本日最後の日特でした。

 

授業終了後に、対象校の先生と、日能研のその日特出身の卒業生(もちろんその学校の生徒さん)がきてくれて激励してくれたそうです。

他、入試当日のちょっとした注意などもあったみたい。

昨日の土曜研究講座最終日では

「まぁ、がんばってください」

的に割とドライな感じだったようですが、今日の授業後では「がんばるぞー」的空気もあったみたい。

帰宅したわが子に

母「試験中の注意とか何かいわれた?」

sei「いつもニコニコしているように言われた!」

それ試験中じゃないと思うよ…多分心をおちつけてとか平常心でいなよとかそんなニュアンスじゃないかな…あんぐりピスケ

 

以前も書いたように、我が家は難関校日特と上位校日特を悩み、距離の問題で上位校にしました。(志望校の日特がなかったことが問題なのですが…日特は2月1日校で設定されるので、それ以外が第一志望な場合は悩む展開になるのです。)

 

難関校日特には通っていないので、通っていたらそれはそれで充実した時間をすごせたのかもしれませんが、行っていない以上わからないので…あくまでも上位校日特の感想。

今後もし難関校日特と上位校日特を迷う方がいらっしゃった時のためにかいておきますね。

 

我が子は総合のR4では難関校日特をすすめられました。

しかしそこが遠くて!

算数のレベルに関しては上位校できっちり仕上げた方がいいかな?ということと、通学時間も検討した上で上位校日特を選択しました。

同じ日特に通う子では、1日の難関校日特が遠いため回避する似たようなタイプもいたようですが、「上位校日特では算数が物足りない」といって途中でやめて家庭学習に切り替える子、通っていた日特の問題が肌に合わないと難関校日特から併願校である上位校日特にうつってこられたお子さんなど、日特の中でも多少の変動はあったようです。

 

うちの子は普段の通常の授業の他に研究講座を2つとっていたので、その時に難問に触れる機会が多かったのもあり、難易度という面ではそんなに心配しませんでした。

むしろ算数が苦手だったので、レベル固めという意味で日曜日にR4相応の算数をやったことはよかったと思います。

毎回悲劇的な算数でしたが、この日特での算数は過去問やっても合格者平均はとれるようになっていました。

(同じ日特でもクラスの設定は複数ありましたが、教え方がどう違うとかはクラス移動をしなかったのでわかりません。)

 

公開模試は難関校日特は指定会場ですが、それ以外の日特の子は学校を開放してくださる中学校を選んでうけられます。

受験しようと思っている学校が入っている場合は、そこを選択していくと良いと思います。集合や解散など、実際の入試の想定ができます。

(希望がない場合は、校舎でうけることも可能です)

他流試合をする暇がなかった我が家は、公開模試は場慣れという意味では貴重な時間でした。

会場では、こども達が試験を受けている間に、その学校を受ける受験生に合わせた併願校の組み方や、落としてはいけない問題などの解説、短縮した学校説明会がありました。

 

難関校日特は公開模試のあとに授業があって、ファイナルより前にトライアルテスト的なものをやっていた様子。そのあたりは手厚い感じがしてちょっとうらやましかったなぁ(その分授業料設定も違うのですが)

また難関校の子は熱望校タイプが多いので、同じ志望校をめざす仲間がいるって部分ではテンションあがっていたようです。

 

感想としては…もし志望校の難関校日特があるならば、難関校日特をすすめます。

それ以外になると本当に微妙なんですよね…我が家は「結果的には悔いなし!」なのですが、選択する時は結構悩みましたよ。

 

日能研さん、2月1日にこだわらず、人気のある学校での日特設定もう一度考えてくださーい。

 

 

追記 (2017/05)

上にも書いたのですが、少しわかりにくいので我が家のケースをまとめます。

 

・冠日特で設定されている難関校はどれも受験しない

・校舎の先生は難関校日特を勧めた(実際プリントにあった、あなたのコースは〇〇的なものもその難関校記載でした)

・難関校日特は通学に1時間ちょっとかかるA(校舎おすすめ)と、30分くらいかかるBがあった

・難関校日特をとる必要があるならば、せめてBの方が近いからそちらではだめかと聞いてみたが、我が家の受ける学校のラインナップ的にBに行っても問題傾向が違うから…と言われる

・土曜日に研究講座をとることは決めていたので、体力的にも復習的にも時間がないのはわかっている。受けないAのためにそこまでいく必要があるのか

 

という悩みがありました。

(神奈川の下の方の地域ではよくある悩みです。)

 

悩んだ結果近くの上位校日特にしたのですが、その上位校も当初は受ける予定ではなく…「正直日特を受ける意味ってあるのかなー?」と思ってました。

最終的に日特を受けた上位校は受験することにしたので、対策もできて結果オーライだったのですが、本当にこのパターンになるお家は悩むとお思います。

 

学校が一校にしぼられている日特じゃなく、複数の学校名が入った日特(合格力完成日特?)のケースも結構皆さん悩んでいらっしゃいましたね。

4校のうち1校しか受けないのに…とか、その中の1校を受験予定だけれど、受験するのは2科目の日なのに日特では4科目の日設定だとか(難易度が違う)。

 

上位校以下は基礎を大事にしているので、そこまで学校の個性バリバリという問題は減ってくるので複数校日特でも対応できるとは思いますが、個性が強い学校のケースもない訳ではない。

友人はそのケースだったので、日特は通わずにユリウスで対策してもらう…という道を選んでいましたよ。

 

ちなみに難関校→上位校日特に途中で変更(逆もしかり)することはできますが、片方が人気で満席の場合は移動ができないとか、お子さんのレベルのクラスに入れない(日特で複数クラスがある場合は成績順です)というケースもあります。

日特は途中でクラス替えすると思いますので、少し待っての移動になるのかな…

 

後期の日特選択で大事なのは

・志望校の合格のためにはどこに行くのがいいのか

という事を一番考えるべきかと。

 

昔は冠日特はR4足りていなかったら参加できなかったようですが、数年前から緩和。希望すれば背伸びして通う事もできるようになりました。

確かに難関校の名前がついているところに通うと、それだけで成績上がったような気にもなれるのですが、やっぱり受けない学校とか志望校と傾向が違う学校に行くのは時間の足りない後期には大変だと思うのです。

難関校になればなるほどその学校らしい問題の対策をしていく訳なので…

 

最もまるっきり役立たない訳ではなく、そのレベルのお子さんに合わせて必要な問題を演習してくださるし、お子さんの第一志望とその難関校日特が似た傾向で対策が役立つならば、適したレベルにいることも大事だと思います。

 

もし我が家が土曜の研究講座をとらなかったら…Aの難関校日特に無理して通ったかもしれない(笑)

このあたり、よーく考えて校舎の先生にも相談した方がいいかと。

そして、夏にNフレンズに行く機会があったら、志望校の学校に通っている先輩に

「どの日特を取りましたか」

とか

「実際取ってどうでしたか?」

は聞いてみてもいいんじゃないかなと。

 

何度もいいますが、志望校の日特がある場合は迷わずGO!です。

 

追記(2018/5)

2019年組から、今年の日特はレベル制限ができたという話を聞いています。