日能研の勉強だけで足りたかという話。

先生に
「日能研のテキストだけで十分です」
と言われる事がこの先もあると思います。
内容は十分です!
多分、受験に必要な事は書いてあると思います。
ただ、文章固かったり、やる事が多すぎて何がいいのかわからなかったり、使いこなせないので、みんな不安になるんだと思います。
「本科テキストはカラーもないし、わかりにくいのよね…この参考書、ブログでいいって書いてあったから買ってみようかしら…。日能研の先輩が使っているならきっといいはずよね。」

思うでしょ?
私も話題のテキストはそりゃーいっぱい買いました。紹介しろといわれたら紹介できる。
ただ、それをやる時間がなかった…
内容がいいのはわかるけれど、それをいつやるんだと。
最初の数ページで終わっているものが本当にゴロゴロあります。

時間をうまく使える子なら色々テキスト使うのもいいでしょう。
しかし、普段の日能研の勉強も手いっぱいなら、手のだしすぎは危険です。

私が5年と6年前半で子どもにいっていたのはあまりいい言葉ではないですが
「翌週の借金を作るな」
今週は忙しかったから、体調が悪かったから、範囲の勉強できなかったわー…とついつい甘くなっちゃう時もありますが、範囲がある以上そこの勉強は終わらせるべきなのです。
「時間あまったら」「来週塾のない日にやるわ」
と思うと、翌週以降のスケジュールが圧迫されて、どんどんやること後回しになります。
その日の汚れはその日のうちに、本科の範囲はその週のうちに!

以前少しかきましたが、カリテの後日受験は卑怯かどうかっていう話。
勉強足りていなくて土曜にうけられないのなら、土曜に勉強して日曜に受けるべきです。
成績のためじゃなく、のちのちの為に。
(子どもの校舎は5年の間は土曜にうけても日曜にうけても大丈夫で変更連絡不要でした)
※翌週の後日受験は放課後で疲れもあって集中力ないし、その週の勉強時間が削られるのでうちは1回しか受けていません。

2017/08 そういえば修学旅行のあとの全国公開模試も後日受験でした。「まさか受けないなんてことないですよね?」的な空気でパスできず。まぁ、6年の夏でしたし、後日受験日が代休だったので体力的にはOKでした。

その週用事があるとか旅行するので机にむかう時間が少ないならば、本科テキストコピーして持ち歩く。5分でも10分でも時間あるなら読ませる。
全部なら眠くなるし飽きちゃうかもしれないけれど、短時間ならできる。
コピーなら好きに線をひいたり書き込みもできる。
確認に親が問題よんで子どもに答えさせてもいい。
計算もやらせるなら、そのコピーの裏を計算用紙に使っちゃえばいいのです。

日能研でも他塾さんでも
「スパイラル方式だから、前にやっていたことも学習しますし、復習するから大丈夫です」
っておっしゃいます。
がっ!
そうか、ここの単元わからなかったけれど、あとでまたやるっていってたし、いっかー…みたいなのがは間違い(経験者談…笑)
スパイラルって螺旋であって、同じところもう一周じゃないんですよ。
次に戻ってきたときには、前にやっていた所の上を通る。その前にやったことを前提にその上につみかさなるの。
前にやった時よりももっとテキストが厚くなって、字も細かくなって、速さだと今度は実際の数値じゃなく比をつかってとけ!みたいなね。
確かに復習もする、するけれどその他にやる事がぐっと多くなるから、単なる復習のつもりでいると痛い目あいます。(復習したいなら、季節講習で完璧に!です)

我が家は耳学習が合っていたので、隙間時間に耳学習か画像で学習しましたが…。問題集ではやりきった問題集は…ない。日能研のテキストもつかいこなせたかというと怪しい限り。
(逆にいえば、できるお子様はそこをやって上がったのかもしれないけれど…ブロ友さんのできるお子様方は、日能研のテキストを使いこなして学習していたイメージです。時間があるならカリテをもう一回とく、銀本のやっていないところをやってみる…などなど)

後は…他塾模試。
「数値や分母が使うから、混乱するしあまり意味ないですよ」
と我が家は塾の先生に説明されました。
実際に一度もうけないまま終了しましたが、それは日能研愛を貫いたからというより、単に受けにいく時間が我が家にはなかったから。(研究講座を2つとっていたもので)

実際みんなうけていないかと言われると…多分、ほとんどの方が一回はうけていたんじゃないかしら(笑)
男女限らず御三家に合格していらっしゃる方は他塾模試や学校別模試などを定期的にうけていらしたようです。
それは志望する人数の中の自分の立ち位置だったり、アウェイな空気の中での受験になれるためだったり、試験をうけたらもらえる対策教材のためだったり…理由はさまざまですが、皆さん明確な目的を持ってうけていらっしゃるように思えます。
必然的に日特欠席だったり、研究講座欠席になるのですが、塾に理由を説明されている方、先生に結果を報告する方など…。そのあたり校舎の空気もあるのかもしれませんが信頼関係できてるなぁと思ってみていました。

うちみたいに、一回もないという方がブログ界では少数派なイメージです。