Spotlightからです。（※リンク先に動画があります）
http://spotlight-media.jp/article/243891197220283453#/
この姿を見てください！
猟犬として人間のために一生懸命尽くし、果てに捨てられたサイトハウンドのAngel。
道端で発見され、保護された時、がりがりに痩せ、体は糞尿にまみれていました。
サイト・ハウンド テリア種を除いた獣猟犬をハウンドと呼ぶ。 ハウンドはセント・ハウンドとサイト・ハウンドに分けられる。 サイト・ハウンドに属する猟犬は長肢の大型犬種で、獲物を視力により発見し高速で追走して捕らえるタイプである。 別名を視覚ハウンドという。
優しいスタッフの呼びかけにも反応することはなく、こうして壁に鼻をこすりつけて動こうとしませんでした。
まるで周りの世界を拒絶しているかのように・・・
消えてしまいたい、そう思っているようにも見えます。
獣医が診断した結果、Angelの症状は体に病を抱えているからではなく、精神的なもの、おそらく極度のトラウマ状態だろうという話でした。
信じていた人間に捨てられ、寝床も餌も無く、外をさまよい続けた結果でした。いったいどんなことがあったのか、知る由もありません。
Angelを保護した団体PAWS Animal Rescue Irelandが、壁に向いて動かないAngelの動画を投稿すると、たくさんの寄付と激励のメールが届きました。スタッフは、傷ついたAngelの心を癒そうと、ゆっくり時間をかけて世話をしました。そして、数か月後には、新しい家族探しが始まったのです。
素晴らしい両親が見つかりました！
Paws Animal Rescueを長年サポートしていたご夫婦が、すぐに名乗りをあげ、Angelは名前もCaraとなり新しい生活をスタートさせたのです！
とても同じ犬とは思えないほど元気そうなCaraです。
本当に良かったですね。
動物はものや道具ではありません。用済みになったからと、捨てる人が多いのは事実です。老犬だから、吠えるから、飼えなくなったから。人間のあらゆる勝手な理由で、捨てられた犬がどれだけ心傷ついているか、考える良い機会になれば、と思います。
動物にも心があります。信じた人に裏切られた動物は、こんな風に心が折れてしまうのです。
