慢性疼痛に効く精油(モルヒネ効果) | Rera・Pirka (レラピリカ)麹町・四ツ谷/ NARD JAPAN 認定校・アロマテラピー&フラワーエッセンス スクール&サロン

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Rera Pirka(レラピリカ)/四ッ谷(麹町)はフラワーエッセンス、メディカルアロマ、ジェモ、サードメディスンといった植物療法を主体とするスクール&サロンです。長年の経験で皆様が健やかに前進していくお手伝いをしています。



ご訪問ありがとうございます。

「今日は痛みに効く精油について」がテーマです。

私は長年慢性疼痛に苦しんだ経験があり痛みは常にテーマでした。ここ2年ぐらい痛みから解放され「ふつーの生活」を味わっています。

8月の話ですが
「IFA国際アロマセラピスト連盟30周年記念カンファレンス」の報告会に参加したので、そのご報告です。


全体的テーマは「精油は身体的、心理的痛みを軽減できるのだろうか」、「がんケアにおける精油」といった痛みがテーマです。

また、アロマテラピー界の危惧も話題になったそうです。精油に関する規制の欠如、科学的エビデンスの不足、もっと統計学的、化学的に、再現性のある理論、共通性等必要ということが話し合われ、
一般製品でアロマテラピー用語乱用によって、アロマテラピー全体のアイデンティティーの危惧に直面している、ということを強調されていました。そのとおりだと思いました。

慢性疼痛にもどります。
「痛み」もいろいろありますよね。発痛源がわからないことも多い。心理、内分泌、免疫現象、
末梢神経系、中枢神経系なのか。

なお、感情的領域を侵害し、行動が変わった時に疼痛疾患と定義されます。

痛みに効くものを成分からいろいろ学んだのですが、一押しを是非是非ご紹介したいと思いました。

プチグレンです。私もいつもリピートする救急箱精油ですが、プチグレンは内因性モルヒネ様物質の産生を促す効果が高いそうです。つまり脳内モルヒネ作用が強いということですね。フランスでは痛み止めによく使うとか。
※プチグレンはビターオレンジやマンダリンの葉や茎の部分です。鎮痙攣、鎮静、誘眠、リラックス作用、抗うつ、抗炎症等いろんなことに効きますし、何より良いのは禁忌がなく安価で安心して使えるということです

そしてイランイラン。苦手な方も多いでしょうが、「イランイランの鎮痛作用はばかにできないのですよ」とバーグ校長もおっしゃっていました。抗うつ、鎮静、神経バランス維持、誘眠、鎮痛、抗炎症、血圧降下等どれも強度です。安いのがいいし、ホルモン系疾患を心配せず気軽に使えるのがいいですよね。



小石川植物園のヒマラヤンシダー

そしてシダー(ヒマラヤ)。ヒマカロールという成分がその効果を発揮して、腹部の痙攣性痛みを軽減するのにとても効果的だそうです。鎮静剤にも匹敵し、末梢作用のある作動薬(抗けいれん作用、骨格筋弛緩作用)
※ただしシダーはサトルアロマ的に使うのではなく、メディカル的に使用する場合、ケトン類を含有するため、乳幼児、妊婦さん、授乳中の産婦さん、ご老人、てんかんの方等は使用できません。ケトン類は神経毒性や堕胎作用があるのです。)

バーグ校長は「プチグレン、イランイラン、ヒマラヤンシダー」を使って痛み止めバームを作るのもいいですね、ということでした。

この3種ブレンドは確かに頚椎ヘルニアの痛みにも効きましたよ♪
ただ、もってない精油をわざわざ購入する必要はないです‼︎
精油っていかに手持ちのものを活かすかなんですよね‼︎

だからほとんどの方がもっているラベンダーを使って
イランイラン(少)+ラベンダーとか
プチグレン+ラベンダーとかでじゅうぶんです。

個人的にはカモマイルローマンも痛みで頭がどーかなりそうな時使います。私はマンダリンとブレンドしたりします♪ マンダリンは香りが好きだし、アンスラニル酸ジメチルという強い抗不安作用があります。

クローバープチグレン(少)とマンダリンのブレンドもいいですよ~♪

カモマイルローマンは中枢神経鎮静作用も強度ですし、前麻酔作用、鎮痛、鎮痙攣、誘眠等効果はいろいろ。
深~いトラウマが解放されていくし、なんといっても心底ゆるんでくるではないですか。

※もしカモマイルローマンやイランイランの香りが強すぎて苦手な方はそれらはごく少量にして柑橘系やお好きな香りを多めにしてブレンドしてくださいな。心地良いのが一番‼︎

それとフランキンセンス。この聖なる香りがあると、だんだん呼吸が深くなってきます。そして少しずつ痛みが遠のき、不安も遠のき、ゆだねられるようになります。
 これからの季節はオレンジとのブレンドがおすすめ‼︎ 聖なる香りであるととにあたたかい香り。

スパイクナードとフランキンセンスの組み合わせは恐れが強い人にもよく、神に守られる感じ霧


鎮痛作用が強い精油。
〔鎮痛作用(無痛覚)とは痛みの感覚を失わせるものを生じ、無痛覚にする鎮痛作用〕


ラベンダーアングスティフォリア、レモンバーム
アカマツヨーロッパ、イランイラン、ウィンターグリーン、カモマイルローマン、ジュニパー、ジンジャー、バジル、ペパーミント、ヘリクリサム、ラベンダースーパー(ラバンジン)、ラベンダースピカ(スパイクラベンダー)、レモングラス、ローレル


「成分」から記しましたが、どうぞ自分が心地良いと感じる香りを大事にしてください霧

参考
カンファレンス参加者(豪華虹

サルバトーレバタリア氏
ピエールフランコム氏
熊谷千津氏
クリスティンペイジ氏
ジェーンジョンソン氏
ロジャーケリー氏
ステファニーロード氏
勝山荘氏
バーグ先生は通訳です黄色い花


痛みに悩む方の参考になればと書いてみました。

慢性疼痛は希望や活力も失われていき経験している人にしかわからない苦しさがあります。何といっても終わりが見えないのは辛いです。
でも必ず軽減されていきますよ音譜 大丈夫チョキ


痛みにも「精油、フラワーエッセンス、ハーブ、また植物の存在そのもの」が私たちを助けてくれる

ということを覚えておいていただけると嬉しいです虹



追伸です
モルファンというバスオイルがあります。

モルファンはモルヒネからきているネーミングで、
痛みが強い時おすすめです。
妊婦さんでも使えます。


最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _ )m