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■主な出演
戸田恵梨香、松坂桃李、富司純子、里見浩太朗、寺島進ほか


■制作
日本(監督:石川淳一)


■あらすじ
一年に一日だけ嘘をつくことを許される日、エイプリルフール。街には嘘が溢れ、笑いが絶えない……はずだった。何気なくついた嘘が嘘を呼び、あちらこちらで大騒動が勃発!街は緊張と混乱に包み込まれる。果たして、嘘の中にある真実、その行き着く先とは……?


■感想
エイプリルフールなんて、いつの頃からか全く意識しなくなったなぁ。子供の頃は無い知恵絞って面白い嘘を考えたりしたんだけど、社会人になったら4月1日=年度初めだもんな~。嘘つくことまで考えてないや。


そもそも、エイプリルフールの由来は何なんだろう?


調べると起源は諸説ありで、ハッキリどれとは言えないらしい。でも嘘のつき方にもルールがあるそうで、それを知ると「4月1日=イエス・キリストの命日」説が有力な気がする!!命日=ユダの裏切り=嘘ってことで、忘れないために嘘をつくというイベント説ね。


そのルールというのが、
①午前中についた嘘は午後には明かす。
②午後になったら嘘をついてはいけない。
③相手が傷つかない嘘をつく。
④嘘をつかれてもやり返してはいけない。


④がなんだかキリストの教えっぽいかな、と。聖書に載ってそう!!ま、想像だけどね。


さて本作、そんなエイプリルフールの嘘がテーマの物語。予告を観て面白そう!と思ったから観たけれど、その割にあまり期待していなかった作品。期待値が低かったからなのか、余計に楽しめた。


ロバート・アルトマン監督作品のショート・カッツ(1994)を思い出しましたが。全てのエピソードは独立してるんだけど、どこかしら繋がっているという感じ。それは人だったり物だったり時間だったりするわけだけど、個人的には無くても良かった気がするエピソードが2つあった。


それは、窪田正孝&矢野聖人演じる大学生のエピ。そして、浦上晟周演じる宇宙人を信じている高校生(中学生?)のエピ。2つとも、どこかしらで繋がっていたけど無くても何ら問題なくストーリーが進んだ気がするから。


それにひきかえ、里見浩太朗&富司純子演じる夫妻のエピソードや寺島進&浜辺美波演じる親子のエピソードが良い話だったので、そちらにもっと時間をかけて欲しかったかな~。あ、メインの戸田恵梨香&松坂桃李のエピも良かったです。(←取って付けたように言ってますが本当です)


あと、運転手役の滝藤賢一はちょっと大袈裟??と思ったけど、私だけかしら。


本日、フジテレビで放送するそうなので未見の方はぜひ♪


そうそう、フジテレビといえば、ラストでフジテレビのアナウンサーがある嘘について謝罪する。「エイプリルフールとはいえ、不適切でした」と。あり得そうで笑えないことをしれっとコメディー映画に入れてくるなんてさすがだわ~~などと思っちまいました。


■お気に入りのキャラ
なし


★★★★★


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(画像引用元:映画.com)