「あなたが”良かれ”と思って障害者にとってきた行動 - 実は当事者からすると、迷惑だったってしってましたか?」
このキャッチコピーにひかれて楽しみにしていた番組ですが、キャッチコピーとは少し離れた内容となっていたように感じました。
しかし、番組自体は楽しかったです。
手に障害がある女性が接客する喫茶店でのドッキリ(隠しカメラでお笑いタレントさんの反応を見る)は、事実を如実に表していて興味深かったです。小島よしおさんの対応には、拍手です。
片足義足の方がエステ店に行って、
「片足なのだから料金半額にして・・・」
と交渉するシーンも面白かったですね。
1人で行った時は半額にならなかったので、2人で行って
「1人分の料金にして・・・」
と交渉するしつこさも気に入りました。1店目の人は、笑っていましたね。ジョークに気づかれたのだと思います。
気になったのは、障害者と健常者のお笑いバトルは、障害者が障害をネタにしたお笑いだったので、それは逆ハンディーではないかと思い、健常者のネタの方が滑っていたのは、少しお気の毒だと思いました。
見えない障害についても少しの時間取り上げられていて、良かったです。
全体的には、総花的だと思いました。
「良かれ”と思って障害者にとってきた行動 - 実は当事者からすると、迷惑」
にフォーカスさせたり、
車椅子でお店に入ろうとした時、盲導犬を連れてお店に入ろうとした時などの店員さんの対応や、夜の街を車椅子で散策していた時の呼び込みの方たちの対応を隠しカメラで追ってみたりなど、今回出た問題点にフォーカスさせた番組を、1つ1つ丁寧に作っていただけたらいいな~~。と思いました。
杖を突いて電車に乗っている時、席を譲っていただけるか?
車椅子でバスや電車に乗ろうとした時の職員の対応なども隠しカメラで撮ったら面白いと思いました。
これからも、このような番組を作り続けてくださいね。
この番組を企画した鈴木おさむさんに感謝!!