暇だからって普段書かないブログを二度も書く♪

術前に特に注意事項がなかった。
本当にのんびりした病院なんだけど、看護師さんも先生もなんだか穏やかです。

人生において、入院した経験。
早々ないものだけど、過去に2度ある。

中学2年の時、バスケ部だったあたしの膝がどうにも真っ直ぐ伸びなくなった。
半月板損傷。夏休みの最後の頃、急に決まった手術。
何が嬉しかったって、部活休めるし、みんな来てくれるし、親は結構心配して毎日好きなものを買ってきてくれたわけです。兄も姉もなんだか優しかった気がする。
手術は1時間くらいだったはず。下半身麻酔で右膝に傷が3か所。
1センチくらいのやつ。
1週間くらいで退院して、2週間後の体育祭ではちゃんと走ってた。
あたし、もしかしたら驚異的な回復力を持ち合わせていたんじゃないか?
って、思ったけど、多分・・・若さだね('ω')

二度めは忘れもしない25歳の夏。
友達と買い物に行った休日、喉が痛いな~と思いながらも気にもしなかった。
夕方、どんどん喉の痛みが増して、あり得ないくらいに目の前が揺れる。
なんかおかしい!で、帰宅してみれば高熱があって、真夏の34度を超える部屋の中で、
寒くて寒くて仕方がなかった。
そのころのあたしと言えば、よく遊んでました。
当然、親に会うのは朝くらいで、珍しく母に緊急事態だと電話を掛けた。
母ったら言ったわよ。遊びすぎでしょ!って・・・。まぁ、そうですけどね。
で、自宅で会社をやってるから廊下に出たら従業員さんに会った。
で、運悪くなのか、運良くなのか、お父さんも二階の事務所にいらしゃったようで、
あまりにおかしな様子の娘を見て、男親ってば甘い。
すぐにあたしを病院まで運んでくれた。
でも、行きの車の中、確か前日にしてた喧嘩の話を持ち出されて、勘弁してくれ~と思いながらだった記憶がある。

で、病院に着くと救急の先生が明らかに研修医で、おいおい大丈夫かよと思いながら診察された。

喉の奥に口内炎の大きなやつがバーッと出来てますね・・・。
なんとも恐ろしいことを言われたんだけど、頭も口も既に使い物にならなかったあたし。
点滴をしても熱は上がるばかり、寒さが半端なくて電気毛布にくるまってもダメだった。
内科、婦人科、消化器科、いろんな検査をしたけど、原因不明。
結局熱はそれから3日続き、これでもかと眠ったあたしは熱が下がれば夏休みの旅行に行けるのかどうかばかりを気にしてました♪

1週間で退院したけど、病名は不明。
ただ、いまだに熱が出るって日は喉の奥から口の中に異様なまでに口内炎が出来る。
これはきっと体質なんだと諦めてるけど。

で、その退院から2日であたしは友達と約束してた台湾旅行にいそいそと出かけて行き、
帰って来るなりお父さんに怒られたわけです。ごめんなさい。

さて、今回は初全身麻酔。
我が家の家系を考えると、恐らく術後は気持ち悪くなるんだろうな。
母は乳がんの手術の時も、副甲状腺の手術の時もそうだった。
母と体質が似ている以上、学習は出来ている。
が、しかし、当てはまらないといいな~と思っている。

入院準備も入院も困らない程度の知識があるのは、
嫌ってほど入院してたばあちゃんや母を見てるから。
こんな時は迷わない。で、誰も頼らない。
頼りにはならない旦那もそうだけど、いい年をして今回の手術は父も母も旦那も心配させている。らしい。
何がそうさせるのか、それは切るのが喉だから。
動脈に神経、いろんなものが通っている場所を切る。それは怖いことかもしれないけど、
案外患者であるあたしはスパッとバッサリ切って欲しくている。
もう息が苦しいのも、心臓の音が煩いのも、不整脈も、懲り懲りなのだ。

術後2,3か月で体調が落ち着くらしい。
それまでは今まであった異常な甲状腺ホルモンの分泌が治まって、カルシュウムがどれくらい体内で足りなくなるのか。
甲状腺を取ると、恐らく4つある副甲状腺も何個か摘出するんだろう。
そうなると今度はカルシュウムが体内で品薄になる。
それを平常値にするのは、あたし自身の体か、薬か。
手足のしびれや体の吊り、今まで暑くて仕方がなかった体が、今度は寒くなって仕方がないかも。
手術してみないとわからない。
でも、一生薬を飲み続けるなら、今よりはマシな方であってほしい。


案外あっけらかんと入院までの日々を過ごしています。
食べたいものを食べて、大好きなお酒とたばこを止めて、毎日たっぷりの睡眠。
術後は高音が出ずらくなるらしいので、カラオケも歌い納めて来たし、日曜は久しぶりに遠方から出て来る友達にも会う。
旦那はまったくいつもと変わらない。
この人ってば結構薄情なのかもと思ったけど、内心心配しているらしい。
大丈夫なんて早々言わない彼の口が、このところ大丈夫だからを連発している。
いやいや、大丈夫かどうなのかはお前だ!とは言わずにいる(*'ω'*)

で、サマンサさん。
彼女の今が心配。ママと離れるとろくなことにならない。
今も鼻鳴きで食べたばかりのお菓子の棚とあたしを交互に見ながら徘徊中。
多少の我儘を聞きながらも、もう少し強くなって欲しいものです。
ロゼッタを迎えたことで、サマンサの中で何か警戒心が強くなったらしい。
自分が一番だった日々はそろそろ2人一緒にアップデートしていただきたい。
ロゼさんがいないと穏やかなのに、2人一緒だともうママの隣は譲れない勢いをどこかほかに向けてくれませんかね?

ロゼッタさんは安定の睡眠中。鼻が短い犬種は夏に弱い。
過保護なまでに体温調節をしているが、本犬はまったくお構いなしに息切れするまで暴れまくる。自分の限界を恐らく知らない彼女。
ブヒブヒとイビキが聞こえないと心配になるのに、ブヒブヒはかなり煩いとも思う。
ブヒを迎えてから、愛嬌のある顔立ちに癒されまくっている。
サマンサさんはもうおもちゃでは遊ばなくなった。
でも、ロゼッタさんは全てのおもちゃが気に入っている。
その姿が数年前までのサマンサさんと被る。
全てサマンサのおもちゃだったのに、今ではわが物顔でロゼッタがあたしのだと意思表示する。
うーん、子育ては難しい。
うまいこと行かないことも多々ある。けど、我が家の娘たちはたまらなく可愛い。