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ドリーの秘密は、〈人間の世界〉に隠されていた。


■原題
Finding Dory


■製作
監督:アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン、ヴィクトリア・ストラウス
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:トーマス・ニューマン


■主な出演(声)
エレン・デジェネレス、ヘイデン・ロレンス、アルバート・ブルックス、エド・オニール、ケイトリン・オルソン、タイ・バーレル


■あらすじ
カクレクマノミのマーリンが、ナンヨウハギのドリーと共に愛する息子ニモを人間の世界から救出してから1年。ある晩、ドリーはずっと忘れていた両親のことを思い出し、一念発起して家族を探す旅に出ることを決意する。忘れん坊のドリーを心配したニモはマーリンを説得してドリーの旅に同行するが…。


■感想
本作は、公開前から絶対に劇場で観たい!と思っていた作品だけど、なかなか機会に恵まれず、とうとう劇場鑑賞が叶わなかったのでお正月休みにやっとこさレンタル。


映画館で観たかった理由は大画面で海の世界を堪能したい!ただそれだけだったが、せめて…ということで部屋を暗がりにして鑑賞。


…しかし、海のシーンは束の間、ほとんどが水族館の水槽だったという。まぁ水族館内でもキレイ!と思えた場面もありましたがね…。


それに、前作「ファインディング・ニモ」ではあんなに苛ついたドリーに全く苛つかず、最後まで穏やかに観ることができたし。


ただね…、前作よりかなりファンタジーですな。


前作は魚の視点ではあるものの、それなりにあり得そうなストーリーや展開に思えたが、本作は完全に「いやいや、それは無いでしょ!」な場面ばかり。


例えば、忍者のような7本足の蛸ハンクね。


たしか去年、ニュージーランドの水族館で、人がいないのを見計らって自力で排水管を通って海へ脱出した蛸が居たよねー。(気になる方は「逃げ出した蛸」等で検索してねタコ


実際にそうやって脱出する蛸が居るくらいだからハンクが自由自在に動き回っていても不自然ではないが、体の色を都合よく変えたり、車を運転するとかはちょっとやり過ぎな気が…。


また、どんなにピンチと思える場面でも、探せば必ずすぐ近くに水場があり、かなり運良く水中を転々としていけるところとか。


おかげでテンポはいいけれど、あまりにもうまく行きすぎるので緊張感はなかったな。とはいえ、ストーリーが二転三転するので飽きることなく観れるから、そこらへんがさすがディズニー!!という感じ。


良いような、悪いような。。。


まー、前作では解らなかったドリーの良さに本作で気付けるので、これは作らなくてよかったよ〜とは思わないが、比較してしまうとやっぱり前作の方が面白かったかなぁ〜という気はするね。


しかしながらエンディングロール含めて最後の最後まで楽しめることは間違いなし。







■お気に入りのキャラ
ハンク、ドリー


★★★★★


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画像引用:映画.com