THE BEATLES / LET IT BE (RP5833) | 聴いてみたからわかったよ。。

THE BEATLES / LET IT BE (RP5833)

$聴いてみたからわかったよ。。-LET IT BE PIC

真夜中の携帯の 緊急地震速報 に飛び起き

CD ラックおさえにいく奴。 最近夜中にゆれる。。


さて たまには 真面目にやってみっかで(笑)

どうしたん? 云われそうやけど 一応ここ 音楽ブログ やから。。

・・・ふだん お笑いブログ 云うてるやんか(笑)

人名編 飽きたんやろ?(笑) いや まさか そんな・・・


音源探してみたら さすがに揃ってるもんで この曲。

いや ブラック・ジャック 読んでたら この曲が大々的に

フューチャーされた話 があったもんでな。 

話の背景も 適切な選曲で。 さすが手塚先生。。


画像は UK ピクチャー・シングル。

データ違ってたら ごめんな で。 責任は持たん(笑)


レコーディングは いわゆる GET BACK SESSION 最終日。

アップル・スタジオでの録音。

この日は TAKE 20 - 27(A,B) を録音。 どれも映画用音源で流出済み。

ジョージのリード・ギターは 毎回ちょっとずつ違うフレーズ。

・・・大変やね ジョージ(笑)

TAKE 27 は TAKE 28 のコールがないままもう1回続けたんで 

2テイク分となっております。


TAKE 27 A 1969/1/31 ↓



わんも~たいむ で すぐこちらをやりだすのであった。

TAKE 27 B 1969/1/31 ↓



映画、ないし クリップで目にするテイクでんな。


で 最終的には TAKE 27 A (だよな?)のほうをもとに

その後のバージョンが作られていくことになりますか。

1969/4/30 にオーバー・ダビングが施され

新たな ギター・ソロを追加。

ただし 元のギター・ソロも かすかに聴こえるよに MIX 。

この元ギターは その後の最終版 2バージョンにも生かされております。


まず グリン・ジョンズが MIX した アルバム

[ GET BACK ] が作られるも ボツになる。


[ GET BACK MIX ] TAKE 27 A + OVER DUB ↓




そんで ほぼ1年たってから シングル用に再度セッション。

1970/1/4 に 大掛かりに追加が行われる。

ジョージ・マーティンによる ブラスの追加。

オリジナルの ジョンのベースを ポールのものに差し替え。

オリジナルの ジョンとジョージのコーラスを

ポール・ジョージ・リンダのものに差し替え。

ドラム・パーカッションの追加。

・・・ここで ジョンが完全に消滅いたします(笑)


後年 ジョンがこの曲をあまり良く思ってないコメント

「ウイングスでもいい曲」 などを残してるのは

この辺に 恨みを抱いていると思われる(笑)


SINGLE VERSION 1970/3/6 リリース ↓




オリジナル録音では 3番は普通にリズム刻んでるドラムが

タム追加で パターンが変わっておるのがわかるかと。

ジョージの間奏は録りなおしたものの シングルでは不採用。

1969/4/30 版のギターをそのまま採用。


アルバム版は フィル・スペクターが 再プロデュース。

サビを増やすなど曲を延長。

はじめのハイハットにエコー処理。

3番のドラムは オリジナル版をカットし 追加分のみに。

コーラスは ひかえめ 後半ばっさりカット。


ジョージのリード・ギターは 1970/1/4 に録られたものを採用。

オイラはこの LP 版が好きっす。

ギターで弾くっちゅうと みんなこれ弾くでしょ?(笑)


LP VERSION 1970/5/8 リリース ↓



<番外編>

「アンソロジー3」 1996 年では まだリハーサル段階のものを収録。


ANTHOLOGY VERSION 1969/1/25 録音 ↓



最後は 2003 年の 全然 ねいきっど じゃない NAKED 版。

TAKE 27 A と TAKE 27 B の 鬼のようなツギハギ編集版。

11回 切り替わるそうだ(笑)

オリジナルの演奏のみならず オーバー・ダブのものも

使用してるようなんで まったくもって ねいきっど じゃない(笑)

コーラス どう聴いたって ジョン&ジョージの

しょぼい版 じゃないもんな。

間奏のギターは TAKE 27 B 版。


では 鵺の鳴く夜は きおつけろ~。


NAKED  TAKE 27 A + 27 B  ↓