VS矢車 #1 「冥土の土産」
本作は久しぶりの長編コントとなります。
このブログの性質上、登場するキャラが元ネタからかけ離れたキャラになってたり元ネタではありえない組み合わせになってたりしますがそのへんはご了承ください。
また、タイトルに「VS」とありますが基本的にVS嵐のパロディ要素はゼロです、あしからず。
矢車「モモタロスか、ちょうどいいところに」
モモ「なんだ?その娘誘拐するってのには協力しねえぞ」
矢車「誰が誘拐などするか!早く救急車を呼べー!」
モモ「そっちか^^;」
矢車「わからねえ、ただ脈はあったが嘘やろ?ってくらい冷たかったな…まるで死人みてえに」
モモ「縁起でもねえこと言うなよ!」
木野「ふー…参った参った」
モモ「先生!どうなったんだ?」
木野「手術するまでもなくピンピンしてるよ」
モモ「それはよかった^^」
木野「ただな…」
モモ「ただ?医療費無料か?」
木野「バカ、そのただじゃない、とんでもないことがわかったってことだ」
矢車「なんだ…」
木野「お前らな…orz」
矢車「やはりか…」
モモ「ただの人間ではない?1回100円か?」
ボカッ!
矢車「そりゃかんなぎのざんげちゃんだろ!」
木野「お前ら…とりあえず金の話から離れろ」
木野「あの娘は…大ゼクトがディケイドのシステムを悪用して異世界のデータから作り上げた生物兵器だ」
矢車「異世界だと?」
モモ「オイちょっと待て、そしたらあのピンク野郎は?」
矢車「ここ数日行方不明だそうだ」
モモ「なんだって?」
矢車「それだけじゃない、うちの相棒も行方不明だ」
モモ「そういやいねえと思ったら…なんてこった」
木野「この一連のライダー失踪事件、間違いなく大ゼクトが絡んでいる」
矢車「さっきから気になってたがその大ゼクトってのはなんなんだ?」
モモ「大ショッカーのバッタモンって感じだな」
木野「大ゼクトは、この世界の乗っ取りを企てている悪の秘密結社だ」
モモ「おいイナゴ、ゼクトって昔てめえがいたとこじゃねえか?」
矢車「ああ、しかしおかしいな…加賀美からとっくに無くなったと聞いてたんだが」
木野「あの娘の話に戻そう。完全に記憶を失っているが…いつ大ゼクトの尖兵であったことを思い出すかはわからん、まあ人間時限爆弾と思っておけばいい」
矢車「簡単に言うなや先生…」
木野「あと、記憶以外はピンピンしてるから連れて帰ってくれ」
モモ「おう…って、ええー?」
矢車「デンライナーは車輌がいくらでもあるだろ、だから決まり」
モモ「バカ野郎、パスがねえだろパスが」
矢車「おれんとこだって相棒が帰ってきたら定員オーバーだ」
モモ「どっちもパスってことになると…」
矢車「あれで決めるしかないな、一気にブーム去ったアレ」
ずぐだんずんぶんぐんゲームの結果…。
矢車「くそ、結局おれか…」
モモ「わりーな、たまに様子見に行くからよ」
果たしてこれから先に矢車を待ち受ける運命は?
そして、いつも長編だとハブにされたりと扱いの悪い影山はいつ合流するのか?
次回、VS矢車「大ゼクト」
ぶっちぎるぜ!