週末、ちょっとした日用品を買いにショッピングモールへ行きました。
この季節は毛皮商品がいっぱい置いてあるだろうから嫌だなーと思いつつも、ショップひとつひとつをチェックしていると…1店舗だけ、店中にリアルファーが溢れているところがありました
なんじゃこりゃあ!
早速、リアルファーを売るお店に、さりげな~くNO毛皮をアピールする方法 を実践。
ラクーンファーのついたベストを手に取ると、店員さんがすぐにやって来ました。
私:「これって本物の毛皮ですか?」
店員さん:「はい、本物ですラクーンといって、タヌキの毛皮になります」
私:「あぁ…私、本物はかわいそうだから買わないようにしているんです。フェイクだったら欲しかったんですが、残念です(>_<)」
前回別のお店では、ここで終わってしまったので…今回はもう少し踏み込んでみました。
私:「生きたまま皮を剥がされて、殺されるって聞いたので…」
店員さん、一瞬固まり、「いや、剥がされてそのまま殺されるということはないと思いますよ」と、信じられないといったご様子。
私:「首を折られたり感電させられて、生きたまま皮を剥がされるんです。その方がきれいなものができるので。私もネットで知ってすごいショックで。毛皮・真実って検索すると、いろいろ出てきますよ」
店員さん、表情が歪んでしまい、「…知りませんでした。知りたくなかったですね。。毛皮はかわいそうっておっしゃるお客さんは何人かいらっしゃったんですが、なぜかっていうのは今知りました」
私:「こちらのお店はファーが多いですが、もしかして全部本物ですか?」
店員さん:「はい。今年初めてフェイクファーのマフラーが一点入ったのですが、それまではすべてリアルファーで。毛皮がブランドの売りなので…」
それで、earthがノーファー・ノーレザーになったこと、こうした命にやさしいブランドが増えていってほしいとお話させていただきました。
モールを廻ってみて、リアルファーのついたコートや小さなアクセサリーなどやはり複数見かけましたが、全体的には思ったより少ない印象で、フェイクが多い気がしました。
帰って先ほどのブランドのサイトを見てみると、やはりリアルファーとおぼしき商品の宣伝がいくつも掲載されていました。
any sisより。
こちらの親会社のオンワードにも、メールでお願いをしておきました。
毛皮のことを初めて知った店員さん。これからどんな思いでお仕事をされるのかなぁとちょっと思ってしまいました。嫌な思いをさせてしまいましたが、これが現実。消費者もそうですが、アパレルの店員さんたちにも、みんなにきちんと現実を知ってほしいと思いました。
話は変わりますが…
以前、保護っ子や実家の子を連れて行ってた動物病院から移転のお知らせハガキが。
業務拡張に伴うものだそうで、よく見たら「生体販売」だと!
業務拡張ってそういうことかいっ。今までやっていたトリミングやホテルも続けるそう。
そういえば、前に待合室の壁にブリーダーの広告貼ってあったな。
「クリスマスプレゼントに子犬はいかがですか?」っていうチラシを見た記憶が…。
家族が行った時も、飼い主さんと血統書付きの犬の話で盛り上がってたみたい。そういう犬が好きなんでしょうね。
保護した野良ちゃんを低価格で手術してくれた先生。
料金も全体的に他より良心的で、良いところもあったんですが…
なぜか完全室内飼いの保護猫に、一度で全部落ちるという虫下しを「サービス」で飲ませちゃったり(なんでやねん。しかも了承なし)ちょっと?な感じもあったから最近は行っていなかったんですが。
きちんとしたブリーダーからの子だったとしても、(それか自分自身で繁殖を?)殺処分される子、新しい家族を待っている保護犬・猫たちが溢れている日本で、そういう子たちが幸せになるチャンスを奪う生体販売には反対。
譲渡会に協力してくれる病院もあるのにね…。
ハガキもらったけど…もう行かないよぅ。