THE BEATLES / LET IT BE (TT19-5001H) | 聴いてみたからわかったよ。。

THE BEATLES / LET IT BE (TT19-5001H)




超貴重品の 予告編でした m(_ _ )m


いや 年末年始は金田一 が華々しく行われててうれしいかぎり。

市川崑監督生誕100年ってことで 石坂版金田一や古谷金田一が

日本映画チャンネルに登場。

片岡鶴太郎版金田一も毎週火曜にファミリー劇場で登場。

ちなみに古谷さんがらみでは 混浴露天風呂連続殺人シリーズも(笑)

古谷金田一は書店で DVD コレクションがいまだに隔週火曜発売中。

・・・最近 入荷減って探すの大変なんだよ (;^_^A


もうひととおり金田一サントラについては書いてしまってるんやが

今回は あの動画 があがっておりますので 鹿賀丈史さんが

ただ一度金田一を演じた「悪霊島」 1981年10月3日に公開。


ep


主題歌にビートルズを使用。 使用許可に莫大な費用*を払ったとか。

*注 2000万円とか。 「ノルウェイの森」んときはおいくらだったんでしょ?

ビートルズの原曲を CM なり 映画なりで使用ってのは滅多にない。


サントラ仕様の ニッポン独自のカップリングでシングルが発売。

[ LET IT BE ] [ GET BACK ] の組み合わせはどこぞの国でもありそうやが

たぶんない ・・・はず(笑)

CM でも 3番の うえかっぷつざさうんずおぶみゅ~じ ♪ が

これでもかとバンバンと テレビ CM で流れてきたもんたよしのりでした。


OPENING



ジョンの暗殺に 過去に起きた事件を思わず思い出す古尾谷さん。。

なお サントラ LP は同じ東芝 EMI から出たんやけど

ビートルズの楽曲は収録できずに オーケストラのカバー版を収録。

この映画冒頭に使用されてるのがそうですね。


lp


鵺の鳴く夜は きおつけろ・・・


このセリフはサントラでエコー処理のうえ収録(笑)


このあと 若きヒッピーの古尾谷さんがウォークマン(?)を

お尻のポケットにつこんで・・・ウォークマン発売は1979年やな?(笑)

[ GET BACK ] 聴きながら旅に出るわけですが

↑ の動画では [ GET BACK ] が 始まるとこで丁度切られてますね (;^_^A

じょ ♪ しか聴き取れません(笑)


[ Get Back ] The Beatles 1969



映画ではごく短く オフな音量で使用されておるのみでした。

ちなみに映画、シングルとも 曲はシングル・バージョンを使用。


2004 年に DVD 化された際には ビートルズの曲の使用権利が切れ

あろうことか 曲の差し替えという事件が勃発。

[ GET BACK ] の代打に選ばれたのは このバージョンしかない という

ビリー・プレストンのカバー盤。

なんせ 原曲でエレピの間奏を弾き ビートルズのシングルでは

ビートルズとビリー・プレストン という名義で公式に発表された唯一の男。

↑ の動画の じょ ♪ は ビリー版ですね。


BILLY


ビリー版は 映画 [ SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND ]  の

サントラより。 映画にもビリーはビージーズらと共に出演しております。


[ Get Back ] Billy Preston



ま 劇中でもそんなでかい音で割り込んでくるわけでないので

これはそんなに支障がないとこではありますが。


そうそう 本日は ジョージ・ハリスン帝国の帝国主の命日でございますので

貴重なジョージのソロ版も貼っておきましょ。

これは 未発表のもんやけど コレクター盤ではおなじみの音源。


[ Get Back ] George Harrison version 70年代のアウトテイク



サントラは 近年になって ディスクユニオンさんが CD 化してくれました。

音楽は 湯浅譲二氏によるもの。


cd


LP 同様に 当時の角川サントラ恒例の 劇中セリフ入り。

・・・これが 音源に被ってくるんだよな。 曲間のがありがたいのに。

ボートラにビートルズの曲も ってのはここでも叶わず。





映画のほうは VHS で 初ソフト化。 定価 19,000 円 (;^_^A

どうしたことか 廉価版再発もなく LD でリリースされることもなかった。

テレビで放送というのも少なく いつしか放送されぬ作品に。


dvd


DVD 化がようやくされた際には 楽曲の差し替えがあります表記の

サウンド・リニューアル・エディション の文字が。

がっかりした金田一ファンにビートルズファンが山ほどいたという。。

・・・両方のファンってどんだけおるん?(笑)


そんで 主題歌の [ LET IT BE ] は コチラのバージョンに変更。


[ Let It Be ] LEO SAYER 1976



これが めちゃ評判悪いんだよね(笑)

やっぱビートルズ版の印象が強烈やっただけにね。


さて おまちかねの肝心の音源は コチラでございます。


vhs


現在のテレビ放送では DVD 版のほうしか放送されませんので

ポールの歌声が静かに流れてくるのが見れるのは この VHS 版のみ。

「悪霊島」は何回も記事書いてるので 本日のお題盤はこのビデオで。

かなりの 高値がついております。 元値も高いけど(笑)


あと 数回放送された 当時もんのテレビチェック版をお持ちの方は

希少ながらおることでしょう。

オイラは 本編カットありの短縮版はチェックして持ってましたけどね。


じゃ オリジナルの本編に ビートルズ版が登場するラストシーン

本日の目玉おやじが こちらでございます ↓ *テレビ放送版


ENDING [ LET IT BE ] オリジナルサウンド版



やっぱ 感動的なんだよな。

この映画にこの曲 という強引さも 曲が良いだけに

ま いいか で納得してしまう力が曲にありますな(笑)

・・・「獄門島」のエンディングに使っても通じるかも(笑)


ちなみにサントラにある 「悪霊島のテーマ」ってのは

この最後のエンドクレジット部分で登場する曲でおま。


p


映画パンフでございます。 ポスターも持ってるよ。


じゃ シングル・バージョンをまともな音源で。

アルバム・バージョンとの違いは 過去記事サンショウウオ ココ

[ LET IT BE ] ができるまで を音源でたどっております。

だいぶ お褒め頂いた記事ですが 音源もまだ全部残ってるんだよ めずらしく。


[ LET IT BE ] SINGLE VERSION THE BEATLES 1970



最後 おまけで 「悪霊島」本編。

3バージョンありますので(笑)


「悪霊島」 鹿賀丈史版 1981 年 *サウンド改定版
*3分すぎに [ GET BACK ] ビリー版登場




CM がかなり わりこんできますがご了承を。 ↓ 後半。


*[ LET IT BE ] レオ版 48:25 で登場




「悪霊島」 片岡鶴太郎版 1991年



「悪霊島」 古谷一行版 1999年 *コンプではない