始まりがあるものには
すべて終わりがある


■原題
The Matrix Revolutions


■製作
アメリカ(2003)
監督&脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー


■主な出演
キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジェイダ・ピンケット=スミス、メアリー・アリス、コリン・チョウ


■あらすじ
ソースに達して精神と身体が分離した状態になったネオは、メロビンジアンの忠実なしもべ・トレインマンが支配する空間に閉じ込められていた。モーフィアスとトリニティーはオラクルの助言に従ってメロビンジアンのアジトに乗り込む。ネオを解放させることに成功した彼らはセンチネルの総攻撃に耐えるべく再びザイオンに戻るが…。


■感想
明らかに前作のラストと繋がっているんだけど前作ほど面白くないし、こういう末路を辿るなら三部作にしなくても良かったんじゃ?などと思ってしまいます。


劇場で観た時はそこそこ楽しめましたが、それはスクリーンが大きいゆえのある種の錯覚だったのかもしれません。当時、一緒に観に行った友人の感想どおり、劇場のスクリーンには到底及ばない画面で再鑑賞すると思い切りソレ(=前作より面白くない)を感じます。


なんせ3分の2は戦闘シーンなのでね。そういう世界観が好きな人には良いのかもしれないけど、そうでもない人からしてみたら、なんだかなぁと思ってしまうのは仕方ないのかな。





現実世界への旅を通して真実の探求を続けるネオ(キアヌ・リーヴス)は、その過程でパワーを使い果たし、「モービル・アべニュー」というマトリックスとソースの境界に取り残される。


そこで出会った少女サティーは
プログラム同士の愛から生まれた子どもだった…


ザイオンでは、プラグが刺さっていないにもかかわらず眠り続けるネオトリニティー(キャリー=アン・モス)が見守っていた。




そんな中、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)のもとに預言者オラクル(メアリー・アリス)の守護者セラフ(コリン・チョウ)からの連絡が入る。


ネオのことで話がある。今すぐ来てくれ。


オラクルによると、ネオメロビンジアン(ランバート・ウィルソン)の忠実なしもべ、トレインマン(ブルース・スペンス)が制御する空間に閉じ込められているという。




モーフィアストリニティーセラフと共にトレインマンと接触を試みるが、逃げられてしまう。




止むを得ずメロビンジアンのもとに乗り込む3人。直接メロビンジアンに交渉しネオの解放を了承させる。


今すぐ死ぬか、ネオを解放するか、選びなさい!


トリニティーと再会したネオは現実に戻る前にオラクルに会うべきと考え、彼女に会いに行く。


始まりがあるものには終わりがある…。


現実世界。マシン軍がザイオンに突き進む中、勇敢な市民の志願者に支えられたザイオン軍は必死に攻防していた。




そんな中、オラクルの最後の助言を受け入れたネオは、ナイオビ(ジャダ・ピンケット=スミス)の助けを得てトリニティーと共にマシン・シティの心臓部へ入り込む危険な旅に出る…。


マシン・シティに行かなければ…
私が船を貸すわ。





希望ある終わり方という意味ではバッドエンドではないけれど、じゃあハッピーエンドかというとそうでもないと思うので好き嫌いは分かれそう。


私としては、あのラストは納得いくようでいかないかな〜。最後はやっぱりネオに戻ってきてほしかったです。ヨレヨレでも、ヨタヨタでも。


■お気に入りのキャラ
なし


■個人的評価
★★★(3.7)



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