『猫の味方になってほしい。』【岩合光昭写真展 ねこ歩き】+ギャラリートーク @大宮タカシマヤ | 桃色ポピー。 〜 猫 美食 旅行記 〜

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動物写真家:岩合光昭さんが再び、さいたま 大宮へ!

今日のギャラリートーク、ものすごい人でした。前回も大人気だったけど、今回は入場制限されるくらい。
とくに午前中は、大宮駅まで続くほどの人の列で、大宮タカシマヤ開店以来の大行列だったそう。
遠目だったけど、しっかりお話聞いてきました(午後の部)。

写真もすばらしいけど、岩合さん自身の人間力も魅力。
声もステキだし、ナチュラルなのに品があって、光につつまれているような温かさ。。。


『みなさんに猫の味方になってあげてほしいんです。』と、岩合さん。


会場に集まったこれだけ多くの猫好きの人たちがいる半面、猫だけでなく、あらゆる野生動物は、しいたげられている立場にあると。


ほんとに、そう。
岩合さんの切り撮る、のどかで幸せそうな猫と人の生活は、結局、社会のイチ部分。
イチ写真展の限られた枚数の猫写真が、その何百倍もの多くの人の心を癒やし、うるおしているのに。
グッズも写真集も、じゃんじゃん売れてました。
それでも未だに、人間社会は『処分』という名目で、家なき猫(迷い飼い猫その他動物も)を殺し続けてるという現実。





でも、岩合さんはそんな事言いません。
ただ、『猫の味方になってほしい』『みなさんに』『多くの人たちに』と、言っていました。

温和な(たぶん)岩合さん。
以前のトークショーでは、こんな事も話して下さいました。


『最近は、猫が住宅や庭先にオシッコをかけるのを嫌がる人がいますが。。。』
『そういう人は、お気の毒だなと思いますね。ご自分はオシッコをする事もないのか、出来ないのかと。。。笑』

言葉を選びながら、遠慮気味に発言してらっしゃいました。


猫迷惑派からは、『人間は人様の庭先なんかでしねーし!』というような正論が聞こえてきそうですが。。。(←オシッコはかけないけど、生活&心のテリトリーに土足で踏み込んでくるヤツ、いるよね。キライ。)
でも、たとえば糞尿問題等々でろくに策を投じないまま、安易に社会から排除→殺す(処分する)ような人間社会、私は嫌です。住みにくいです。
出生率(人間の)が下がったり、老後の不安が高まるのも、無理ないでしょう。個人の思想も含め、そういう人間社会の端々にある残酷さや住みにくさが、現代社会のあらゆる側面に影響を及ぼしているのだと思います。





岩合さんは、猫やいろんな動物の魅力あふれる写真を撮り続けて伝えていくのが自分の役割だと、信じているのだと思います。




(左)ちゃしろう (右)チェリー

前回も勝手に引き合いに出してしまったのだけど、同じような年代の石田純一氏などとはまったく違うオーラを感じる。
石田氏もおもしろくて良い人そうで、好きなのですが。

そして写真集もいいけど、とにかく大きくて美しく、温かさと生命力にあふれたこの写真展の世界観を多くの人に体感してほしい。
出来れば、どこかで、ナマ岩合も!






ハチワレ猫ポパイ
(手前)ポパイ、(後方右より)カモミール、トリュフ、キャラメル、ハチミツ

それと岩合さん曰く、猫は死んでも人間への恩を忘れないくらい、情に厚い動物だそうです。それは、私も感じています。
と同時に怨みも忘れないので、猫に悪さしたら、必ず報いが待っているでしょう。。。とのことでした。ლ(´ڡ`ლ)






写真展【ねこ歩き】オフィシャルサイト



大宮タカシマヤ:岩合光昭写真展【ねこ歩き】
■2015年1月12日(月・祝)まで
■大宮タカシマヤ 6階 催事会場



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