…あそこまでへこむか?」
矢車「何…次は野球盤で勝負だ、だと?」
天道「しかしその野球盤…いつの時代のだよ、消える魔球すらないな」
矢車「今のはホップ球まで再現するからなあ」
矢車「よし、いざ勝負!」
天道「矢車…こんなことやってる場合…って何思いっきりストライク取られてんだ」
矢車「お前もノリノリじゃねえかよ」
天道「お前が三振多すぎるからな、危ないところだった」
矢車「何を!お前こそ9回表で満塁弾二回も喰らってたじゃねえか!」
天道「もう終わったことだ、それはさておきこれで決着も付いたな、行くぞ」
矢車「なに、今までのはほんの小手調べだ、本気で行かせてもらうぞ、だと?」
天道「どうでもいいが何でお前は奴らが言わんとしていることが理解できるんだ」
天道「ディケイドとかじゃあるまいしそんなわけは…」
天道「しかし、苦しいな…」
矢車「向こうも変わった!」
矢車「あぶねっ!」
天道「おっと!」
矢車「ふざけた格好だが身のこなしは確かだな…」
天道「油断するな、どこから来るかわからんぞ…」
矢車「そのようだな…」
矢車「しまった!」
天道「矢車!?」
天道「ぐわっ!」
ドスン!
矢車「がはっ!」
矢車「スベリまくりの展開には最初のクイズからこらえてたがもう我慢の限界だ…天道、こうなりゃ一気に決めるぞ」
矢車・天道「せいやっ!」
ドスン!
矢車「よくも散々好き勝手やってくれたなこの野郎!大ゼクトのまわし者か!?」
天道「矢車…絡めば絡むほどスベリそうな輩だから尋問は程々にな」
と言っていたにもかかわらず…
矢車「ふむふむ、仲間の虎が大ゼクトに拉致られて解放と交換条件におれらを襲ったと…」
天道「あれほど程々にしろと言ったのに…案の定シュールな絵面になってしまった」
矢車「やれやれ、今回も手掛かりはなしか…」
天道「最初の時点で察し付いたろうに…待て」
矢車「なんだ?」
天道「どうやらここが最終関門のようだぞ」
音切「その通り!そして同時に貴様らにとって墓場となるのだ!」
アラタ「イエス、マイロード!」
矢車「てめえは…おれや影山が去った後にザビーに収まったとかいう音切ソウか」
音切「そのとおり…矢車想、そして天道総司…貴様らの噂はかねがね聞いている」
天道「ほう…」
音切「同時に、貴様らはそれだけ邪魔だと言うことだ、よって粛清させてもらう、そしてゼクト最強戦士の座もこの手中としてやるのだ!」
アラタ「イエス、マイロード!」
矢車「できるもんならやってみやがれ!(…ってかなんで加賀美がいるの?)」
天道(あれは加賀美じゃないな…別人だ)
月影「首領、ちょっといいか」
首領「月影か、どうした」
月影「世界を手中に収めるため、てっとり早い作戦があるのだが…」
月影「それは、かつて私がいた大ショッカーがやったように、全世界から悪の勢力を募り…」
月影「待て!最後まで…いねえ」
フェイクホッパー(よし…(リモコンを押す)クレーンとまれ)
フェイクホッパー「ギャー!」
フェイクホッパー「私だ、フェイクホッパーだ、以前会っただろう」
アイリ「どうしてここが?」
フェイクホッパー「説明してる暇はない、行くぞ」
アイリ「わっ!」
フェイクホッパー「いてえっ!」
織田「言ったとおりだったか?」
フェイクホッパー「ビンゴだったぞ、貴様の独房の隣にいた」
織田「そうか…まあおかげで助かった、よし、これで天道たちに合流するぞ!」
フェイクホッパー「うむ、しかしどこにいるというんだ?」
織田「それがわかれば苦労しねえよ」
フェイクホッパー「携帯とかないのか?」
織田「大ゼクトに押収されたまんまだ」
フェイクホッパー「手掛かりはなしか…」
次回予告
矢車VS音切!因縁の戦いはどちらに軍配が上がるのか!?
いっぽう、ようやく基地を脱出したアイリはフェイクホッパーや織田とともに矢車との合流を目指す。
果たして、矢車とアイリは再会できるのか?
次回、VS矢車「矢車千里行FINAL」
ぶっちぎるぜ!
ぶっちぎるぜ!