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【momoi-ktkr】C75、ありがとうございました(^^)【初サークル参加】

※ものすごい長文注意(^^;)


いきなりですが…

今日は、一年の締めくくりにふさわしい日にできました。

本当に、今日会えた方、いいえ、今年お会いできた方ひとりひとりのおかげです。

はじめに、お礼を言わせてください。ありがとう。


印刷所の紹介やアドバイス、原稿の公正をしてくれたかーずさんはじめ、

短期間で素敵なデザインをしてくださったきしむねさん、

「Cue!」とはまた違う角度でモモーイらしいメルヘンな表紙を描いてくださったまがりひろあき先生、

そして、わたしの小説をぐっと本物っぽくしてくださった、すばらしいカットの井冬良先生……

今日売り場を手伝ってくれた、中野君とうっちー。

そして、列形成を率先してしてくれたり、札を持ったり、

荷物を運んでくれたりした、心優しいモモイストのみんな……

朝暗いうちから並んで、わたしのサークルに来てくださった方、

わたしのサークルを訪れて声をかけてくださった方、

以前から心配して今日のためのプレゼントをくださった方、

やさしい気持ちがこもった差し入れをくださった方、本当にありがとう。

お飲物を飲みきれないくらいいただいて、申し訳なかったですが、

お気持ちがすごくうれしかったです。

そして、前日搬入のとき緊張でガチガチのわたしに丁寧に説明して、

質問に答えてくださったり、当日もしなやかに対応してくださったコミケット準備会のみなさん。

ご近所のサークルのみなさん。

本当に本当にありがとうございました。


不慣れなので、自分のスペースにつきっきりでしたが、

いろんな方が来てくださいました。

ろっくちゃんが会いに来てくださって、感激。

同じく西館に出されていた「舞映」の今井監督ご夫婦。

唐沢俊一さん、「と学会」はすぐ近くのスペースでした。

眠田直さんも来てくださいました!お久しぶりでした。

お隣だからと七尾奈留先生がいらっしゃったときは、恐縮しましたがすごくうれしかったです。

ありがとうございました。

さらしるさんは、ご自分で作られたアレを持って来てくれました(すごいクオリティ^^;;;;)

お久しぶりな方にもお会いできて本当にうれしかったです。

ですが、そうです。今日は、今までと違うんです。

本をいただいたら、自分も、本を渡すことができました…。

もう、このことがすごくすごくうれしかったです。


今年は、わたしはアニサマのタイトルと同じ「Challenge」を意識した年でした。

アニサマだけじゃなくて、空耳曲、全国ツアー、カバーアルバム、ハワイ・カナダ・台湾・ドイツ、

「超!モモーイ」ではリスナーのみんなと曲を作り……。

そして、今年最後のチャレンジ。それが、同人誌を作り、コミケで頒布する!ということでした。

わたしは、コミケで本を買ったりコスプレしたことはありましたが、

自分がサークル参加したことはなかったのです。

でも、高校生くらいから、他の人を見ていて、ずっとずっと、密かに憧れていました。

自分もマニアックな同人誌を読むのが好きだし、面白い本を見つけると嬉しくなるし、

当日、机の向こうにいる参加者のみなさんから本を直接買わせてもらって……

あの場所が好きなんです。みんな、すごく輝いています。

(とゆっても、美しいだけじゃなくて、いろんな本があるけど^^;それもそれで)


今年の夏、久し振りに企業ブース以外のコミケ会場をゆっくり訪れて、その活気にあらためてウキウキして、

わたしも仲間に入りたくて、勇気を出して申込しました。

この時は、初めてだからひっそりコピー本からはじめよう、なんて思っていました。

当選通知が届き、ポストの前でガッツポーズ。

でも、そこには、「あ-50b」の文字が。「あ」は…いわゆる外周なのです。

そんないい場所をいただいたのだから、初参加ですが、オフセット本を作ろうという決意をしました。


正直言って忙しい時期でしたが、家に帰ると毎日机に向かいました。

そして、何本もコラムを書いて面白そうなものを選び、書き下ろし原稿だけで構成しました。

初めて印刷屋さんにも行きました。すごく丁寧に対応してもらえました。

わからないことだらけで…でも、みんな優しく教えてくれました。


いよいよ当日、暗いうちから家を出て、初めてサークルチケットで入場。

会場の自分のサークルスペースに着いて、届いていた荷物を開けたとき、

刷り上ってきた自分の本を見て、今までにないような気持ちになりました。

気のきいたふろく=ミニトートバックもきれいに印刷されていました。

自分で悩んで選んだ表紙と中の紙の色…。

机の上に並べるともうそれだけで夢心地でした。

ポスターは、近所の出力屋さんで最大のサイズのものを刷ってもらいました。

自分が来たときのことを思い出して、どこだかわかりやすいように上に大きくサークルナンバーを入れました。

コミケに、わたしの場所があって、これで分かってもらえる、

他の場所を探している人にも目安にしてもらえると思うと、わくわくしました。


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ご近所のサークルの方も続々到着されたので、見本誌を持ってごあいさつに行きました。

どなたも笑顔でさわやかに挨拶を交わし、ご本を交換してくださいました。

すぐお隣は、吉田アナウンサーの「ヲタク落語」でした。

そして、先日ペディでお会いしたおぐりゆかさんがお手伝いにいらしていました!

3人でぱちり。しゃしんをとりました…(^^)


桃井はるこオフィシャルブログ「モモブロ」Powered by アメブロ-吉田尚紀アナ、おぐりゆかさんと

机に「シャッツキステ」のエリスさんからいただいた布を敷いて、

本を並べたり、用意をしたり、見本誌を提出したりしていると、

あっという間に開場直前になりました。



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準備会のスタッフの方々が来て手順をアドバイスしてくださり、

場内を巡回してたまに「何か問題ないですか?」と声をかけてくださって、とても心強かったです。


開場直前、スタッフの方からご提案を受けました。
「予想以上に列が伸びています。よかったら、札を持って列の先頭でいっしょに先導していただけませんか」

……もう、このあたりのことを考えると、今でも涙が出そうです。

朝、いちばん最初にわたしのサークルに来てくれる人がそんなにいるなんて。


いよいよ、憧れのサークル参加のコミケがはじまります。

列を見た瞬間、涙が出てきました。

どうして泣いているのか自分でもうまく説明ができないんですけれど……

コミケで泣いたのは、2回目です。

C62での、「UNDER17」ライブ……その時と、もしかして、同じ種類の涙なのかもしれません。

憧れの場所、自分が夢見ていた空間に、今、現実に自分がいられるという幸せです。

そしてそれを自分のことのように喜んでいてくれる笑顔をいただけることも、嬉しかった……。

本当に、夢みたいでした。


外で列形成して、非常口から会場内のわたしのスペース前に入ってもらいます。

建物の外をくねくねまわって、みんなでシャッター前で待ちます。

わたしは、なるべく早く買ってもらえるように、「お1人様2部までです」と段ボールの切れ端を持って説明しました。

期待と不安。

そして、閉まっていたシャッターが上がっていきます。ゆっくりと。

お隣の、あいすとちょこさんの売り場が見えてきました。

長机の奥にはたくさんの本やグッズが積まれています。

わたしのスペースはその横にあるんです。

なんか、ずっと涙が止まりませんでした。

みんながこの日を楽しみにしてここに来るんだなあって。

ほんとに素敵な場所です。


「コミックマーケット75、会場します」

というナレーションと、拍手。

販売開始です!

わたしの本はどんどんなくなっていってしまいました。列は途切れませんでした。

ひとりひとりの方に心からお礼を言いました。

自分の本を楽しみにしてくださっている方がいるっていうことが、

本当に本当にうれしかった。

「内容楽しみです」とか「がんばってください」とか、

優しい言葉をかけてもらえると、涙が出てきます。

机に満載だった本がどんどん少なくなっていって、11時には完売……。

直前で売り切れてしまった人の顔を見て、本当に申し訳ないと思いました。

勇気を出して沢山刷ったつもりだったのですが、足りなかったみたいです。

準備会の人にも前日、「初めてなのにそのぐらい刷っててくれて安心しました」と言われていました。

予想外で喜ぶべきだけど、せっかく来てくださったのにごめんね、

みなさんに読んでほしかった、と、複雑な心境でした。

でも、みんな拍手をしてくれました……。

ペーパー「しえすた新聞」は本より多かったので、それをもらってもらいました。

温泉にも来てくれていたモモイスト達が率先して列整理を手伝ってくれました。

おかげで、後に「コミケスタッフが来なくても列が形成されていた」って、古参参加者の方からほめていただきました…!!

昨日のぺんしるブース、とらのあなブースに来てくださった方もいました。

さっそく「エコひいきバッグ」や「気合い入れTシャツ」を着て下さっている方がいて、嬉しかったです。

仕事の関係者の方も陣中見舞いに来てくださいました。

とらのあなの方が完売した瞬間にご挨拶に来てくださったのはちょっとふいた(^^;)すごいタイミング!


買えなかった方から、「委託はないのですか?」というご質問を沢山いただきました。

『しえすたVol.1』のこのセットはコミケに向けて準備してきたものですが、

仕様を変えるなどして、読んでいただけるように、前向きに考えていこうと思っています。


なるべく、通路をふさいでご迷惑になったりしないように、自分のスペースの範囲を逸脱しないようにしたかったので、

写真やサイン、スケブを断ってしまった方、ごめんなさい。

ご協力、心より感謝します。

午後にはペーパーもなくなってしまい、その後も沢山の方が来てくださったのですが、

差し上げるものがなくなってしまったので、何もないのにいると、

人がきができるのが申し訳なく思い、自主規制して撤収しました。

人出が多かったので、ちゃんとお別れのごあいさつせぬまま去ってしまったサークルの方、

この場で恐縮ですが、ありがとうございました!!


でも、物がなくなったあと、準備会のスタッフの方々に相談すると、

「基本的に"こうしろ""これをやるな"ということは言いたくないんです」とおっしゃっていました。

「提案をされたら、やる方向で考えていこう」と。

すごいと思いました。なんてレベルが高いんだろう。

これだけの規模のものをこうやって、しなやかにチームワークで運営しているスタッフの方々は

本当にすごいと改めて思いました。


配布物がなくなってしまうと、気が抜けたのか、なんだか体調が悪くなってきました(^^;)

目の奥がすごく痛い……。

緊張が解けたんでしょうか。

本当はその場を離れたくない気持ちでしたが、総合的に判断して、撤収することにしたのです。

大変お世話になったスタッフの方はそれぞれお仕事中で、

すべての方にお礼を言って帰ることができなかったのがココロ残りでした。

本当にありがとうございました!

午後の遅い時間に来てくださった方、淋しい思いをされた方、

予定通りにならなくて、ごめんなさい。

(次があるなら、最後まで品物を切らさずに、みんなで拍手したいな!!)


……なんだろう、こうやってブログに今書いても、あの感動、感謝の気持ちが伝わってるかすごく心配。


わたしは、コミケにサークル参加できたことを今、すごく誇りに思っています。

そして、あんなに大変だったしお友達に力を借りたのに、

また同人誌を作りたいし、コミケに参加したい!って

思っています。

そのためにも、今回の本のご感想をいただけたら嬉しいです。

殺伐とした時代、あの場所にいる人たちは、どうしてあんなに優しいの?

好きなことをしているから!? みんなのために。そして自分のために。

なんかいろんなヒントをもらった気がします。

体は疲れたけど、とっても元気になりました!!!


今日の総括。

「ヲタでよかった!!!!!!!!」


こんなに、涙が出るほど、幸せな気持ちになれたんだもの。

人の優しさがうれしくて。

素敵な空間を共有できて、今までの人生、生きててよかった!! って

本気で思えました。

課題や反省は残るけど(買えなかった人、ごめんなさい)……

敢えて言おう! 今年、やり残したことは、ありませんっ!(きっぱり!!)


初めてのサークル参加……今日は、幸せすぎました!!ヲタとして!!

本当に、今日お会いできたみなさんのおかげです!!

ばんじゃーーーーーい!!ヽ(´ー`)ノ

コミケ大好き!!!


参加したみなさん、スタッフのみなさん、おつかれさまでした!!


そして、このブログを読んでくれてるあなた、よいお年をー!!

モモーイは……ねるぷ(´ー`)