かなりショッキングなバッグです…。

できるなら見たくありません。


どこをどう見ても、「アート」と呼べるものではないと私は思いますが…。

作った人の感覚を疑ってしまいます。

これを欲しいという人はいるのでしょうか?








画像はこちらより。

http://theworldofkitsch.com/worldofkitsch/shocking-fox-handbag-by-reid-peppard



手足をくっつけて持ち手にしてあります。

両目には宝石のようなものがはまっています。

よくぞ、こんな悪趣味なバッグを考え付いたものだと思います。。


これをデザインしたのは、Reid Peppard さんという女性アーティストで、作品に使う動物は、すべて自然死やロードキル(交通事故)ですでに息絶えた亡骸を使っており、動物を傷つけたり、殺したりは一切していないとのことですが…。

それならば、こんな風に利用せずに丁寧に埋葬してあげれば…と思いますが。


その他にも、亡骸を使ったヘアバンドやアクセサリーを発表しています。


欲しい人がいるのかと思ったら…ガガ様やオジー・オズボーン、ジュード・ロウらセレブリティのファンがいるそうです汗












画像はFBmailOnline より。




でもある意味で、毛皮製品というのはこういうものだと、皮を剥がれる前はこうして顔も手足も尻尾も肉球も付いていて、心臓の鼓動があり、呼吸もしていた、命あるものであったということをリアルに伝えているものでもあります。


普通はみんな、コートのフードや袖口についていたり、帽子のぽんぽんなどとしてすでに加工されたものを見ているだけなので、あまり意識しないのだと思います。


動物たちを劣悪な環境で飼育し、様々な方法で殺し、多くは意識があるまま皮を剥いで作られる毛皮。人間のファッションのために命を奪う毛皮の残酷さを改めて感じました。


毛皮製品は、動物の死体そのものです。