先日お伝えした、生体販売をやめ、保護犬の譲渡を始められた岡山のペットショップCHOUCHOUさん。


岡山発☆生体販売をストップ!ペットショップで保護犬を譲渡する理想のビジネスモデルが日本でも!



生体販売をやめるという決断に至った想いを語られています。



HUG THE BROKENHEARTSさんのFBからです。

https://www.facebook.com/hugthebrokenhearts/photos/a.802358029880447.1073741828.802346459881604/847817318667851/?type=3&fref=nf





先日ご紹介しました生体販売をやめ、保護犬、保護猫の譲渡を始められた岡山のペットショップCHOUCHOUさん。

生体販売をやめると言う決断に至った想いをCHOUCHOUの澤木さんにお伺いしました。

この素晴らしい決断を動物愛護の世界にいる私たちは素晴らしいと言う言葉だけではなく、ネット通販からの購入で応援するべきです。

シュシュでは、テナントに委託していた生体販売を2015年1月に辞め、店内の改装を経た4月より、保健所や愛護センターから保護犬を引き取って里親を探す事業を始めました。...


現在は、テレビの取材なども手伝って、地元岡山でも少しずつ認知されつつあります。また、その番組の事を記載したフェイスブックで、県外の方々にまで拡散され、非常に多くの応援メッセージや通販を利用しての協力を頂きました。

シュシュがオープンした時には、実は物販のみの店舗で、生体販売もトリミングも無いスタイルで営業しておりました。しかし、現実的な問題として収益の伸び悩みがあり、まずは生体販売の為にテナントを入れ、続いてトリミング・ホテルと提供するものを増やしていきました。
スタッフは接客経験を重視して採用し、店内商品をカテゴライズして担当制を敷き、商品のセレクトから仕入れの量、陳列まで全て任せ、女性の視点から創り上げた店内が功を奏し、岡山での知名度も高くなっていきました。

そんな中で、現在も協力関係にある愛護団体の代表と、広告掲載という業務的な内容で知り合う事がありました。その時点では「そういう仕事を抱えながら保護活動って、大変だろうな」程度の想いしかありませんでした。

その方が店内の、賞味期限が近くなり値引きしたフードを、毎回買って行く姿を見て、できる範囲での協力をしようと、生体販売用にメーカーが送ってくれるフードを提供したりするのが、最初の取り組みだったと思います。

その内に、活動内容や保健所・愛護センターの現状、また殺処分の是非についてのお話を伺う機会が増えていき、少しずつ保護犬や保護猫について考える時間が多くなっていきました。オフの日に愛護センターへ行って、譲渡会を見学したり、ペットショップで売れ残ったコを引き取ったスタッフや、山道を歩いていたコを飼い始めたスタッフの話を聴いている内に、我々は他店とは違う形で新しい家族を提供できるのではないか?と思い始めました。

そこから、どういう事ができるのか?どう行動するべきなのか?については、愛護団体と知り合いだったので、非常に明確に答えが出せました。
残る問題は、生体販売と併設するか?生体販売を辞めるか?もし辞めた場合、無くなった収益をどのようにカバーしていくのか?という点でした。

生体販売と併設するという方法は、すでに大手のショップもやっている事だった訳ですが、私の目には火を着けながら水をかけているように映り、早々と選択肢から消えました。生体販売を辞めて、里親探しをするからこそ意義が生まれると思いました。それまで生体販売に使っていたケージを処分し、成犬でも耐え得る広さの部屋を準備しました。おかげで、18あった部屋がたった4部屋になりましたが、現在引き取ってきたコをトリミングして、このベッドや敷き物も備わった部屋に入ると、見違えるような素敵なワンちゃんになります。

生体販売を辞めた事で無くなった収益は、新しく始めたネット通販でカバーしようと思っています。現在、生体販売の10分の1ぐらいまでは成長しました(笑)。

欧米ではペットショップでの生体販売が禁止されていたり、保護犬・保護猫のみの取扱いが許可されている地域が沢山あります。
日本ではペットブームの終期時に買われたコが、シニア世代になってきており、そこで介護負担による捨て犬、ブーム終焉によるブリーダーの飼育崩壊などの問題が顕在化してくる事が多くなってきています。今後は国内でも、売るのでは無く引き取るモデルが見直される時期にかかってくるのではないかと思っています。

4月から半年間は本当に地道に活動してきましたが、この2ヶ月間で県外の方にまで知られるようになり、スタート時から協力頂いている愛護団体や、シュシュで定期的に譲渡会を開いてくれている団体の方々も喜んでくれています
ここでこの活動の認知を拡げる事で、日本の犬猫に対する大きな転機になる可能性があると思い、それを信じて今後も活動を続けていきたいと思います。
後に続くショップが現れる為にも、我々が絶対に成功させなければならないと、気を引き締めて頑張ります。よろしくお願い致します。

chouchou 澤木崇



~転載以上~


以下、chouchouさんのFBより。


先日のテレビ取材を紹介した記事、考えられない数の拡散で、全国から励ましの言葉を頂きました。ありがとうございます。


想像以上に、こういう取り組みをしているショップが無いのだという事を実感すると共に、このようなスタイルのショップが増えていく為には、我々がまず成功事例を作る事が必要だと思います。絶対に失敗できませんね(笑)。


しかし、岡山では来店される方や、問い合わせが本当に多くなりましたし、フェイスブックの上で知って頂いた県外の方からも、通販で商品をお買い上げ頂く事が増えました。


中には、お電話で1年分のフードを注文頂いた方や、シュシュの通販サイトに無い商品を、「ここで買いたいから」とリクエスト頂く方もいらっしゃいました。そういうご依頼は大歓迎です!!


これで火が着いて、全国でチラホラとでも里親探しペットショップが出てくれば、もう流れは止まらないと思います。

うん、うちも他県に出られるように頑張ります(笑)。

皆様からのコメントやシェアの数は、保護犬の世話をしているスタッフの意欲にもなり、本当に有難い限りです。

また今後ともよろしくお願い致します。
SAWAKI



~転載以上~


ぜひ、全国から通信販売などで応援したいですねニコニコ
通常のネットショップと楽天市場店があります。

わんわんにゃーchouchouさんホームページ